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今日は終日、明日配信する「氷の国の一人旅」の原稿を書いていたし、鬼嫁の買い物で生協に付き合わされたりしていたので、お散歩はお預け。いずれにしろ、午前中は真夏の驟雨と紛うほどの土砂降りだったので、とてもお散歩どころではなかったのだ。
たった今、やっと原稿を書き上げた。第1巻のドラキュラを配信していたときは、ある程度のアウトラインがあらかじめ書いてあって、各号では、それに肉付けするだけでよかったのだが、アイスランド篇は下原稿なしでいきなり始めたので、週1回配信でもちょっと辛いものがある。でもまあ、始めちゃったものは仕方がないネ。計画性のなさは子どもの頃からだから・・・。
というわけで、タバコを吸いがてら、ちょっとマンション構内を見回ることにした。日中は子どもたちの歓声で賑やかなマンションも、この時間になると静かなものだ。最近は、酔っ払ってご帰還遊ばすお父さんもめっきり減ったので、見回り甲斐があるってもんだ。ついでに、廊下の常夜灯の列を1枚。さあ、これからHTMLタグを書かなきゃ。
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【使えるワザ】「深夜」というタイトルなので、深夜らしく写さなくてはいけない。常夜灯が照らす範囲以外は、可能な限り真っ暗になるよう、ピント合わせ(=露出合わせ)の時は、常夜灯がファインダーの真ん中に来るようにした。それでシャッターを半押しし、構図を変えて切った。全自動カメラの露出計の測光方式は、大概が「中央部重点測光」という方式になっていて、ファインダーの中心部ほど重きをおく測り方をする。周辺部にいくほどウェイトが少なくなるのだ。だから、できるだけ中心部で明るいものを見せてやると、カメラは「暗く」しようとするので、補正値以上のアンダーが得られる。
常夜灯の列をわざと斜めにして画面に変化をつけ、9階建ての8階までが画面に入るように2、3歩前後して位置決め。上部が空に抜けてしまうと、逆に高さの感じが出なくなってしまうので注意!単なる常夜灯の列に、ちょっとしたドラマ性を持たせるための工夫だ。どっかの階に人影でも見えると別なドラマになるが、そうそう都合よくはいかないので、逆に「深夜の静けさ」みたいなものを念頭において写した。
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