Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100
森の貴婦人 2003/07/31 THU
撮影データ
カメラ Camedia C-4100
撮影日 2003/07/31
ISO感度 100
絞り値 F2.8
シャッター 1/320
露出補正値 -0.7
WB オート
その他 絞り優先AE
コントラスト+3
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 武蔵丘陵森林公園にヤマユリを撮りに行った。天気予報は雨だなどと言っていたのに、ピーカンに近い好天で、こういう白い花の撮影にはあまり良い状況とは言えない。しかし、季節ものなので、時期がずれると被写体そのものがなくなってしまう。贅沢は言えないのだ。
 というわけで、わざと夕方を狙った。公園は午後5時に閉まってしまうので、その40分ほど前に入場し、35ミリ(2本)と中判(2本)とデジカメ(60枚ぐらい)でさっさと撮影。
 それはいいのだが、駐車料金(610円)と入場料(400円)はちゃんと1日分払えという。ヤダと言ったら、駐車料金はタダにしてくれた。入場料もせめて半額ぐらいにして欲しかったのだが、窓口のおねえちゃんが可愛かったので押しが鈍ってしまった。
 あまり珍しくもないヤマユリだが、明治時代に球根が大量に掘り起こされてヨーロッパに輸出されたため、いわゆる群落を作っているところが国中探してもほとんどない。今でも盗掘が横行しているらしく、絶滅危惧種とまではいかないまでも、野生種を撮影できる場所はあまりないのが現状だ。
【使えるワザ】こういうところで撮影していていつも寂しい想いをするのは、アマチュアカメラマンたちのマナーの悪さだ。ここは公園だが、ヤマユリは純粋な野生種で、わざわざ植えたものではなく自生しているもの。踏み荒らされるといけないので、山道の両側にはロープが張ってあって、立ち入ってはいけないことになっている。にもかかわらず、あちこちに踏み入った跡があった。実際に踏み込んで三脚を立てていたカメラマンがいたので怒鳴りつけてやった。一昨日の深谷でも、花壇の中に子どもを立たせて写真をとっていた夫婦がいたので怒鳴りつけたのだが、日本人が時代と共に悪くなってきているようで悲しい。親が率先して子どもにマナー違反をやらせる国は日本だけだぞ!
 ヤマユリは森に咲く花なので、森を背景に入れるようにした。ただ、木漏れ日がちらちらする場所だと、背景がうざったくなってしまうので、背景選びが肝心。
 絞りは、被写界深度が深いデジカメだからf2.8にしてあるが、フィルムカメラではf5.6からf8で撮った。ボケすぎては森の雰囲気が出ないし、写りすぎたら邪魔になるからだ。

読者からのメールや質問やヤジ

JUN1さんから
 お台場撮影会に参加しまーす。私の思いと一致しました。なにかと言うと、かねてから夏になったらお台場の夕景夜景を撮りたいと思っていたのです。第六台場からのレインボーブリッジと都心、第六台場からのフジTV方向(水に写るイルミネーションとデックスお台場)などをイメージしています。また、遠征の前に近場で撮影仲間の雰囲気を感じることができるということも・・。

>アベックを見ると石を投げたくなる人や、
>暗くなると人格が豹変してしまう人はご遠慮ください。

 たぶん大丈夫です・・・。楽しみにしてます。

 ps.「1日1枚」のカウンターで8887と8889を踏んだのは私です、トホホ。


返信
 歓迎します。楽しくやりましょう。

吉祥寺のおばさんから
 いつも楽しみに拝見させて頂いています。こんなに毎日よくまめに書けるものだとひたすら感心しております。
 向上心はとってもあるのですが、露出はどうやって見るのだろうと不思議に思う超初心者です。このチャンスを活かして是非キット先生に教えていただきたいと思っております。何も分からないのに、マニュアルで撮れるようになりたいと、先日Camedia C-750 Ultra Zoomを買いました。そこにある機能を使いこなして、先生のようなステキな写真を撮れるようになりたいと本気で思っております。先はながーーーいです。教えてください。


返信
 撮影会では、ずっとボクのそばについていてください。それから、マニュアルをよく読んでおいてくださいね。

ゆうこさんから
 きゃっ!キット先生お上手です。ありがとうございました。
 今日のメルマガを見て、またまた大喜びしています。私もなんの断りもなく先生の真似して直しちゃいました(^^ゞ そうなんです。影はこんなふうに見えたんです。。。
 最近デジカメを新調したので(オリンパスC750UZ)今ひとつ使いこなせていないのです。今までのは本当にオートだったので(オリンパスC-2Z)只新機能を研究中。とっても参考になりました。
 「Impression」の何気ない風景もとっても参考になってます。


返信
 写真の無断拝借で怒られなくてよかった!
唐突に決まった撮影会のお知らせ

日時:8月23日(土)午後4時から
被写体:お台場公園の夕陽と夜景とアベックと生ビール
参加費:3000円(講評会込み、交通費と飲み代は各自負担)

※今回はデジカメ中心でやります。撮影会終了後の生ビールの席で、
パソコンに画像を取り込んで、飲みながら講評会をやろうかと考えています。
現在の参加希望者は5名です。

その他詳細は手を上げた人には教えます。
アベックを見ると石を投げたくなる人や、
暗くなると人格が豹変してしまう人はご遠慮ください。

手を上げる人はこちらから。
投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー
お散歩中年ののりさんの投稿写真
 蝶の写真を送ったあとで、ウケ狙いの写真であったことを反省していましたが、暖かい講評を頂きありがとうございました。励みになります。
 田舎に住んでいると、昆虫の接写は特にすごいことではなく、何百枚も撮っていると少しは慣れて来たようです。
 添付の写真は、神社の池のゴミが画面に入らないように3倍ズームの望遠側で撮ったもので、ボケ味の苦手なカメラの特性を池に映った空の雲が補ってくれているようです(後で見て判りました)。

追伸:
 今日はキット先生の教えの効果の一例を連絡します。先日のトンボの写真で、「ゴミが画面に入らないように」と書きました。先生が何回か「ゴミ」にふれていたのが頭にあったから撮れた写真であり、参考に同じ時に撮ったマクロ撮影のものを添付します。ゴミが有るのと無いのでは写真の品位が違うことが分かりました。

 添付のハスの葉とカゲロウは、先生の「タチアオイとカゲロウ」のパクリです。真似をすることが上達の早道のようです。
 私が安物のデジカメ(フジFinePix2600Z)だけで済ませているのは先生のせいで、カメラ屋さんにとっては迷惑でしょうね。


講評
 のりさんからは何回かに分けて写真を送っていただきましたので、まとめて講評します。順番待ちの列が予想外に長くなってきているので、ご了承ください。

 トンボの写真は、3倍ズームの望遠側での撮影とありますが、最大倍率で撮ったものだと理解してよろしいでしょうか?だとすれば、これ以上引き寄せて撮ることはできないわけですから、画角的にはそれで精一杯ということですね。ピントもどんぴしゃだし、背景の雲の影も生きていて申し分ないのに残念です。

 というもの、構図上ではトンボの後の菖蒲の葉の存在がでかすぎて、主役を食ってしまっています。ゴミが写っていないのはいいのですが、手前の葦の枯れ穂がゴミと同じように邪魔になっています。シオカラトンボはたいがい群れていますので、もっと近くに止まるまで待って、引き寄せた写真(⇒)を狙ってみてください。カメラの性能の限界というのはどうしようもない壁なのですが、越えられないのなら限界に収まるまで待って撮ればいいし、収まらないならば諦めるしかないのです。

 写真というのは難しいもので、「持っている器材ではここまでしか撮れない、これが限界だ」という言い訳は通用しないのです。写真の評価には良いか悪いかの二通りしかありません。「蓮の葉とカゲロウ」の写真も同様で、構図はOK、ピントもばっちり、でも、蓮の葉がくたびれているだけでNGになってしまうのです。

 嘘つきのことを「千三つ(せんみつ)」というのをご存知ですか?千に3つしか本当のことを言わないという意味ですね。ボクは、師匠からよく、「写真も千三つ」だと言われました。自分でこれが精一杯という写真を1000枚撮って、実際に使い物になるのは3枚しかないものだというのです。プロになってみて、3/1000なら上出来、実際はもっと厳しいというのが実感です。

 今日はムシの居所が悪いのか、ちょっと辛口になってしまいました。アマチュアの方にこんな理想論を説いても始まらないのは承知なのですが、昆虫というテーマを追い続けているのりさんに対するエールだと思ってください。こないだの蝶のような写真がたくさん撮れるように祈っています。
写真を講評しますよ!
 みなさんが撮ったデジカメ写真を送って下さい。この欄で講評します。「こうしたらもっと良くなる」「こんな見方もアリだよ」など、今後の参考になる(かもしれない)意見を述べさせていただきます。本名で送ってきても、こちらで勝手にあだ名をつけさせていただきますので、撮影者名は仮名で構いません。「掲載はして欲しくないけど講評だけお願い」というのはご遠慮ください。

○ 写真はなるべくリタッチしないままで。サイズだけ640x480pxに縮小してメールに添付してください。

○ 1通のメールに添付するのは1枚だけにして、複数の写真を添付しないで下さい。重くなりすぎて届かないことがあります。

○ 使用したカメラを教えてください。

 現在の在庫は16枚です。原則として1日に1枚掲載しますので、しばらく順番待ちになります。ご容赦ください。
 それから、ひょっとしたらボクのホームページの「写楽道場」に載せるかも知れません。送り先はこちらです。