Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100
笑顔 2003/08/18 MON
撮影データ
カメラ Camedia C-4100
撮影日 2003/08/18
ISO感度 100
絞り値 F5.0
シャッター 1/80
露出補正値 0
WB オート
その他 絞り優先AE
コントラスト+1
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 この二人は、同じマンションの住人だが姉妹ではない。大きいほうは中学1年、去年まで子ども会の会長さんだった。小さい子は年中組、今4歳だ。こないだ、キャンプで指を怪我した子ということでこのメルマガに登場した子だ。小学生じゃないのだから、キャンプに参加したというのはボクの勘違いで、別の子(この写真の右端)と取り違えていた。おんなじぐらいの年頃の子が何人もいるので、ときどき、じゃなくて、しょっちゅうごっちゃになる。親がよく取り違えないものだ。
 曇り空のじめじめしたお天気だったが、日中雨が降らなかったのは久しぶりだ。どこに隠れていたのか、というぐらい子どもたちが湧いて出てきて、マンションの中庭はうるさいぐらいに賑やかだった。夏休みだもんな、このぐらい賑やかじゃないと気分も出ない。
 例によって「写真撮って!」⇒「写真頂戴!」⇒我が家の大被害、という図式になった。日中ずっとパソコンを占領されていたので、仕事がたくさんたまっている。
【使えるワザ】子どもの写真は、自分の子どもを撮っているおとうさん、おかあさんたちにはかなわない。被写体が絶対的に信頼している人の撮った写真は、ボクのような怪しいおじさんが撮ったのとくらべると、表情が全然違う。せめてもの抵抗で、「タイミングずらし」のワザを使う。「撮られる」と構えているところをわざと外して、安心しきっているところでシャッターを切るのだ。
 対抗できるのは構図だけ。人を撮るときは、できるだけ画面一杯に入れてやるのがいい。そして、画面の中央に直立という、味も素っ気もない構図を避ける。何かに寄りかかってもらうとか、こうして座ってもらうと、画面を斜めに横切る線が生じるので変化が出る。
 ちなみに、小さい画像は失敗作。露出がアンダー、表情がよそ行き、小さい子の頭に槍が刺さっている、左右と上に無駄な空間など。

読者からのメールや質問やヤジ

けんちゃんから
 キット先生、こんにちは。霧の撮影にてこずった「けんちゃん」です。
 先日は超素人の写真にご講評をいただき、ありがとうございました。先生のレタッチに「なるほどぉ〜」と感心しています。
 遠景を撮ろうとした写真は、霧を明るく白く撮ることを知らずに、濃霧をイメージして少しはなれた木立を撮ろうとしたもので、先生のおっしゃるとおり霧が濃すぎたんじゃないかと思います。

 ハイキングなどにポケッタブルなIXYを持ち歩くようになり、気ままに写真を撮っていましたが、見直してみてみればどれも日の丸写真ばかり。「お散歩デジカメ」に魅せられて大ファンになり、HPも拝見させていただいているうちに、無謀にも色々な「技」を試して見たくなってCAMEDIAを買っちゃいました。機能がたくさんあって難しいですが、写真らしき物が撮れたら又、「けちょんけちょんのコーナー」に投稿したいな。撮影会にも手を上げたいな。でも東京も仙台も遠いな。大枚の参加費と良妻(怖くて鬼嫁などとは呼べません)の許可が要るな、などと楽しみを広げています。毎日の配信、すごく、すご〜く大変だと思います。無理をなさらずにこれからも長く楽しませてください。

返信
 喜んでいただいて、かえって恐縮です。いつでもまた投稿してください。

omomさんから
 こんにちは。このめるまが、配信されるのを楽しみにしています。でも、ちょっと欲を言うと、写真の拡大を見ることができると嬉しいです。
 これは、どんな人を対象にして発行されているのか考えてみました。お酒を飲みながら(これは余計かも)、仲間に話しているようです。それも男性。以上、感想でした。


返信
 配信作業をやっているときは、たいがい飲みながらなので、omomさんの推測は大当たりです。話している相手は必ずしも男性だけではないつもりなんですけどね。おじさん言葉だから、どうしてもそんな感じになっちゃうんだと思います。

 拡大写真は難しいですね。ボクのホームページ(このメルマガの写真もホームページのサーバーから表示させています)は、最初の頃こそ「重さ」を気にして、写真の画質をかなり犠牲にしていましたが、最近は、逆に画質重視でけっこう重たい画像を使っています。中には1枚100メガを越える、常識ハズレの画像もあるぐらいです。

 それでも、サイズが640*480pxだからなんとかなるので、これ以上に大きな画像をサーバーに保存すると、あっという間に契約容量を超えてしまうことになります。今でも200メガ以上割り当ててもらっていて、1ヶ月に追加する分だけでも20メガ前後あるのですから、これ以上は負担が大きすぎます。最初の頃に作ったページ(「メコン」や「Impression」)をちゃんとした画像に入れ替えたいと思っても、二の足を踏んでいるほどです。壁紙を代理店のネムちゃんのサイトが引き受けてくれているので助かっているぐらいなんですよ。
投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー
お散歩中年ののりさんの投稿写真
 ピーカンの天気は良いのですが、お散歩にはつらいですね。
 今日はめずらしく朝6時に起きて庭のセミを撮りました。早起きのおかげで、庭では見たことがないクマゼミがいました。

 私のカメラ(フジFinePix2600Z)は、ワイド端でのマクロ以外は80センチまでしか寄れません。クローズアップと背景のボケを両立させることが難しいため、一眼レフ用のクローズアップレンズ(3号)をレンズの前にかぶせ、3倍ズームのテレ端で撮影してみました。初めてのことでもあり、殆どがピンボケでした。


講評
 のりさん、けっこう裏ワザを繰り出してきますね。クローズアップレンズとは考えましたね。安上がりだし、1枚だけなら使えます。テレ端、80センチでここまで拡大できれば、立派なもんです。特に、あんまり近づくと逃げられる、昆虫みたいな被写体には重宝しそうです。

 作品については特にコメントするようなこともありません。前がちょっと窮屈かな、というぐらいですか。でも、図鑑写真の要件は満たしていますので、これで100点ですよ。

 なお、のりさんからは、クローズアップレンズのいろんな使用例が届いていますので、そのうちに一挙掲載しましょう。みなさんの役にも立ちそうですから。
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