昨日は元息子、鬼嫁を伴って実家に行っていたので、「氷の国の一人旅」と「天才キット」の配信作業が今日にずれこんでしまった。さっき、やっとのことで配信し終わって、ほっとする間もなくこのメルマガの配信作業に取りかかったら、肝心の写真を撮っていなかったことに気付いた。おっ、こりゃ大変だ!というので、押っ取り刀でカメラを掴み、外に飛び出した。すると、いやあ、棚からぼた餅、歩けば棒、この子がちょうどボクんちのチャイムを鳴らすところだった。回覧版を届けてくれたのだ。
普段からガキどもを手なづけておくと、こういうときに役に立つ。お相手するのは大変なんだが、子どもがなつくと親もなつく。隣近所との付き合いもスムーズに行く道理だ。
ところで、回覧版は納涼大会に関するものだった。今度の土曜日がマンションの納涼大会なのだ。お台場撮影会とバッティングしたのは、ボクが単にうっかりしていただけのことだ。スケジュール管理もできないダメ写真家としては、言い訳もできない。ボクとしては、酒が飲めればどっちでもいいけどね。マンションのみなさんには謝っとこう。
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【使えるワザ】感心な子なので、可愛く撮ってあげよう。というわけで、取りいだしたるはソフトン、被写体をソフトに写してくれるフィルターである。フィルムカメラ用のものを使う。例の、片手でレンズの前にかざすワザでもいいのだが、三脚がないと片手撮りになる。そこで、ステップアップリングという小道具を使う。
多くのデジカメが、スイッチを入れるとレンズがせり出してくる仕様になっているので、ワイドやテレのコンバーターレンズを取り付けるときは、コンバーターリングというものを中間にかます必要がある。ボクのカメディアでは、このリングによって、フィルター径がカメラ本来の41oから52oに広がる。したがって、52oのフィルターであればフィルムカメラのものも使えるのだが、残念なことに、持っているフィルターの最少径は55oなので、さらにステップアップリングをかますわけだ。それにソフトンをはめ込むというわけ。
このフィルターは安い。簡単にソフトレンズの描写が得られるので、女偏(女性ばかりを撮る写真家)には重宝がられる小道具だ。ピントは合っているのにエッジが柔らかくなるので、女の子の優しさが強調された描写になる。
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