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Kit the genius' |
☆☆☆ 1日1枚 ☆☆☆
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Fujifilm Finepix4500 |
Camedia C-4100 |
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秋の陽射し
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2003/10/01 WED
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贔屓にしている写真屋の近くに彼岸花で有名なお寺がある。有名といっても、ご近所で有名なだけで、全国区ではない。したがって、彼岸花が咲き乱れるこの季節も、檀家さんのお墓参りか、ボクみたいな酔狂しか訪れるものはいない。街中にあるのだが、その割には静かなお寺だ。
彼岸花はもう盛りを過ぎていて、半分ほどはもう枯れてしまっていた。境内を見て回っていたら、お寺の奥さんが話しかけてきたのでしばらく立ち話をした。お寺で飼っている仔犬が走り回って、せっかくの彼岸花を倒しまくるので、ひと時も目が離せないそうだ。その犬ころがしきりにボクの足にじゃれついてくる。相手をしてもらいたいらしい。
陽が燦々と照りつけていたが、夏場のような暑さはまったく感じない。涼しい風が境内を吹き抜けていく。
【使えるワザ】お墓の周りの塀際にずらっと花が咲いている。盛りを過ぎた花なのでなかなか絵にはなりにくい。そこで、彼岸花にはちょっとだけ顔を出してもらうことにした。脇役である。壁に落ちた樹木の影が主役。影の部分を大きく取り入れて、日が当たっている部分と彼岸花で秋を描写した。
そのままでもけっこう陰翳のコントラストがある被写体なので、カメラ側の設定はこころもちコントラストをつける程度に抑えてある。カメラ側であんまりきつい設定にすると、日向の部分、特に肝心の彼岸花が飛んでしまう危険性が高いと読んだのだ。
彼岸花や日が当たっている壁の描写が優先する。日陰の部分はどうせ黒く潰れるのだから、露出は日向部分で合わせるようにする。
もう一台の愛機であるファインピクスはマニュアルでの露出設定ができない機種なので、こういう場合は以前何度も解説したことがあるダミーを使ったシャッター半押しで露出を決めたものだが、カメディアはありがたいことにマニュアルAEが可能。明るい部分にだけ露出を合わせたいときには、影の部分がまったく入らない位置でシャッターを半押しし、表示される絞り値とシャッター速度を記憶しておき、その数値をマニュアルでセットしてから写せばいい。簡単だ。 |
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撮影データ |
カメラ |
Camedia C-4100 |
撮影日 |
2003/10/02
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ISO感度 |
100
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絞り値 |
F6.3
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シャッター |
1/400 |
露出補正値 |
-0.7 |
WB |
オート |
その他 |
マニュアルAE
コントラスト+1
彩度+2 |
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バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。 |
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☆読者からのメールや質問やヤジ☆
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▼tamacoちゃんから▼
先日バリの写真を講評して頂いた者です。自分の写真が取り上げられるのって、結構嬉しいものですね(*^_^*)
ご指摘通り、実はせっかくのホリデーにもかかわらず前半3日間はほとんど曇りか雨でした。でもこの時は雲の間から薄日が差したため、思わずデジカメを構えてしまったという次第です。また轍の件、おっしゃる通りですね。手でその部分を隠すだけでも、随分すっきりした構図になることがわかります。さすがです!これからは頑張って走ります(^^ゞ
ちなみに、確かにフィルムカメラ歴は下手の横好きで10年程やっております。それも年に数回旅行するときに風景を撮るばかりですが、編集をしている友人経由で旅行会社の広告に使用してもらったことがあり、気をよくして今回投稿してみました(^^;)
フィルムでもデジタルでも、まだまだ勉強することは多いと思いますので、また機会があれば是非投稿させて頂きます。 これからも楽しく、かつ役に立つメルマガ、続けて下さいね☆
▼返信▼
かなり撮り慣れていると思いましたが、やっぱり。旅行会社のパンフに採用されるぐらいだから、もともと良いセンスをお持ちなのだと思います。走ればもっとよくなりますよ。
▼ししどじょうさんから▼
こんばんは、早速に対処策をお教えいただき有難うございました。
小生も今までのユードラバージョンで何の不自由も感じませんでしたので、バージョンアップを実行しておりませんでした。これが原因でした。貴台ご指摘のとおりにユードラ5.1Jの最新版をダウンロードしたところ「お散歩デジカメ」のメイン画像やリンク画像がバッチリでした。
おかげさまでこれからはメルマガの写真、データ、ウイットに富んだ講評etcを参考にさせていただき、楽しい写真作りに挑戦して行きたいと思ってますので、今後ともよろしくご指導のほどお願いいたします。貴メルマガのますますのご発展をお祈りいたします。取り急ぎご報告と御礼まで。
▼返信▼
ふむふむ、当てずっぽうでもいいからなんか言ってみるもんだ。よかった、外れじゃなくて。
▼stardustさんから▼
欠席届、撤回しまぁ〜す。ベベッカムさんに今日呼び出され、
「お散歩デジカメ見たか?日程表が発表になった、カメラ 愛好家の日の丸さんが地元を案内してくれるのだから
ツア−なんかじゃ行けないポイントを知ってる筈だ。行かない手はない。stardustよ付き合えっ」
との仰せです ベベッカムさんには普段から公私共に何かとお世話になってる関係上、余程のことがない限りお断りできません。車の席にまだ若干の余裕が有りましたら参加させて下さい。但し、一人だけってぇ--のは、やですよ・・・。勝ちゃんは鬼嫁と下田へ予定が組まれてるそうです。気の毒に!! もっとも、先日カメラを壊わしゃって目下入院中ですけどねっ。ご愁傷様です。
[第2便]
間に合ってよかった。私の体調まで気使かっていただき有難うございます。お忙しい先生にこんなお願いをしては(提案)なんですが、先月のお台場の時に参加者のお名前、通称名、メ−ルアドレスのプリントしたのを頂きましたが、ああゆうのを頂けると特に初参加者にとっては有り難いですね。紹介されるときに、あの名簿なるものを見ながら、「あぁ、この人がよくお散歩欄に登場する人か」とか、ご一緒してて、話が合ちゃってその後メ−ル交換するようになったり。てぇな事もありえます。
もう一つ、バスガイドさんが持ってるような旗、紙でもいいですが、Kitとか書いたものがかざしてあると、待ち合わせ場所で解かりやすく、助かりますね。とっ、ベベッカムさんが言ってました。
▼返信▼
永遠のライバルであるかっちゃんが参加できないのは残念ですね。でも、おしゃべり好きのヘベッカムさんが一緒だと、車の中で退屈せずに済みそうです。
名簿の件、了解です。バスガイドの旗は考えときます。 |
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投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー |
▼伊良湖のじいちゃんの投稿写真▼
けちょんけちょんコーナーに!です。手筒を50枚写しました。
距離、無限に固定。F値、1.8に固定。S/スピードとISO感度オート。カメラ、C5050Zに一脚使用。1200ピクセル、500Kバイトのものを640ピクセルにリサイズ。加工なし。
▼講評▼
どこのお祭りか知りませんが、すごく勇壮なものですね。一度実際に見てみたいものです。少なくとも、この写真を見た人にそう思わせるほどの、迫力のある写真です。
撮影に際してAFをオートではなくマニュアルで無限大にセットしたのは正解です。こういうちょっとしたワザが使えるということは、かなり経験豊富だとお見受けしました。夜間のピント合わせは、かなりの上位機種でもオートではなかなか一発で決められないことが多いし、ゆっくり構えていられないこういうイベントのときは、前もってマニュアルで合わせておくというのは写真家にとっては常識なんです。多分、見物人が大勢出ていて、三脚は使えなかったのだと思います。一脚を用意したのも準備万端でした。
下部をぎりぎりまで狭くした構図はとても効果的です。しかし、それにしては上部と右側がちょっと抜けましたね。こういう緊迫感があるシーンは、余白部分をなるべく作らないほうが、緊張感のある絵になります。ズームに限界があるデジカメではなかなか思ったように切り取れない恨みはありますが、もし可能ならもっと寄った撮り方のほうが良かったでしょう。参考までにトリミングした画像をつけておきます。 |
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【撮影会のお知らせ】
東北シリーズの申込みを締め切りました。
最後の駆け込みが2名あったので、
参加者は8人になりました。
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