Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100

鉄兜 2003/10/22 WED
 今日は実によく働いた。というか、非常にスムーズに筆が進んだので、一番やっかいだと思っていた「公式文書」がすんなりと仕上がってしまった。昨夜はわずか3時間ほどしか眠っていなかったけれども、どうもボクは、睡眠不足のほうが頭が冴える傾向にあるようだ。よく考えてみれば、ボケーッとしているときや、酔っ払っているときのほうがいい写真が撮れるような気もする。これは、ちょっと自分の生き方を見直してみる必要がありそうだな。うんと遊んでろくに眠らず、始終酒を喰らっているといい仕事ができる、そういう人生もありかもしれない。
 などということを考えてにんまりしていたら、今日の写真を撮っていなかったことに気がついた。郵便局に行ったついでに、近所の陸橋の下で雨を避けながら1枚。パソコンで開いてみたら、あんまりいい出来じゃなかった。やっぱ、まっとうに生きることにしよう。
【使えるワザ】 お天気は雨だし、ところは陸橋の下だし、被写体はただの街灯だし、そのまま撮ったのではつまらない。たとえわずかでも立体感と被写体の存在感を強調すべく、コントラストを最高に上げてある。
 手前の街灯と奥の落書きの双方にピントが欲しいので、手持ちで撮れるぎりぎりまで絞った。それでも、落書きのほうは多少ボケている。画像を縮小する過程でわずかにアンシャープマスクをかけているが、それでもちょっときつい。本来なら三脚を使うべきところだ。
 この写真でなにを表現したかったのか、などと聞かないでいただきたい。んなこと聞かれても答えられない。ただ、こういう写真が撮りたかっただけなんだよ。
撮影データ
カメラ Camedia C4100
撮影日 2003/10/22
ISO感度 100
絞り値 F6.3
シャッター 1/25
露出補正値 -0.7
WB オート
その他 絞り優先AE
コントラスト+5
彩度+1
バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。

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読者からのメールや質問やヤジ
▼吉おばちゃんから▼
 kit先生、東北シリーズ、本当に楽しかったようですね。ご苦労様でした。みなさんの和気藹々とした雰囲気は先生のお人柄のゆえだと本当に思います。

 ということで16日の撮影会、参加させて下さい。雨が降らないことを切に祈っております。よろしくお願いします。
▼返信▼
 昭和記念公園撮影会のメインテーマは紅葉だし、メインイベントはバーベキューパーティーなので、雨はご勘弁願いたいですね。前日あたりから、てるてるさんにご祈祷でもお願いしましょうか。利き目がありそうですよ。
▼ちえさんから▼
 お帰りなさい。東北撮影会おつかれさまでした。

 デジカメでオーロラが写せますか? との質問に早速お返事いただきありがとうございます。とってもお忙しいなか、時間をさいて無知でカメラ知識のない私に懇切丁寧におしえていただき、有難いやら申し訳ないやら、感激でいっぱいです。
 プリントして何度も読み返しています。正直言って難しい。極寒地の撮影は大変なのですね!先生のHP「氷の国の一人旅」とってもご苦労さま。

 これを機会に眠っているカメラを起こして、身近なものからチャレンジします。ありがとうございました。お体ご自愛くださいませ。
▼返信▼
 この件について、砂名ちゃんからメールが届いていますので、転載します。デジカメでオーロラが撮れた、というホームページがあるそうです。見てみましたが、使用した機種はかなり高価なものだし、ノイズに関してのコメントはありませんでしたが、よかったら覗いてみられてはいかがでしょうか。

▼砂名ちゃんからの返信▼
 オーロラの撮影をご希望の方にですが、「毎朝お届けする水彩画」の田中千尋氏が、スウェーデンはアビスコで、1月の厳寒期に撮影したオーロラの写真をサイト上で掲載しておられます。フィルムカメラ、デジカメ、両方の撮影に成功しており、撮影機材の詳細、撮影方法について情報を開示しておられます。一度、ご覧になってはいかがでしょう。「ちょっとスナップ写真を」というわけにはいかないようですが…。カイロをタオルでグルグル巻きにしたフィルムカメラは-40℃で作動しなくなり、デジカメ(これはちょっと高いヤツです)が活躍して驚いた、と書いておられたのが印象に残っています。
<撮影方法と機材の項><オーロラ(2)の項>
▼薄頭の鷲さんから▼
 塩竈撮影会は滞りなく済んだようで、ご馳走や、美味しい「浦霞」の話に羨ましい限りです。
 酒癖の悪いといわれるKIT先生の世話で、ねを上げた方はおられなかったのでしょうか?(冗談)撮影のほうも快調でしたか。近いうちに作品にお目にかかれることでしょう。
 愚作品の講評有難うございました。カメラの特性が判らず、KIT先生お薦めのアンダーで写しましたが、アンダー過ぎたようです。通常は補正+/−0でよろしいでしょうか…。吾妻高原、大内宿で写してきましたので、まもなく送ります。お手数ですが講評(酷評)をお願いします。
▼返信▼
 このメールの後で送っていただいた写真も拝見しましたが、どうも、お手持ちのカメラの露出傾向はかなりアンダー目の仕様になっているように見受けられます。次回からは、念のため、補正なしとマイナス補正の両方で撮っておくようにされてはいかがでしょう。露出をどうするかは、被写体によっても違うものだし、表現意図によっても大きく変わるべきものです。何度も繰り返していると、カメラの癖が感覚的に分かるようになるので、そうなるまでは無駄打ちが一番手っ取り早い対処法ですよ。
▼ネムちゃんから▼
 キット先生こんばんは。アゲハチョウと彼岸花の講評ありがとうございました。
 講評の中に縦位置の写真とありますが、縦位置もちゃんと押さえておきました。しかし、どれも蝶と彼岸花との感じがイマイチでしたので、今回はこの写真がその点では一番良かったので講評をお願いした次第です。確かに壁紙にしようとすると横位置の方が良いので横位置で撮りますが、最近は縦位置も撮るようにしています。僕も先生同様、縦位置の写真の方が好きなように思います。

 先日、奈良の明日香村稲渕の棚田を撮ってきました。雨上がりでしっとりとして良い感じでしたよ。
▼返信▼
 ネムちゃんもずいぶん遠くまで遠征するようになったね。稲淵の棚田の彼岸花はすごいでしょう?ただ、カメラマンや観光客が多すぎて大変だけどね。
▼さっちゃんから▼
 本日夕方配信されました「輝く太陽」を拝見いたしました。毎度、目からウロコが落ちています。カメラ・レンズの数が多いほど、光が滲むからその辺りを絞りによってカバーすること、少し分かるような気がしてきました。ありがとうございました。今後も初心者向けによろしくお願いいたします。
▼返信▼
 いえいえ、どういたしまして。ボクも、少なくとも知識面では初心者レベルなので、特に初心者向けと意識して書いているわけではありませんよ。でも、お役に立てば幸いです。ただ、ときどき間違ったことを書いてしまうこともあるので、頭から信用してはいけません。
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 巾着田撮影会の参加者の作品を講評と共にアップしました。土砂降りの中での苦労がうかがわれる作品ばかりです。こちらからご覧下さい。
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▼hermesさんの投稿写真▼
 Kit先生、講評をお願いしたい写真がもう1枚あります。
 先日の彼岸花の撮影会の2日後再度、彼岸花に挑戦してきました。当日は撮影会の日とは打って変わって晴天でしたが、その分人出も半端な数ではなく驚いてしまいました。実は私、地元に長年(20年くらいになりますが)住んでいて、彼岸花の最盛期の休日に巾着田を訪れたのはこれが初めてでした。ここ数年、毎年この秋の季節は長期出張が多くて巾着田を訪れる機会がありませんでした。

 この写真はちょうど太陽の光を受けて彼岸花が輝いて見えたので急いでシャッターを切りました。構図は2日前の撮影会で先生が撮られた、彼岸花のひげの部分を拡大して、ひげに雨のしずくが玉のようになっている写真がヒントになりました。よろしく講評お願いいたします。


講評
 露出がぴったりでしたね。これが甘いと、彼岸花の色はピンク色になってしまって、レタッチしてもなかなか本来の色が出なくなるものですが、最初からこういう発色が得られれば大成功です。背景がかなり暗いので、多分-0.7から-1.0ぐらいのマイナス補正をされたのでしょう。

 撮影モードは接写モードでしょうか?背景のボケがとても綺麗ですね。彼岸花そのものには光が当たっているらしく、蕊(しべ)の輝きがいいアクセントになっています。満点の作品です。

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撮影会のお知らせ
 11月の撮影会は、東京・立川市の昭和記念公園です。有名な銀杏並木を始めとして、さまざまな紅葉が見られる都会の穴場です。
秋の一日、のんびりとお散歩気分の撮影を楽しみましょう。

日時: 11月16日(日)午前10時ごろより各自勝手に入場して撮影を始めてください。
受付: 公園内のバーベキュー広場で午前11時ごろより受付けを開始します。撮影の途中で立ち寄ってください。
集合: 午後零時半に受付け場所に全員集合してください。昼食はバーベキューパーティーです。
用具: 予備の電池、予備のメディア、雨具、防寒具、三脚
(受付場所にて、パソコンへの画像取り込みいたします。メディアが一杯になった方はどうぞ。)
講評会: 午後4時ごろから、場所を移して講評会を行ないます。会場は決定次第通知します。
会費: 5000円(バーベキューの費用含む。講評会会場費は別途)
交通: JR青梅線西立川駅すぐ前
URL: 昭和記念公園のHPはこちらです。

参加申込みはこちらから。
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