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Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100

2004/01/10 SAT
 お散歩ネットの暇人たち8名が、台東区の谷中でミニ撮影会をやった。今週月曜日の目黒に続いて2回目である。彼らが勝手にやっている仲間同士(と言ってもけっこう初対面という人がいる)の撮影会だから、もちろん、ボクが出て行く義理はない。頼まれてもいないし、日当が出るわけでもない。
 しかし、どういうわけか出かけてしまう。今日も、午前中に急ぎの仕事だけをやっつけて、午後から彼らに合流した。
 谷中近辺はそもそもボクが鬼嫁を見初めた場所だし、若い頃はこのあたりに週に一度は出没していた。懐かしい場所である。当時に比べると、下町の風情はずいぶん薄れてはいるが、それでも、ただぶらぶらと歩いているだけでも退屈することがない。今日は暖かかったし天気も良かったので、楽しい午後を過ごさせてもらった。真っ昼間から酒が飲めたし、夕方には根津の焼き鳥屋で一杯、幸せである。
 おっと、日当なしじゃなかった。焼き鳥屋は奢ってもらったんだった。みなさん、ゴチでした。
【使えるワザ】  谷中墓地があるところなので、このあたりはほとんど軒並みといっていいぐらいにお寺がある。そのお寺の塀である。この写真を撮った直前に、和服姿の老婆が手に献花の花束を持って通り過ぎた。気がついたときには時すでに遅し、絶好のシャッターチャンスを逃してしまった。悔しいので、その塀の前でしばらく待機、次に通りかかったこの人が犠牲になったというわけ。
 真っ白い塀に日が照りつけているので、F11まで絞っても1/500が切れる。常時設定の-0.7補正では人物は完全なシルエットになるし、白壁そのものも白ではなくグレーになってしまう。したがって、このシーンでは補正ゼロ、感覚的にはプラス0.7から1の補正である。もっとも、-0.7のままであっても、この程度のアンダーならレタッチでどうにでもなるから、あえて補正ダイヤルをいじる必要はない。逆に、白いもの=プラス補正という固定観念に縛られると、塀は真っ白に飛んでしまってレタッチできる範囲を超えてしまう。なるべくアンダー目に撮っておくというのが今日の教訓である。
撮影データ
カメラ Camedia C4100
撮影日 2004/1/10
ISO感度 100
絞り値 F11
シャッター 1/500
露出補正値 0
WB オート
R(+),B(-)
その他 絞り優先AE
コントラスト0
彩度+5
バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。

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▼はるこちゃんから▼
 キット先生、こんにちは。はるこです。
 泉涌寺のわけのわからない質問写真に講評をありがとうございました。先生のおっしゃっておられるように、「本堂が特殊な位置にある〜」が私のお聞きしたかったことです。が、悪い癖が出てしまいました。自分が知っていること、あるいは場所は、ほかの方も知っていると思い込んでしまうことです。 前に先生が、撮影の意図をはっきりと書いていない写真は、講評しづらいと書いておいででしたよね。 すでに講評をお願いすべくお送りしてしまったものがありますが、次からは気をつけてお願いいたすことにします。ありがとうございました。
▼返信▼
 どういたしまして、ご遠慮なく、どんどん投稿してください。
▼いけだくんから▼
 おめでとうございます。高校の後輩、池田です。
 頂いた年賀状の写真に惹かれ、初めてこのサイトを覗き、味わい深い写真を楽しみました。いまでも、作曲して下さった「初恋」大事に持っています。しかし、想像の先輩像とは全く違うこのサイトの明るさに、目が眩む思いでした。御活躍を!!
▼返信▼
 いやいや、どうも、お恥ずかしい。人生半ばでの転身でいろいろありますが、おかげさまで楽しくやっています。ずいぶん長い間、貴君のコンサートにもご無沙汰していますが、うちの鬼嫁はときどきでかけているようです。時間がとれれば、ボクも聴きたいと思っています。よろしく!
 (オペラ歌手の池田直樹さんからのメールです。いまや、二期会の副会長として、わが国のオペラ界を背負って立つ重鎮です。)
▼セラさんから▼
 キット先生、セラと申します。
 お散歩デジカメを毎日拝見しながら勉強させて頂いております。すばらしい先生や皆様方とお知り合いになる事が出来てとても嬉しく、毎日の生活の支えになっています。

 写真が大好きで沢山撮って勉強もしたいのですが、自分の自由時間がなかなかとれません。いつも撮影会のご様子を拝見しながら、いつか参加できたら…と指をくわえているばかりでした。今日の伊良湖撮影会への先生のお誘いメッセージを拝見して、いてもたってもいられなくなりました。

 ただどうしても一泊することができませんので、28日、又は29日のどちらか一日だけでも参加させて戴けたら…、往復の時間を考えると、ほんのすこしの時間しか居られないと思いますが、それでもお許し戴けるなら、飛んで行きたいと思っております。正式の参加とはいえませんが、ご許可戴けませんでしょうか?よろしくお願い申し上げます。
▼返信▼
 喜んで許可しますよ。おいでになるのなら、2日目のほうがいいでしょう。神島に渡って自由撮影の予定です。遅くとも午後4時には解散になりますので、お帰りの便がいいと思います。お目にかかるのを楽しみにしています。
≪お散歩ネット・Kit-Photoグループ≫
 お散歩ネットは、撮影会に参加した人たち、いつかは参加しようという人たちのメーリングリストです。メールでの情報交換、画像掲示板を使った写真のけなしあいなどが連日行なわれています。メンバー数もどんどん増えています。
現在の会員数は99名です。
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最高齢は70歳以上、
デジカメ好きなら誰でも歓迎!
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▼せろこちゃんから▼
 明けましておめでとうございます。アイコンが不気味な、せろこです。旧年中は散々なる酷評、ありがとうございました。M女(精神的にだけです、念のため)と化して、それを快楽にかえていく所存であります。なので、今年もよろしくお願いします。

 さて、今回の写真です。
 部屋の中の、鉢植えのカニサボテンを撮ってみました。外からの陽射しが強かったので、レースのカーテンでやわらげてみました。私は花のクローズアップの場合は、優しく、柔らかく、可愛らしくを心掛けてきました。でも今回は、思いっきり違った表現をしてみました。なんか・・・まるで私のアイコンのようになってしまってますが、こんな花もアリでしょうか。露出は、そのままでも良かったのですが。赤い色の凄み的なもの、いえ鮮やかさをだしたくて、マイナス補正してみました。
 ISO50 、1/60 秒 、F4.9、露出補正ー1、14時03分、カメラはキャノンS30です。講評、よろしくお願いします。


講評
 非常に意図が明確な、いい作品です。まだちょっと、光のコントロールが甘いところが見られますが、露出を思い切ってマイナスに補正し、赤の鮮やかさを出すとともに、背景を黒く潰したのが良かったですね。
 構図的にはかなり窮屈な感じを受けますが、それがかえってこの花の凄みを描写しています。なまじ空間を空けると、その印象が薄れてしまうので、これで正解です。

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海の幸と富士山とくれば、
撮影どころじゃないかもしれない大会
1月の撮影会は西伊豆の海岸線を巡りながら、富士山や冬の海の風景を撮影します。東京からはバスを仕立てますので、講評会も車内で行ないます。

日時:1月25日(日)午前8時渋谷集合、帰着は午後9時30分予定(日没と同時に沼津発)
撮影場所:沼津市内、戸田町内
会費:3000円+バス代(80,000円を人数割り)+各自食事代
講評会:帰途の車中でテレビに画像を投影しながら行ないます。飲み物などを持ち込んで、楽しくやりましょう。

現在、参加申込みは13名です。バス会社との折衝が妥結し、料金が少し安くなりました。現在のところ人数割りで6150円、1人増えるごとに安くなる画期的なシステムを採用しています(笑)。
申込みはこちらから。

撮影会の地方シリーズ参加者を募集中です。
第2回中京シリーズ
2月28/29日
愛知県伊良湖岬
申込み

現在、申込み20名です。
第1回関西シリーズ
4月10/11日
奈良県吉野山
申込み

現在、申込み13名です。
撮影会ネットの撮影会は、デジカメ初心者のための撮影会です。
ネット会員以外の方も数多く参加されています。
できるだけお金をかけないで、写真と仲間同士の交流を楽しむことが目的です。
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