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ねんねこ家 |
2004/01/12 MON
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マンション連合のオルグで、ほとんど一日中よそのマンション巡りをやっていたので、今日は1枚も撮っていない。写真はおとといの谷中ミニ撮影会での1枚である。
現在、わが町には約200棟の分譲マンションがある。ボクんちのマンションが第一号だが、最近は雨後の筍にように建てられているので、どうも、この分でいくと、遠からずわが町もミニ東京の様相を呈しそうだ。しかし、行政はまったく我関せずである。東京西部の諸市が10年ほど前に抱え込んだ問題が、いずれわが町にも発生するのは目に見えているのに、まったくそれが見えていないようなのだ。
というわけで、マンション住民の力を結集して、今のうちから市に対する働きかけを強めていこうじゃないか、というのがマンション連合の理念である。でも、力を結集するったって、指をくわえて見ているだけでは前に進まないので、10軒ほどのマンションが言い出しっぺになって、ボランティアで説得活動を始めたというわけ。ボクの担当地域には20軒ほどある。回るだけでも大変だが、理事長さんに会わないことには話にならないので、どうしても休日が稼働日になってしまう。お陰で、写真は撮れないけれど、歩くのだけはイヤと言うほどできる。 |
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【使えるワザ】
坂道の途中にある店である。ねんねこ家・・なんでも、かなり有名なお店らしい。さあ、今から焼き鳥屋!という時間なので、暗い。シャッタースピードは絞り開放でも1秒である。いくらプロでも手持ちでは撮れない。
坂道のこちら側は塀になっている。その塀にカメラの背面を押しつけて、ノーファインダーでシャッターを切っている。これまで、三脚がないときのスローシャッターの裏ワザに関してはいろんな方法を述べてきたので、読者のみなさんは当然この程度のワザは体得しているだろうと思っていたのだが、同行していたお散歩ネットのみなさんから「へ〜っ」という声が出ていたので、ご存知なかったようだ。確かに、電柱や木立ちにカメラを押しつけて、とか、手摺りや地面に置いて、というワザは書いた記憶があるが、背面を押しつけるワザは初めてかな。まあ、応用ワザだと思えば、それほど感嘆するようなものではない。 |
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撮影データ |
カメラ |
Camedia C4100 |
撮影日 |
2004/1/10
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ISO感度 |
100
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絞り値 |
F2.8
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シャッター |
1秒 |
露出補正値 |
-0.7 |
WB |
オート
R(+),B(-) |
その他 |
絞り優先AE
コントラスト0
彩度+5 |
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バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。 |
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☆読者からのメールや質問やヤジ☆ |
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▼クロニャンさんから▼
パソコンがおかしくなってメールがこなくなった。問い合わせるとサーバーにはあるので、そこから読めるとのこと。読みに行くと読めるのもあるが、「お散歩デジカメ」は数字やアルファベットが並んでいるだけ。やっと読めるようになったので古いほうから読んでいます。
この「独りだけの初詣」、写真も好きですが題名も良い。私は写真音痴らしく、せっかくの作品もいいなあーと思うのは少なくて、題が好きなほうが多いくらいです。こんな音痴に毎日の配信と時々の質問にお答えいただき有難うございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
いいなあーと思うものが少ないと言った舌の根どころか、先が乾くまもなく、「枯れ木と老人」、いいなあーと思ってしまって、あららの気分です。SF映画の1シーンの中に自身も登場することがあるので読みつつ笑ってしまいました。 |
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▼返信▼
おっと、写真じゃなくて題名ですか?確かに、題名も大切ですよね。でも、毎日毎日題名を考えるのもけっこう疲れるので、時にはいい加減な付け方もしますよ。反省して、今後は少し真剣にやります。 |
▼てるてるちゃんから▼
teruteruです。
最近やっと写真データに目が行くようになって来ました。キット先生の写真は彩度をプラス5にしたものが多いような気がしますが、彩度をあげることで写真にどんな効果が出るのでしょう?教えてください。 |
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▼返信▼
彩度を高めると、写真の色合いが鮮やかになります。カメラが読み取った色の信号を、原色に近い信号に、不自然でない程度に置き換えるわけです。これはもちろん、レタッチソフトを使えばできることですが、三原色を一つ一つ調整する作業は時間がかかるので、カメラ任せにしているわけです。いい子はちゃんとTIFFなりRAWで撮って、自分でやりましょうね。 |
▼けんけんさんから▼
いつも気になるが、先生の「コントラスト」と「彩度」の調整です。 例えば9日の「夕陽のスタジアム」ではコントラストを「0」にされていますが、これはWB「曇天」との関係でしょうか。「曇天」設定なのにコントラストを強くすると「晴天」のイメージでメリハリが付き過ぎるとかいうことなのでしょうか。 |
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▼返信▼
いやいや、上のてるてるちゃんのご質問ともダブりますが、本来ならばカメラから取り出した画像を、パソコン上で仕上げるのが正しいやり方だと思います。しかし、どうせ最初からjpegで撮っている(つまり、画質劣化を受け入れている)わけなので、パソコン上でやるのが面倒な彩度調整はカメラにやらせ、パソコン上で簡単にできるコントラスト調整は、カメラにではなく自分でやっているというだけのことです。
ちょっと長くなりますが、詳しく述べます。
デジタル画像をjpegで保存するということは、すでにその時点でファイルが1回圧縮されていることになります。TIFF画像で撮ると、同じピクセルサイズであるにもかかわらずファイルサイズは大きくなりますね。それは、圧縮されていないからなんです。
ですから、本来ならば、1回圧縮された(=画質劣化した)jpegではなく、TIFFなりRAWで撮影するのが正しいやり方だと思います。
しかし、それだとメディアがすぐに一杯になってしまうし、シャッター間隔も長くなるし、パソコンに取り込むのも時間がかかるし、レタッチするにも時間がかかります。なので、余儀なくjpegで撮っている(TIFFで撮るのは、大切なコマだけ)わけです。
さて、jpegで撮った画像をパソコンに取り込んでレタッチすると、それで圧縮が2回かかることになり、ますます画質は劣化します。ですから、カメラの中に組み込まれているアルゴリズムに信がおける場合は、カメラ任せにしてしまったほうがいいわけです。ただ、WEB上に掲載する写真はどのみち縮小しなければならず、それで1回分の圧縮を経てしまいますので、その縮小時に一緒に、簡単にできるレタッチは、カメラにやらせるのではなく、自分でやったほうが信用できるという考えなわけです。お分かりでしょうか? |
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≪お散歩ネット・Kit-Photoグループ≫ |
お散歩ネットは、撮影会に参加した人たち、いつかは参加しようという人たちのメーリングリストです。メールでの情報交換、画像掲示板を使った写真のけなしあいなどが連日行なわれています。メンバー数もどんどん増えています。 |
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投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー |
▼お魔女さんの投稿写真▼ |
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お魔女(おマゾ)です。よろしくお願い致します。
不本意にも、ベストタイミング逃し写真です。夕方オレンジ色の西日が射す森で、正味20分ぐらいで50枚以上撮りましたが、1枚も納得出来るものはありませんでした。最良の数分間は、狙っていた構図(角度)ではレンズに光が入ることがわかり、またモデル(犬)と息があわず・・・(笑)。これは、すでに時を逃して暗くなってしまっています。
タイトル〜暮れ方の森
Canon Power Shot A70、プログラムAE(ISO400, 1/25, f2.8)、評価測光、露出補正0、WBオート、色効果モード:切。
プログラムの設定をどうしていいかわからず、今回テスト撮影と思い、感度と測光法、ストロボ非発光だけ選択し、途中で変えてみたりもしませんでした(状況がどんどん変わり、余裕有りませんでした)。光の美しさや森を撮りたいのに、犬の存在の是非は・・・それは私の作風?(〜生意気ですが)ということで、どうか突っ込まないで下さい。足切り、カメラ目線は一応作意でした。右端耳の横は、あと1ミリでも余白が有れば良かったと反省。何となくピンが甘いのは、手ぶれかもしれません。犬の後ろの斜めにうるさい枝も、処理すべきだったか、迷えるところです。
▼講評▼
作風なので犬の存在の是非は突っ込むな、とおっしゃいますが、この写真の一番の、最大の、いや、最悪の問題点である犬の存在を言わないで、いったい何を講評しろと言うんですか?ボクに言わせれば、この風景に飼い犬を組み合わせるなんて、悪趣味以外のナニモノでもありません。心霊写真のほうがまだマシです。
足切り、カメラ眼線が意図的なものだということですから、わざとこんな気持ちの悪い写真を撮ったということですね。これじゃあ、せっかくの可愛い犬も可哀想ですよ。こないだの「森の中の小さい犬」のほうがまだ救われます。いやはや・・・!
まあ、一応ご質問ですからお答えしますが、[1]耳の横は1ミリでも何ミリでも、犬がいないのが一番ですから好きにしてください。[2]ピントが甘いのは手ブレでしょう。[3]うるさい枝、邪魔ですね。犬がいてもいなくても邪魔です。この写真の上半分だけを横位置で撮ってあればいい写真でした。[4]マイナスに露出補正すべきでした。[5]こういう深さがある風景をプログラムAEで撮っては絶対にいけません。どういう状況であろうと、プログラムAEは使わないに越したことはありません。この写真の場合は、絞り優先AEで、F5.6以上に絞るべき環境です。当然、三脚が必要になります。[6]レンズに光が入るときは、太陽の直射光が木で遮られる位置から撮ればいいのです。わずか数十センチ横に移動するだけのことですよ。[7]作為を捨てて、綺麗な風景を綺麗に、可愛い犬を可愛く撮ってあげることを考えられてはいかがですか。1枚の写真に1つのテーマ、これが基本です。 |
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海の幸と富士山とくれば、
撮影どころじゃないかもしれない大会 |
1月の撮影会は西伊豆の海岸線を巡りながら、富士山や冬の海の風景を撮影します。東京からはバスを仕立てますので、講評会も車内で行ないます。
日時:1月25日(日)午前8時渋谷集合、帰着は午後9時30分予定(日没と同時に沼津発)
撮影場所:沼津市内、戸田町内
会費:3000円+バス代(80,000円を人数割り)+各自食事代
講評会:帰途の車中でテレビに画像を投影しながら行ないます。飲み物などを持ち込んで、楽しくやりましょう。
現在、参加申込みは13名です。バス会社との折衝が妥結し、料金が少し安くなりました。現在のところ人数割りで6150円、1人増えるごとに安くなる画期的なシステムを採用しています(笑)。
申込みはこちらから。
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撮影会の地方シリーズ参加者を募集中です。 |
第2回中京シリーズ
2月28/29日
愛知県伊良湖岬
現在、申込み20名です。 |
第1回関西シリーズ
4月10/11日
奈良県吉野山
現在、申込み13名です。 |
撮影会ネットの撮影会は、デジカメ初心者のための撮影会です。
ネット会員以外の方も数多く参加されています。
できるだけお金をかけないで、写真と仲間同士の交流を楽しむことが目的です。 |
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「写真が表示されない」「投稿できない」など、操作上のトラブルに関するQ&Aを設けました。
困ったことがあったらまずこちらへ。 |
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