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無人のスタンド |
2004/01/18 SUN
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ちょっと風邪気味である。昨日のミニ撮影会が小雪まじりの天候だったので、それが響いたのかも知れない。喉に、痛むほどではないが、やや違和感がある。もっとも、風邪にはここ15年ばかり縁がないので、風邪のひき始めらしいというだけで、実際に風邪かどうかの確信はない。大事をとって家にじっとしていることにした。
ところが、こういう日に限ってお誘いがある。埼玉スタジアムを見に行かないか、というのである。誘ってくれたのは、日頃なにかとお世話になっている県の役人さんなので、無碍にお断りするのも気が引ける。スタジアムの隅から隅まで見せてくれるというのもちょっと魅力だ。天気もいいし・・。
というわけで、隅から隅まで拝見した。試合があるときと違って、がらんとしたグランドや観客席がとても美しく見える。
このスタジアムは、月に何回か一般人を施設見学させてくれるツアーをやっているのだが、それだと500円かかる。今日はタダ。嬉しいね。
ツアールートにもなっている貴賓席や皇族用休憩室、選手ロッカーなども見せてもらった。案内してくれたねえちゃんが、そういうところに限って「写真撮ってもいいですよ〜」と言ってくれるが、あんまり関心はない。写真撮らせてもらうのなら、やっぱり観客席がいいな。 |
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【使えるワザ】
今日の１枚は日陰部分と日向部分の露出差が大きいのでとても難しい。
誰もいないと思っていたグランドに係員が出てきた。慌ててカメラを向けた。露出差が大きいときは、とにかく何枚も撮っておくことが大切。露出補正を変えつつ、なおかつ、シャッター半押しの時の画面全体の明暗を変えながら、目盛りでは追いつかない微妙な補正を施す。ボクのカメディアは補正幅が1/3刻みなのだが、このように、シャッター半押し時点でカメラに見せてやる画像で、その1/3より細かな補正をしてやるわけだ。この写真の補正は、データ上は-0.7（-2/3）だが、実際はそれよりほんのわずかだが明るめになっているはず。カメラをほんの少し下に向けて、日陰部分を少し増やした画面でシャッターを半押ししている。 |
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| 撮影データ |
| カメラ |
Camedia C4100 |
| 撮影日 |
2004/1/18
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| ISO感度 |
100
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| 絞り値 |
F4.5
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| シャッター |
1/320 |
| 露出補正値 |
-0.7 |
| ＷＢ |
オート
R(-),B(+) |
| その他 |
絞り優先ＡＥ
コントラスト0
彩度+5
ＰＬフィルター |
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バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。 |
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▼かよちゃんから▼
壁紙とメルマガと、２日続けてすばらしい富士山を拝めて大変幸せです。ありがとうございました。ここのところ浦安からも丹沢のむこうに富士山が見えます。皆様の富士山撮影会が好天に恵まれますよう祈っています。すてきな写真をたくさんとってきてください。楽しみにしています。
追伸：キットさんの年賀状の「桜と忘れ雪」の写真は３年くらいまえの４月１日の写真ではないでしょうか？いろんな出来事のあった日なので今でも妙によく覚えているのですが。。。とても情緒豊かな写真でわたしも大好きです。 |
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▼返信▼
ピンポン、その通りです。花見の季節なのに突然雪が降り出したので、大急ぎで近所の河原に駆けつけて写しました。ちょうどいい具合に傘をさした人が通りかかってくれたのでラッキーでしたね。ものの１５分ぐらいで雪は止んでしまいましたが、しばらく心臓がドキドキしていました。 |
▼くろさんから▼
吉野山]4月10/11日を受け付けて頂いたクロです。
>すぐに退会手続きをされたことがおありのようなので、おそらく、メールの洪水に溺れかけたのだろうと推測しています。
ご明察です。仕事に使っているMacにメールが溢れるように入って驚きました。早速「ダイジェスト」にさせて頂きました。
HPでインタビュウ形式Q&Aはキット師匠の生きざまが伝わって来ました。すぐプリントアウトしてファイルしました。
トイレでもテニスコートでも仕事の脅迫観念に取り憑かれた、不自由な自由業（工業デザイナー：サラリーマンには戻らない・戻れない）の日常の中で、もう１度カメラを楽しもう、写真でなくカメラというのが問題ですが・・・職業柄メカを楽しむ傾向があるのです。
高校生の頃（40年前）LIFE誌に載る写真に熱中していました。初任給２ヶ月分の大枚を、働いたらまっ先に返す約束で親戚から借金して、M社のSR1にレンズ１本55mmF1.4付で買い、オーバーホールしながら20年間使い続け宝物でした。その後独立してからは、機材ばかり増やしながら仕事上の記録写真しか撮っていません。最近はデジカメの即時性にハマり、フィルムは冷蔵庫でカミさんの厄介物になっています。
最近はCD／Mavicaで、無闇にシャッターを切るようになっています。デジカメはメカニカルな昔の35ミリより使い切るのが格段に難しいと感じています。マニュアルを読み切るのがまず大変、メニュー、ファンクション、カーソル、ボタンと、その時理解できても、記憶して使い切るのが大変です。デジカメも絞りとシャッターダイアルだけのカメラって企画して欲しいものです。
そして今インドの女流写真家 Ami Vitale に大変興味を持っています。女性の視点、特に人を撮る時に、ジェンダーっていうか、性差があるように思うのです。
今後ともメールを通してのご指導宜しくお願い申し上げます。 |
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▼返信▼
撮影会ネットにようこそ。みんなと一緒に写真を楽しみましょう。最近は真打用と二つ目用の画像掲示板がもっぱらメンバーの交流の場になっています。くろさんの写真が登場するのを楽しみにしています。
確かにおっしゃる通り、デジカメは詰め込めるだけ機能を詰め込むというのが各社の競争原理になっていて、なんだか写真の原点を置き忘れているんじゃないかと思うことがありますね。しかし、操作を覚えてしまえば、それはそれで便利であることは確かです。特に、フィルカメにはないホワイトバランス、コントラスト補正、彩度補正という機能は使えます。それに、なんと言ってもランニングコストがかからないというのが大きいですよね。
ヴィターレの写真はボクも好きです。真似のできない感性だと思っています。 |
▼ネムちゃんから▼
キット先生こんにちは。ご無沙汰しております。虫の息ではありますが何とか生きております。
昨年末から、少し落ち込み気味で、まだそこから完全に脱していません。そんな中、今年に入ってから、結婚などの理由で退職者が出ることになり、さらに落ち込みが激しくなってきました。今は普段の仕事プラス、求人活動etcでてんてこ舞いです。
ところで話は変わりますが、2月の撮影会への参加は、公私共に忙しく難しそうです。とても残念です。日の丸さんや他の新しいメンバーの人たちに会うことを楽しみにしていたんですが…。
でも参加者20人は凄いですね。もう「こじんまり撮影会」とは呼べなくなってきましたね。当日の移動の手段は確保できているのでしょうか。先生も本業に加え、メルマガの配信、撮影会と大忙しですが、体調を崩されないように気をつけて下さいね。
※息子たちは嫁さんの実家へ行ってしまい、今とても寂しいです。嫁さんはともかく、子供の顔を見れないこと、遊んでやれないことが最近の落ち込みの最大の原因だと思うようになりました。気付かないうちに、子供に救われていたんですね。 |
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▼返信▼
伊良湖岬撮影会で会えると思って楽しみにしていたのですが残念ですね。ずいぶん忙しそうだとは思っていましたが、それほどとは・・・。でも、人生忙しいうちが華ですよ。仕事をしていれば落ち込むような出来事があるのが当たり前で、いちいち気に病んでいては、さらに自分を追い込んでしまうことになります。できるだけ時間を作って、子どもたちと遊んであげてください。弟が生まれたばかりなので、お兄ちゃんにとっては今が大事な時ですよ。 |
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| ≪お散歩ネット・Kit-Photoグループ≫ |
| お散歩ネットは、撮影会に参加した人たち、いつかは参加しようという人たちのメーリングリストです。メールでの情報交換、画像掲示板を使った写真のけなしあいなどが連日行なわれています。メンバー数も100名を突破しました。 |
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| 投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー |
| ▼はるちゃんの投稿写真▼ |
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はるちゃんです、こんにちは。お散歩デジカメで、講評をありがとうございました。
あんなに長く、丁寧に書いてくださって、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ホントですよ！おっしゃってくださったこと、とてもよくわかりました。プリントして何回も読み直そうと思います。
たしか、あれは、急かされるように「まず１枚」と思ったのですが、掲示板で見ると、おばあさんの表情もわからないし、変な写真だなと我ながら思いました。でもあの場では、暗い堂内に、光が射していて神々しい雰囲気に感激したことは確かなのです。何枚も撮っています。ネガの方でも。
明るい場面と暗い場面がある画像はいけないのでしょうか。今日は、それをお伺いしたくて、一枚添付してみます。アンコールトムの「ライ王のテラス」で撮りました。これは、結構気に入っているのですが、どうでしょう。他にも子供たちを撮ったので気に入ったのがあります。またいつか。
そうそう、私はＪ１発足時から、浦和レッズの熱狂的なファンなので、さいたまスタジアムの写真（１月９日）は、わけもなく嬉しかった。もっともレッズの根拠地は、浦和の駒場ですが。去年は、ナビスコカップで優勝しましたが、今年はＪ１で、初優勝を！全日本にも２〜３人が選ばれるようになりました。
どこにお返事しようかと、よくわからないので、前から書き慣れているここにします。お散歩専用掲示板は、常連ばかりで、ちょっと入りづらいのです。
25日が富士山の撮影日なのですね。その日は、オーストラリアです。じいちゃんに、「遊んでばかりいるばあちゃんだ」と言われそうですが、近所の友達と８人で行きます。こういうきれいな国は、あまり写真を撮りたい気持ちにはならないような気がします。カンボジアは、琴線に触れる場に数々出会いました。でも、写真ができてくると、それが表現されていないことにがっかりしています。
▼講評▼
こないだの写真といい今日の写真といい、難しい光の状態ばかりですね。こういう露出差（明暗の差）が大きいシーンはデジカメがもっとも苦手としているシーンなのです。
以前、ラチチュードという言葉について解説したことがありましたが、ラチチュードとはフィルム（デジカメの場合はＣＣＤ）で捉えられる明暗の範囲のことで、実は、デジカメというのは、一般にラチチュードが狭いと言われているポジフィルムよりも、もっとそれが狭いのです。ですから、うんと明るい部分とうんと暗い部分があるシーンでは、どちらかに対象を絞って作画してやらないと中途半端な写真になってしまいます。
で、そのどちらかですが、暗い部分に焦点を絞ると明るい部分は飛んでしまって、非常にみっともない写真になることが多いので、どうしても明るい部分を中心に描写して、暗い部分は潰してしまうという撮り方を選ぶことが多くなります。黒い部分が多いのは意外と気にならないものですし、むしろ、写真が引き締まって見えるので、そのほうが好まれるというわけです。
投稿写真ですが、肉眼では写っている範囲のものはすべて明瞭に見えているわけですが、デジカメで写すとラチチュードから外れた明るい部分は飛んでしまいますし、暗い部分は黒く潰れます。それを見越した上で露出を補正してやる必要があるわけです。
この写真はおそらくオートＡＥで撮ったものでしょう、カメラが暗い部分をなんとか写してやろうとした結果、明るい部分が飛ぶ寸前になっています。
こういう場合は、思い切って露出をアンダーに補正してやり、暗い部分は切り捨てるつもりで写すことです。明るい部分をあくまでメインと考えて構図を考えます。そうすれば下の参考画像のようなものになるでしょう。暗い部分はすっかり見えなくなってしまいましたが、その分、明るいところがくっきりと浮かび上がる結果になるので、うんと見栄えの良い作品に仕上がります。
はるちゃん、今日の１枚もさいたまスタジアムですよ。オーストラリアの写真も見せてください。 |
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海の幸と富士山とくれば、
撮影どころじゃないかもしれない大会 |
日時：1月25日（日）午前8時渋谷集合、帰着は午後8時予定（日没と同時に沼津発）
撮影場所：沼津市内、戸田町内、修善寺町内
会費：3000円＋バス代（80,000円を人数割り）＋各自食事代＋施設入場料
講評会：帰途の車中でテレビに画像を投影しながら行ないます。飲み物などを持ち込んで、楽しくやりましょう。
【晴天の場合の撮影ポイント】
沼津、戸田の海岸線から富士山を狙います。撮影ポイントはたっぷり。
【曇天の場合の撮影ポイント】
柿田川湧水群、虹の郷、修善寺梅園（撮影日前後に満開となりそう）、修善寺温泉入浴も可。
【雨天の場合】
沼津御用邸、虹の郷、伊豆洋ランパーク（撮影許可取得済）、江川邸、韮山反射炉、希望があればイチゴ狩り、温泉入浴。
参加申込みがさらに２人増えて16名になりました。現在のところ人数割りで5000円、１人増えるごとに安くなる画期的なシステムを採用しています（笑）。残席はあと７名分です。
申込みはこちらから。
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| 撮影会の地方シリーズ参加者を募集中です。 |
第2回中京シリーズ
2月28/29日
愛知県伊良湖岬
現在、申込み19名です。 |
第1回関西シリーズ
4月10/11日
奈良県吉野山
現在、申込み13名です。 |
撮影会ネットの撮影会は、デジカメ初心者のための撮影会です。
ネット会員以外の方も数多く参加されています。
できるだけお金をかけないで、写真と仲間同士の交流を楽しむことが目的です。 |
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「写真が表示されない」「投稿できない」など、操作上のトラブルに関するQ&Aを設けました。
困ったことがあったらまずこちらへ。 |
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