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☆ 1日1枚 ☆☆ 
Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100 SH505iS EOS 1D MarkII

ガード下 2004/08/04 WED (No.473)
 久しぶりに銀座に出た。朝も食べずに午前中に神田で1件用事を済ませ、その足で7丁目のライオン。お散歩ネットのHPを作ってくれているhanaちゃんと打ち合わせである。たまたま今日は「ビールの日」とかで、生ビールが全品半額、普段の行いというものはこういうときに威力を発揮するのであった。
 大ジョッキを2杯で我慢して、日本一稿料が安い某出版社へ。ここが出している別の雑誌ではたまにお仕事を頂戴しているが、今回は別の編集部がお呼びであった。ま、大した打ち合わせではないので、酒気帯びでも支障はない。同じく酒気帯びのhanaちゃんも同行。編集長は「なんてやつらだ」と思ったに違いない。
 hanaちゃんと別れ、映画を観にいった。「ブラザーフッド」、韓国映画である。韓国ものといえば、夜の11時ごろから某国営テレビ局でやっている韓国ドラマを鬼嫁が一時熱心に見ていた。世間ではえらく評判になっているらしく、世間の流れに乗り遅れたくないという強迫観念に取り付かれている鬼嫁は、こういう場合は自己の判断力をまったく失ってしまうことが多い。その彼女が最近は観るのを止めた。「くだらない」し、「主役がかっこよくない」んだそうだ。わずかに残った判断力が、今回ばかりは働いたのだろう。
 で、その「ブラザーフッド」だが、戦争シーンの真迫性だけが突出した印象。ストーリーは韓国ドラマと同じで、「ありがちな」程度のものだった。1800円で損得なしというところだな。
撮影データ
カメラ Camedia C4100
撮影日 2004/8/4
ISO感度 100
絞り値 F4
シャッター 1/250
露出補正値 -2/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 換算40mm
その他 手持ち撮影

バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。



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【使えるワザ】
 ライオンから日比谷に出るには必ず山手線のガードをどこかでくぐらなければならない。そのガード下にはこの手の飲み屋が軒を並べていて、もちろん、夜の誘引力はボクなどには効果覿面だが、どういうわけか、昼間のうら寂しい表情も好きだ。日比谷から有楽町にかけての界隈、神田駅周辺、御徒町から上野界隈、どこも昼間の表情に味がある。何軒かは昼間から飲ませてくれるところもあるので、それも好きになる要因のひとつだ。
 たまたま通りかかったこの一角で、食材納入のトラックが目の前に止まったので、運転手のおっちゃんが降りてくるところを狙って1枚撮った。このあと、出版社→映画と時は進み、薄暗くなるころにもう一度ここに戻ってきたことは誰も知らない。
読者からのメールや質問やヤジ
Tonyさんから
 通常プリントはしませんが、今回の北海道写真は何枚かプリントをしました。でも、モニターの色がでません。ペーパーをPICTORICOに変更後は多少ちかづきましたが、まだ鮮明な色がでません。プリンターはPM-4000です。アドバイスいただけませんか。
▼ミズくんから返信▼
 こんにちは、Tonyさん。
 普通は、プリンターの付属ソフトやドライバー任せの設定だと、モニターの表示よりも派手に補正されて印刷されてしまうのですが、逆の様ですね。プリンタードライバーの設定が自動とかメーカー推奨でうまくかないとしたら、手動で調節して近付けることになるかと思います。PM-4000PXは顔料インクなので、ツルツルピカピカの印画紙的な仕上がりよりも、マット紙の落ち着いた色調が合うかも知れません。私も顔料インクのプリンターを使っていますが、ツルピカを欲しいときは、写真屋さんに出しています。
Unsayさんから
 unsayです。
 hanaさん、相沢さん、k_tsubaki(北海道)さん、コンテスト入賞作品を作りかけのブログにアップしました。感想などいただければ幸いです。
▼hanaちゃんから返信▼
 hanaです。
 拝見しました。あのお魚と子供の写真のことだったのですね。色合い、背景と添景の持ってきかたなど大好きな写真で、しっかり保存してある1枚でした。文句なしですよ。あれだったら入賞に誰もが納得だと思います。


▼k_tsubakiさんから返信▼
 お早うございます、k_tsubaki(北海道)です。
 拝見致しました、とても素敵な作品ですね。袋の中の小魚まで撮影に協力していますね(まるで撮影の瞬間を観察する様な目線)。ビニール袋が反射している処も好いなぁ。画面全体の色合いが統一されていて雰囲気がとても良いですね・・、額に入れて時々眺めたい作品だと思いました。


▼Sattyanから返信▼
 unsayさん、おはよう。Sattyanです。
 おめでとうございます。
 先ず、セピア調が後々まで残り好印象です。構図もまた参考になりますし、学ぶべき点多し・・・今後も期待します。
吉おばちゃんから
 キット先生、
 先日はメルマガで私のブログを紹介してくださって有難うございました。びっくりしました。でも日陰にいたNY行きが認められたことは、とても嬉しかったです。Daiちゃんやキャットさんからさぞいっぱいお話をお聞きになったことと思います。
 本当にこの間のことはいろいろご迷惑をかけっぱなしですみませんでした。暖かいご配慮とても感謝しております。

 ところで私のブログに先生のもリンク張らせていただいてよろしいでしょうか。

 週末もまた撮影にお出かけになったようで、さぞお疲れのことでしょう。たまにはゆっくりお休みになってと申し上げたいところですが、毎日配信しなければならないとしたら、それもままならないですよね。でも暑さが続くことですから、どこかでゆっくりお休みの時間もおとり下さいますよう。まずはお礼まで。
▼返信▼
 いやいや、どういたしまして。ニューヨークの写真、なかなか素敵でしたよ。久しぶりに基地おばちゃんの作品を拝見して、やっぱり「タダモノじゃない」と思いました。ブログにリンクを貼っていただけるそうで、ありがとうございます。
 今日は、昼間からビールを飲んで映画を観て、久しぶりにのんびり過ごしました。英気十分です、ご安心ください。
6月のネット撮影会作品集をアップしました。
ふぉとぎゃら」の「ネット撮影会作品集」から
ご覧ください。
棚田の写真をブログで公開しています。
美しき棚田」でご覧下さい。
自転車デジカメ 連載第35回
日本百名山自転車紀行
−明るい旅情編−
丸山 晃
第4章 夏

■ 筑波山に登る
2004.08.03 (火) 筑波山登山
 天気予報では午後から天気は下り坂という。気圧が不安定らしい。こういう時には登っても山頂は雲の中ということが多いのかもしれないけれど、何とか今日筑波山に登ってしまいたい。どうやら雨は降るとしても午後からとのことなので、午前中に登ってしまうつもりで出発した。
泊まっている宿のおじさんが、「お兄さんどこから来たの?」と尋ねるのでしばし迷って「鹿児島です」と答えたら、「ひょええっ!?おい、鹿児島から自転車で来たんだって!」ともっともな誤解をされてしまった。今住んでいるのは鹿児島だけれど、自転車で来たのは市川からなんだ、ということを説明するのはなかなか難しい。
 「で、こんなふうにして自転車で旅しているの?どこまで行くの?」
 「んー。一応仙台を目指しているんです」
 「ひょええっ!?おい、仙台まで行くんだって!」とまた驚かれてしまう。
 「ははぁたいしたもんだねえ。で、今日はどこへ行くの?」
 「筑波山です」
 「自転車で。へええ。気をつけてね。天気も午後から崩れるみたいだし、早めにここへ帰っていらっしゃいよ。お兄さんの部屋特別きれいに掃除しとくから」
 「あ。ありがとうございます」
 8時に出発した。

筑波山へと向かう。自転車道も整備されていた。
 学園都市の真ん中にある宿から筑波山のふもとまで、約20キロある。自転車でほぼ1時間の距離だ。今日は早め早めに行動したかったので、がんばってこいだ。学園都市を抜けるとあたりは稲穂の海になる。その中をよく整備された自転車道が筑波山へと伸びていく。やはり山頂は雲の中か…。

 筑波駅(鉄道は通っていない)から筑波山神社までは3.2キロの登りだった。筑波山神社の標高は230メートルなので、例えば標高1100メートルまで自転車であがった天城山などに比べればたいしたことはないはずなのだが、思ったよりきつい。久しぶりの長距離自転車行なので身体がまだ順応していないのだろうか。ようやくたどりついたら汗びっしょりだった。

みなの川(男女川)源流
 筑波山神社に参拝してから、表登山道を登り始める。この道はだいたいケーブルカーの線路に沿って設けられている道なのだが、ケーブルカーの気配を感じる箇所はたまにしかなかった。
 それにしても暑い。水分を補給する先から汗が滴り落ちていく。疲れるのも早い。これが夏山か…と思う。が、たまに涼を感じさせてくれる場所があって、その1つがこの「みなの川源流」だった。
 筑波山というのは主に「男体山(871m)」と「女体山(876m)」の2つのピークで構成されているのだが、その山懐から流れ始める一筋の流れがある。「男女川」と書いて「みなの川」とよばれるその流れは、百人一首の中にも、「筑波嶺の嶺より落つるみなの川 こひぞつもりて淵となりぬる」と歌われている。

 さて、この登山道をたどると御幸ガ原という場所に出る。男と女2つのピークの鞍部にあたるところで、ケーブルカーの山頂駅もここにある。ここから男体山山頂まで約10分、女体山山頂まで約15分、そういう場所だ。御幸ガ原だけでも十分眺望が得られるのだが、まずは男体山山頂を目指した。

山頂から学園都市方面を望む
 山頂までたどりつくと、小さな祠が1つ。男体山本殿だ。アキアカネやシオカラトンボなど、さまざまなとんぼが飛び交っている。こちらも眺望は決して悪くないが、あまり百名山の山頂という雰囲気でもなかった。
 このところ頻発している雷による被害なども考えるとなるべく早く動いてしまいたいのだが、けっこう疲れている。御幸ガ原に下りてから一回休憩した。麓のコンビニで買ったグレープフルーツゼリーがうまい。

 ほっと一息したところで、もう1つのピーク女体山を目指した。標高もこっちのほうが高いので、女体山のほうがメインのピークという扱いなんだろう。途中、がま石というおもしろい形の石があった。そういえば筑波山はがまの油売りで有名だったっけ。たら〜り、たらり。

山頂にて
 これ以外にも、女体山からつつじがおかへの道にはいろいろとおもしろい形の石があって、特徴をとらえた名前がつけられている。
 やはり、女体山のほうが百名山の山頂というにふさわしい景観だった。うっそうと茂る樹林の上にせりだすように岩がぼんぼんとある。360度の眺望は緑が基調。田んぼの緑だ。向こうに霞ヶ浦が霞んでいる。
晴れていれば富士山や北アルプスもが見えるらしいが、今日は無理だった。それでも久々のパノラマに、しばしじっくりと見入った。

がま石
 筑波山は標高1000メートルにも満たない山だが、それでも百名山に選ばれたのはその歴史ゆえという。それほどに日本人に親しまれてきたこの山から見下ろす景色は、ほぼ一面の田んぼだった。アキアカネにオニヤンマ、トンボたちもあいかわらず風に舞っている。

 山頂で30分ほど過ごして、弁慶の七戻りを経由、つつじがおかとの分岐を筑波山神社のほうへたどり帰途についた。神社に下りたところでぱらぱらと雨が舞ったが、じきあがった。
走行時間:2時間24分07秒
平均速度:時速18.4キロ
走行距離:44.23キロ
積算距離:1760.9キロ

≪お散歩ネット≫
 お散歩ネットは、撮影会に参加した人たち、いつかは参加しようという人たちのメーリングリストです。メールでの情報交換、画像掲示板を使った写真のけなしあいなどが連日行なわれています。 現在、会員数は240名、
最年少は7歳、最高齢は80ん歳、
デジカメ好きに隔てはありません。
お散歩ネットに参加する
Powered by groups.yahoo.co.jp


7月、8月の撮影会
(講評会場予約のため、参加するには申込みが必要です。)
8月の撮影会

8月14日(土)
川越小江戸の街並みを撮る
15日の予定でしたが、
14日に変更になりました。

申込み

現在、申込み7名です。
9月の撮影会

9月4日(土)
房総の海と棚田の風景
鴨川の大山千枚田と
房総の海や港を巡ります。
申込み

現在、申込み6名です。
撮影会ネットの撮影会は、デジカメ初心者のための撮影会です。ネット会員以外の方も数多く参加されています。できるだけお金をかけないで、写真と仲間同士の交流を楽しむことが目的です。
今後の予定
10月2、3日(土、日) 第2回東北シリーズ
民俗の里遠野の風景[申込み]
11月中旬(1週間程度) ラオス・タートルアン大祭と世界遺産の町ルアンプラバン(参加費25万円前後の予定)[申込み]
12月23日(祝) 都内・撮影会と忘年会[申込み]

ネット撮影会
8月のお題は8/1に発表予定でしたが、
練習が必要になりそうなのでちょっと早めに発表します。
■ テーマは『ご近所の有名無名スポット』です。
■ 6枚以内の組写真で、ご近所の有名無名なスポット1ヵ所の「観光パンフレット」用写真を撮ってください。いつも行くショッピングモール、町内の児童公園、いつものお散歩公園など、どこでも構いません。「ちょっと行ってみたくなる」ような魅力をアピールしてください。ただし、すでにパンフレットなどが刊行されているスポットはカンニングが可能なので評価を下げます。カラーでもモノクロでも構いません。当然ながら、1枚1枚の写真の評価と同時に、組写真としての出来も評価します。
■ 撮影期間は8/1〜8/20、応募締め切りは8/22。組写真のすべてを一括して、順番を明記の上送付してください。
■ 
【重要】 個々の写真にウェイトをつけていただきます。特に見せたい写真、参考程度に加えておきたい写真などの区別のことです。画像の大きさを次の3種類に縮小した上で応募してください。ウェイトを高くしたい画像は大きく、そうでないものは小さく縮小するということです。
[1] 長辺640px
[2] 長辺480px
[3] 長辺320px
■ 
【重要】 個々の写真にはかならず「キャプション」をつけていただきます。写真を説明する短いコメントのことです。このキャプションもパンフレットの重要な要素になります。タイトルはスポットの名前(たとえば、「越谷市民文化会館」というふうに)にします。サブタイトルも可です(たとえば、「市民の憩いの場」など)。
■ 
【重要】 今回は撮影データの添付は必要ありません。レタッチも自由です。トリミング、水平調整も可とします。ただし、レタッチの内容は必ず明記してください。原画を送付する必要はありません。
■ 応募点数は一人2点(2組)を限度とします。講評料は1点(1組)につき3000円です。
応募に際しては必ず応募規定をご覧下さい。
「写真が表示されない」「投稿できない」など、操作上のトラブルに関するQ&Aを設けました。
困ったことがあったらまずこちらへ。