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天国への架け橋 2004/10/24 SUN(No.554)
 宿泊した佐世保から島原までは2時間ほど。7人が車3台に分譲して向かう。集合場所の島原城には鹿児島からまるちゃんも到着していて、今日の撮影会は総勢8人になった。
 武家屋敷街を手始めに、各自勝手に島原市内を散策し撮影。こじんまりした町なので市街地ならば歩いて回ることができる。しっとりと落ち着いたいい町だ。
 昼食は島原名物の具雑煮。島原の乱のときに天草四郎に率いられて篭城した原城で農民たちが兵糧としたという謂れがある。小ぶりの餅が五個ほど入った雑煮だが、名前の通り魚介類や各種の野菜がたくさん煮込んであって美味である。
 午後から雲仙岳を間近に見る仁田峠に上る。すでに紅葉が一部始まっていて、その紅葉と雲仙岳噴火の際に火山性ガスによって立ち枯れた木立ちとが入り混じった風景がなかなか幻想的だった。多くの犠牲者を出した火砕流の痕はまだ当時そのままで、10年を経た今も草木は育たず、赤茶けた水なし川の様相を見せている。麓の方を見ると、その火砕流が島原市の裾のあたりまで延びていて、市の背後を眉山がブロックしていなかったら、市全体が火砕流に呑み込まれてしまっていたであろうということがよく分かる。
 今日まで参加のせんさん、mimiさん、みさちゃん、まるちゃんと仁田峠で別れ、原住民Sattyanの先導で口ノ津まで下り、海岸で大村湾に沈む夕陽を撮影。今回の撮影行はこれまでずっとお天気に恵まれ、毎日いろいろな夕陽が撮れた。海に沈む夕陽は同じものだが、撮影する場所やそのときの天候状態、大気の状態によってまったく違う写真になる。鹿児島の長崎鼻、野間池、長崎の九十九島、今日の大村湾と、これだけ夕陽が撮り溜めできれば、わざわざ九州までやってきた甲斐があったというものだ。
撮影データ
カメラ

CANON
EOS-1D MarkII
EF 35-350mm USM
撮影日 04/10/23
ISO感度 200
絞り F16
シャッター 1/4000
露出補正値 -1.0
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 270mm
その他 三脚
レタッチソフト 縮小専科


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【使えるワザ】
 宿泊は小浜温泉。ゆったりと湯に浸かり、おいしい海鮮料理に舌鼓を打った。泊まったのは雷山さん、Ukiukiさんとボクの3人。
 ところで、土曜日の中越地震による松之山の被災状況がまったく分からずにやきもきしている。地元の知人たちになんども電話しようと試みているのだが、まったく通じない。新聞やテレビで見聞きする限り、特に松之山のことは報じていないようなので、おそらく深刻な状態ではないのだろうと見当をつけてはいるが、確報がないので不安が募る。東京に戻った2日後には松之山に行く予定なのだが、果たして行けるものかどうか、週末の萱刈りボランティアはどうなるのか、気がかりでしようがない。
 今日の一枚だが、こういう「天使の道」を写しこむのはさほど難しいことではない。レンズの中での光の屈曲を利用するだけだから、レンズには太陽が捉えられているが、画角には入っていないという微妙なところに太陽を置いてやればいいだけである。レンズというのは丸いものだから、当然それで捉えた画像は丸い形をしている。その円形の真ん中部分だけを四角に切り取ったものが写真になるわけだから、その切り取った残りの部分に太陽が入ってればこういう描写になる可能性がでてくるのである。ただし、確実にこうなるという保証はない。レンズの性能やそのときの光線の強さ、角度などが微妙に影響するからだ。ファインダーでは確認できないことが多いのでダメ元で一応撮っておく部類の写真である。
!緊急告知!
茅刈りボランティア募集!
松之山在住の友人、木暮さんが中心になって、
萱葺き民家の保存、復元活動に取り組んでいます。
応援してくださる方を募ります。
以下は、母体となる「奥越後茅屋根応援団・茅屋(KAYAYA)」の
パンフからの抜粋です。ボクも参加します!
ご一緒しませんか?
私たちは松之山町に在住している者です。
松之山町は日本屈指の豪雪地帯です。
ここには雪国ならではの生活文化がさまざまに息づき、
茅葺き民家もその生き証人のひとつです。
でも、目の前で茅屋根民家が壊されるのをせつない思いで、何度も見てきました。
そんなせつなさから、茅屋根を保存・復元していこまいかと、
「奥越後 茅屋根応援団 茅屋(KAYAYA)」を立ちあげました。
この地に生きてきた人々の小さな茅葺き屋根は、
頼母子講や結いなどで、村人たちが助け合いで維持してきました。
それに習い、茅屋根民家に住む人達とそれに関心を寄せる人達が協力し合うことで、
茅葺き民家の誇るべき景観や屋根葺き技術、そこでの暮らしを
未来につなげていきたいと思っています。
いま私たちは、手探りの状態で活動を開始したばかりです。
今後、茅屋根の構造、材料調達方法の今昔、所有状況、所有者の意識などを調査し、
茅葺き民家の保持・復元に何が有効か、模索していくつもりです。
金も知恵も乏しい私達は、まず汗を流すことを選びました。
茅刈りボランティアを募集します。
今後、茅場の復元や屋根葺き作業などの活動を継続していく計画でいます。
■期日
10/23-24、10/30-31、11/6-7のいずれかに参加してください。
■宿泊
松之山町の古民家にての民宿。食事や交流会での料理は、地元産有機無農薬の米や野菜が食材です。
■参加費、宿泊費
1泊4食つき2,800円(ボランティア保険含む)
交流会の酒代は実費。酒、名産品、手料理などの持ち込み歓迎。
2泊以上の連泊を希望の方は1泊3食2,000円。
温泉入浴料は別途400円。
■スケジュール
1日目
10:00 浦田克雪センター集合
10:30 説明会・茅刈り開始
12:00 昼食
13:00 茅刈り再開
17:00 仕事終了
18:00 松之山温泉入浴
19:00 夕食交流会
22:00 就寝
2日目
06:30 朝食
08:00 茅刈り開始
12:00 昼食
13:00 茅刈り再開
15:00 仕事終了、解散
ボクは11/6-7に参加します。車に同乗可。地震の影響で交通が途絶気味なので、10/30-31は不参加としました。
申込みはこちらへ。
現在、3名の方が名乗りを上げてくださっています。

読者からのメールや質問やヤジ
小春さんから
 おはようございます。
 まずは、新潟方面のメンバーの皆さん、震のお見舞い心より申し上げます。わたしは、生まれ育ったところが伊豆で、大きな地震を2回ほど体験しているので、身にしみてわかる気がします。大変だと思いますけれどがんばってください。

 ところで、掲示板でのコメント&メッセージを毎回ありがたく読ませていただいてます。ありがとうございます。
 今まで、デジカメを使うことがあっても、せいぜいピントに気を使うくらいで、設定はデフォルトのまま・・。何たって、日付が2000年元旦のままで平気でいたくらいですから(^^ゞ

 それがあそこに投稿するようになって、いろいろな設定があることを認識し、みなさんのアドバイスを読みながら、わからないことが何なのかが、わかってきた段階にまでやっときました。今、自分でも本を読んだりして、鈍くなった脳みそに知識として詰め込もうとしているところです。(覚えが悪くて、悲しくなることたびたびです)コメントを残すにしても、これは好き!とかそれが精一杯なんですけれど、いろいろな方のフォトブログを見るのも大好きです。

 正直言って、主婦して、パートして、母して、そんな日常の中、一日一枚というのは、きついなぁって思ったりもします。
 でも、たとえシャッターを押すことはなくても、デジカメに触れることは忘れないようにしたいと思っています。
 ちなみに、ここに入会する以前に注文してあったサイバーショットのおNEWが手もとに届いて、現在そちらの説明書とにらめっこの日々です。携帯性とデザインを主に考えて購入を決めたので、なにぶんコンパクトゆえ、手ブレが心配ですが、いつかは眼デジを・・を夢にMyカメラとして、親しんでいきたいです。

 実は、あの葉っぱの写真を撮った日に、カメラに夢中になって、足もとの段差に気づかずに、そこでこけて捻挫しちゃいました(笑)。だいぶよくなってきましたが、そんなおっちょこちょいで、おおいに天然ボケのわたしめですけどこれからもよろしくお願いいたしますm(_"_)mではでは。
to'doさんから返信
 小春さん、to'doです。
 そうだと思います。偏屈物でごちゃごちゃ言ってますが、楽しく気楽にやりましょう。私も人のことを言えた柄ではありませんが、そう考えるようにしています。
日の丸ゴン太から
 11月7日に晩秋の仙台ミニ撮影会と、じいちゃんとミニ忘年会を仙台で開催いたします。都合のつく方は是非参加を宜しく。

 夜行バス、または、一番の新幹線で仙台に。日中はミニ撮影会、夕方よりじいちゃんと合流し、ちょっと早い忘年会、最終の新幹線で帰る、又は夜行バスで帰る、泊まる、野宿するは自由です。参加の方は申込お願いいたします。幹事ゴン太。
keikoちゃんから返信
 了解しました。
 午前中、仕事なので到着時間は未だ未定ですが、追って連絡します。
 塩釜での宴会・・・ってことになると、じいちゃんが奢ってくれるというアノ店には行けないんだな・・・ちょっと残念。最終新幹線、帰宅組ですけん。。。
せんさんから
 せんです。
 九州撮影会の最中に大きな地震があったようですね。お散歩の仲間には被害を受けた方はいないようで何よりです。

 撮影会参加の皆さんはお疲れ様でした。皆さん素敵な方ばかりで楽しい時間を過ごさせてもらいました。師匠はイメージどおりの方でした。みんなが集まってくるのもわかります。

 私は2220時頃に帰り着いて、いまやっとこのメールを書いています。撮影会は癖になりそうです。撮影会の他、ミニ撮影会も頻繁に行われている首都圏の皆さんがうらやましいですね。九州の仲間ももっと交流の機会を持ちたいものです。
 小浜温泉に居残り組は温泉を楽しんでいるようです。それではおやすみなさい。
返信
 せんさん、お疲れさまでした。鹿児島からずっとお付き合いいただいて、ほんと助かりました。お天気に恵まれた楽しい撮影会になりましたね。九十九島の夕日は、もう一度見てみたいと思いました。来年も九州撮影会を是非やりたいと思っています。その節はまたよろしくお願いします。
キット@呑んだくれのブログ
毎日アップしています。
  
第2回北陸撮影会作品集
松之山ミニ撮影会作品集
三重撮影会作品集
奈良大阪撮影会作品集
8月のネット撮影会作品集
9月のネット撮影会作品集
遠野撮影会作品集


≪お散歩ネット≫
 お散歩ネットは、撮影会に参加した人たち、いつかは参加しようという人たちのメーリングリストです。このMLに参加すると人格が変わるだけでなく、言動が常軌を逸し、世間に顔向けできなくなる危険があるばかりか、人生を棒に振ります。参加は自己責任で! 現在、会員数は277名、
最年少は7歳、最高齢は80ん歳、
(↑12倍ズーム!?)
デジカメ好きに隔てはありません。
会費は無料です。
お散歩ネットに参加する
Powered by groups.yahoo.co.jp
【特典】 お散歩ネットに参加すると・・・
[1]2つの専用画像掲示板でみんなに寄ってたかってけなされることができる。
[2]1日に10通以上のメールが届くようになり、寂しい人生に彩りが加わる。
[3]自分が奇人変人であることを意識しなくなる。
[4]分からないことはすぐに質問するようになり、自分で努力しなくなる。
[5]デジカメを抱っこして寝るようになり、家族に疎外される。
[6]アイコンを登録できるようになり、近所を歩けなくなる。
[7]朱に交われば
赤くなる。

撮影会のご案内
(講評会場予約のため、参加するには申込みが必要です。)
お散歩ネットの撮影会は、デジカメ初心者のための撮影会です。できるだけお金をかけないで、写真と仲間同士の交流を楽しむことが目的です。参加費は3,000円(講評料)+実費割り勘です。
11月3日(水・祝) 水上、照葉峡、奥日光の
紅葉を堪能。⇒詳細
申込み
12月23日(祝) 都内・撮影会と忘年会
申込み

ミニ撮影会のご案内
ネット会員同士が誘い合わせて行く非公式撮影会です。飛び入り参加自由。参加費は無料、自分の交通費や食費など、実費だけの負担です。
11月7日(日) 撮影会のついでにじいちゃんを囲んで
牛タンを食らう仙台ミニ。
申込み
11月14日(日) 京都西山ミニ撮影会
申込み
1月15、16日(土日) 松之山スミ塗りミニ撮影会
申込み

ネット撮影会
■ テーマ: 「祭り」
 秋といえば秋祭り。各地のお祭りを取材してください。ただし、こじつけはダメ。「運動会はお祭り騒ぎではあっても、お祭りではありません」と先日書いたけど、考えてみれば「体育祭」という呼び方をしている学校もあるな。文化祭がOKなら、体育祭をNGにする理由はないか。各種イベントについては、お祭り的な要素が強いものであれば可とします。
■ 撮影期日: 10/1〜10/24
■ 提出期限: 10/25
■ 応募は一人3枚まで。デジカメによる単写真(モノクロも可)に限ります。
■ 講評料: 1枚1,000円
応募に際しては必ず応募規定をご覧下さい。

「写真が表示されない」「投稿できない」など、操作上のトラブルに関するQ&Aを設けました。
困ったことがあったらまずこちらへ。