昨日からぶっ続けでメルマガを7通も配信した。長期取材が入ると帰ってからのこの作業が大きなヤマになる。撮影してきた画像を1枚1枚チェックしてなどいられないから、ボクとしてはかえってこれがいい結果になるんじゃないかと思っている。自分が撮影した写真というのは、撮影したときの感動がある程度薄れ、客観的、かつ、冷静に見られるようになってからのほうが評価が下しやすい。いわゆる「思い込み」が袖を引っ張ると、つい下らん写真を甘く評価してしまうからだ。
出版社から赤入りの原稿が戻ってきていた。まだパラパラとしか目を通していないが、若干の書き足し要求がある以外には書き直しはないみたいだ。ただ、鬼の編集者がカットしたであろう部分がありそうな気配なので、一段落したら腰を据えて読んでみなければならない。書いた趣旨が曲げられていなければ問題ないけれど、変に言葉足らずになるぐらいなら書き換えたほうがいい場合もある。挿絵写真の指定もありそうなので、できれば連休前ぐらいには打ち合わせをしておいたほうが良さそうだ。
オリンパさんから電話。カメディアの修理が上がってきたそうだ。こちらも連休に入るとお休みになるさうだから連休前に取りに行かないといけない。木曜日に行ってこよう。 |
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撮影データ |
カメラ
CANON
PowerShot S1-IS
Tele-Con 1.75x |
撮影日 |
05/04/26 13:37 |
ISO感度 |
50 |
絞り |
F3.1 |
シャッター |
1/200 |
露出補正値 |
-2/3 |
WB |
屋外 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
分割測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
58mm
(665mm) |
その他 |
手持ち撮影 |
レタッチソフト |
チビすな |
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とりあえず、遅れをほぼ取り戻したので一安心。終日書斎にこもっていたので今日の1枚を撮る時間がなかった。こういうときの切り札、手抜きのベランダ写真である。
ベランダのすぐ前にある電信柱の碍子である。撮影距離は10メートルぐらい。パワーショットに1.75倍のテレコンを装着して撮影している。
一応、純正のテレコンなのだけれど、この機種専用のものではないので画像周辺部に光量の低下が見られる。ケラレというほどではないが周囲が暗くなるのだ。なので、それを前提にして被写体や構図を考えないといけない。また、ただでさえ性能が良くないコンパクのレンズに、これまた性能の良くないテレコンを噛ますわけだから、当然ながら解像度は甘くなるし、色収差の発生も避けられない。そういう画像になるということを承知で撮るべきなのだ。
その点、こういう無機質の物体だとあまり違和感が感じられなくなる。自然な色の再現を最初から諦めて、一種の抽象画を描く感覚で取り組めばいいというわけ。 |
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