のりおくんは午前5時から活動を開始したらしいが、ボクは今朝も10時間睡眠。よくぞ眠れるものだ。二度寝、三度寝がだんだん癖になってきている。それに、起きたときになんだかえらく疲れているような気分。目は腫れぼったいし四肢はだるいし、脳味噌も10分間ぐらい活動を開始しない。いつもの4、5時間睡眠なら、起きると同時に昨夜の続きモードに入り、まず最初に解決すべき問題は空腹であるということが分かる。しかし、10時間も寝てしまうと、胃袋が存在を主張し始めるまでに少なくとも30分はかかるみたいだ。
朝食後、民宿のすぐ下にある口屋内の沈下橋を渡り、対岸で待機。小学校に通う子供たちが、この沈下橋を渡って集団登校してくるところを撮ろうというのだ。民宿の長女(2年生)もその中に入っている。のりおくんとJIROさんは橋のたもとから、Maxさんとボクは対岸の棚田の奥から撮影。なかなかいい写真になった。
8時過ぎ、民宿を出て梼原(ゆすはら)町にある神在居(かんざいこ)の千枚田に向かう。1時間半ほどの行程だが、途中にも綺麗な棚田がたくさんある。あちこちで車を止めて撮影するので2時間以上かかった。国道197号を東進し、道の駅ゆすはら(太郎川公園が隣接)を過ぎたトンネルの真上が棚田になっている。
この棚田は6年ほど前、田んぼがレンゲ草で彩られている時期に撮影したことがある。当時はもちろんフィルカメでの撮影で、デジカメで撮るのは今回がはじめてである。当時と比べると休耕田の割合もずいぶん減っているし、崩れていた石垣なども綺麗に補修してある。棚田に面した丘の上に展望所が設けてあり、そこから眺めると青々とした稲と石垣のコントラストが息を呑むほど美しい。司馬遼太郎が「日本のピラミッド」と評したそうだが、なるほどとうなづける風景だ。
次は仁淀村、長者の棚田。カーナビを頼りに林道に毛が生えた程度の国道439号を1時間ばかり走り、東津野からあと1キロで仁淀村という地点までたどり着いたが、そこでなんと全面通行止めに引っかかった。数日前の豪雨で崖が崩れ、徒歩でも通行できないという。大回りをすれば行けないことはないが、地図でルートをチェックしてみたら2時間ではとても無理というぐらいの回り道になる。残念だけどこの棚田はパスするしかない。
須崎まで下り、高知市を通り過ぎ土佐山田に向かう。東川の棚田を撮影し、次いで香北町は有瀬の棚田。ここの棚田は大したことなかったが、物部川沿いの国道から対岸に見た白川の棚田は絶品だった。 高知に戻ったのは午後6時。日帰り温泉、カツオの敲き、ビールというお決まりのコースをこなし、午後9時、ホテルの部屋に落ち着く。さて、寝よう。でも、全然眠くないや。 |
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撮影データ |
カメラ
CANON
EOS1D MarkII
EF 28-135mm IS USM |
撮影日 |
05/07/07 07:52 |
ISO感度 |
100 |
絞り |
F11 |
シャッター |
1/80 |
露出補正値 |
-1.0 |
WB |
屋外 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
33mm
(43mm) |
その他 |
手持ち撮影 |
レタッチソフト |
ちびスナ |
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