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西瓜 2005/08/12 FRI(No.846)

少し大きな画像は「お散歩デジカメ・ブログ版」で。
 お散歩ネット関東支部の有志11人が「デジタル・写真の学校」の出版祝賀会をやってくださるというので、会場の青山まで出かけた行った。今にも降りだしそうな厚い雲が垂れ込めた午後、気温はさほど高くはないものの湿度がものすごいと見えて、汗が乾かない。会場になった中華料理店の近所でhanaちゃんがグループ写真展をやっているというので、そこを覗き、1時間ばかり表参道を歩き回ってから会場に着いたときには、頭から足の先まで汗でずぶ濡れ状態だった。
 お散歩ネットの会員たちと、撮影会ではなく、ただ酒を飲むためだけに集まったという記憶がない。しかし、時間無制限で食卓を囲み、おしゃべりをするというのも楽しいものだ。3時間ほどでお開きにしたが、あっという間に時間がたってしまった気がする。
 帰途、密造酒さん、キャットちゃんと地下鉄に乗っている間に降り出したらしい。直通でうちまで帰れるつもりだったら、北千住止まりになるという車内アナウンス。なんでも、落雷のために信号機システムが動かなくなってしまったそうだ。
 その北千住のホームは、通勤ラッシュ並みの混雑だった。すべての電車がここでストップしてしまう事態になっていて、数分ごとに到着する電車から吐き出されてくる乗客が、どんどんホームに溜まっていく。何本目かの電車がやっと北越谷まで行くというので乗り込んだら、発車して2分もしないうちに止まってしまった。荒川の鉄橋の上である。そのまま約40分、身動きも出来ないすし詰め状態の電車に缶詰。冷房は止まるし、酸欠で倒れる女性が出たりするし、ろくなアナウンスはないし、やっと動き出したかと思ったら次の駅でしばらく待機、また次の駅で待機という繰り返しになり、密造酒さんとキャットちゃんが降りる(北千住から)6つ目の駅まで3時間以上もかかった。もうぐったりである。
 零時を過ぎたのにボクの駅まではまだ相当距離がある。とても辿りつくのは無理のようなので、密造酒さんたちと一緒に降りて、車で送っていただいた。帰宅は午前1時、表参道で写したスナップ写真の整理をやったりして午前3時半、タバコを吸いにベランダに出てみたら、すし詰め状態の電車が下を通って行った。密造酒さんに送っていただかなかったら、あの電車に乗っていたわけだ。
大きな写真は ⇒ ブログ版
著・キット・タケナガ
「デジタル・写真の学校」
初版完売につき増刷決定!
全国有名書店で発売中、定価:1575円
雷鳥社への直接注文も受け付けます。
撮影データ
カメラ

OLYMPUS
Camedia C8080WZ
撮影日 05/08/12 17:48
ISO感度 100
絞り F3.2
シャッター 1/60
露出補正値 -2/3
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離
(35mm換算)
16.1mm
(63mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ


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【使えるワザ】
 表参道といえばブランドショップが軒を並べたイメージが濃いが、裏通りは原宿から続く若者の街で、ボクら年寄りにはちょっと敷居が高いというか、歩くだけで税金がかかるんじゃないかというような違和感がある。面白い被写体には事欠かないけれど、自分自身が部外者であるという疎外感を感じさせるので、なかなかいい写真にできない。すっと溶け込んでいけないのだ。年齢も一つだろうけど、基本的に田舎モンであるというところも一つの理由だろうと思う。
 で、こういう当たり障りのない写真になる。もっと現代風の、奇抜なファッションの若者はゴマンといるのに、つい大人し目の女性にカメラを向けてしまう。街撮りスナップは大好きだし、得意分野だと自認しているけれど、こういうところにはあまり足を運びたいとは思わないね。赤提灯もないし・・・。
読者からのメールや質問やヤジ
砂名ちゃんから
 師匠、砂名です。
 今日の出版記念回にはぜひぜひ駆けつける…つもりでおりましたが、ちと遊びすぎて…(-_-;)体調を崩してしまいました。みなさん、まっとうな欠席理由のある中で、こんな理由で欠席することを心苦しく思います。今回行けなくて残念に思っている人たちとまた、一石投じる…じゃなかった(笑)、一席設けられるおりにはぜひにと思っております。
 それでは、ステキな今宵となりますように…。

 PS。
 「写真の学校」。一気に最後まで読みました。とても分かりやすいです。またまた目からウロコです。
 ところでこないだ、キヤノンのQRセンターでは、ニアミスだったようですね。少しでも宣伝になるかと思って、クリーニングの待ち時間に「写真の学校」を広げて読んでいたのですが…(笑)。あとで気がついたら、「紀伊国屋」のカバーをしたままでした(-_-;)。すいません。


淳さんから
 支部長、祝賀会の開催をありがとう。料理おいしかったです。時間制限もなくのんびりできました。
 久しぶりに吉おばちゃんにも会えた。お台場撮影会で出会ってからちょうど2年だね。
 師匠、サインありがとう。


村野茂助さんから
 JIROさん、祝賀会の開催をありがとうございました。
 時間がたっぷりあったおかげでゆっくりと歓談出来て楽しいひと時でした。師匠のサインも戴けたし、満足。
 このところ写真を撮らない日が続いていましたが、心を入れ替えて、本を参考にまたチャレンジしてみたいと思います。

 師匠達は電車に閉じ込められた様ですが、同じ東武鉄道でも東上線の方は止まらずに済み、帰りは雷雨の中、びしょぬれになって帰りました。ありがとうございました。


JIROさんから
 昨夜は師匠を囲んで皆さんと楽しく語らいながら飲み食いできて大いに楽しみました。又このような機会を持ちたいですね。
 師匠は雷雨で電車に閉じこめられたとのこと。私は銀座線を新橋で降りて、そのままJRにのって珍しく寄り道せずに家に帰りました。帰宅直後に雨が降り出し皆さんのことが心配でしたが師匠以外は無事帰りついたようですね。


きゃっとちゃんから
 ゆっくり食べて、飲んで、お話して、楽しい時間を過ごさせていただきました。
 hanaちゃん、写真展、おもしろかったよ。ノミカイに出れなくて残念でしたね。

 東武伊勢崎線だけ、とまってたのねぇ。おかげで師匠と長時間ごいっしょできて嬉しかったです(笑。・・・いやぁ、暑いし、スシづめだし、立ちっぱなしだし・・・疲れましただ。「第2回出版記念祝賀会」はいつ、どこでやるのかな?(笑。


吉おばちゃんから
 先生を始め、皆様、昨日は本当に楽しいひと時をありがとうございました。本を貸し出し中だったためサインを頂けなくて残念でした。これからの一層のご活躍お祈りしています(こんなこと言わなくても当然ですね)。

 hanaさんの写真展も素敵でした。淳さんにも久しぶりにお会いできたし、皆さんにいろいろ教えて頂き、ありがとうございました。今やっている野暮用が終わればまた撮影会に出させて頂きたいと思っています。その節はどうぞよろしくお願い致します。JIROさん、本当にお世話になりました。中華とっても美味しかったです。ビールもね。
返信
 みなさん、楽しい食事会&飲み会でした。ほんと、ありがとうございました。記念品まで頂戴してしまって、感涙に咽んでおります(笑)。帰りのハプニングもけっこう楽しかったですよ。
金沢市橘さんから
 最近「お散歩ネット」に参加させていただいた、北陸の金沢市橘です。
 当方で発行しているメルマガ「写真と日々のあれこれ」8月11日号で、メルマガ「お散歩ネット」を紹介させていただきました。事後報告になりましたが、これからもよろしくお願いします。
返信
 ありがとうございました。面白そうなメルマガですね。早速購読登録させていただきました。
キット@呑んだくれのブログ
お魔女の連載犬マンガが
ブログになりました。

自転車デジカメ 連載第57回
日本百名山自転車紀行
−明るい旅情編−
丸山 晃
第6章 2005年夏編

■ 四阿山(あずまやさん)に登る
2005.08.05 (金)
 せっかく長野県。百名山に登ろうと思った。
 「日本百名山自転車紀行」のコンセプトは「自転車で旅をしながら百名山に登ろう」であるけれど、気付いてみればそんなに悠長なことをいっていられる立場でもない。夏休みはたった2週間しかないのだ。それに正直に言って自転車をこいで山までアクセスしようという体力・気力が自分の中にまだない。さらに致命的なことに、鹿児島から長野に送ったわが愛チャ・ジャーニーくんはまだこっちに届いていない。

 父のFitを借りることにした。
 今日登るのは菅平にある四阿山。聞かなければ絶対読めないと思うけれど、なぜかこれで「あずまやさん」と読む。長野市から1時間くらいでアクセスできるし、なによりなだらかな山容がいい。お隣の根子岳は「花の百名山」に指定されており、この2つを合わせて登ることにした。ルートとしては、麓の菅平牧場から根子岳を経て四阿山からまた牧場に下りてこようと思う。

 前日寝るときには「6時半頃起きて出発する」みたいなことを言っていたのに、気付いてみたら8時半まで寝てしまった。それでも別に焦る必要もないあたり、「長野に住んでいて」「車でアクセスできる」ということのありがたさを思う。
 安全運転で県道34号線をたどり、菅平に着いたのが10時半くらい。食料品などの買出しをして、11時ごろ登り始めた。四阿山へ行く道と根子岳へ行く道と、どちらも最初は牧場の中を行くようだ。
 ぼくは根子岳へ向かう道に入った。少しぬかるんでいて、傍らで牛が草を食んでいる牧場の道は程なく、白樺の林を行く道に変わった。

根子岳山頂へ向かう道
 根子岳も四阿山も、広大な裾野を有しているだけあって山容はなだらかだ。ということは、急登はないが距離が長い。幸い天候は晴れ。Tシャツがぐっしょりと汗で濡れていく。この感触を久しぶりに味わうようで、一歩一歩踏みしめながら登った。樹林帯の間は時にひざの辺りまで熊笹がはえていたりして大変だったが、70分ほど登ったであろうか、ふいに視界の開けるのを見る。この瞬間がなんともいえない。

 ここから20分ほどで根子岳山頂についた。さすがに「花の百名山」に選ばれているだけあって、山頂の風景も色とりどりといった趣。残念ながら四方の下界に少しばかりガスがかかってしまっていて、展望は360度というわけにもいかなかったが、よく見れば空は晴れている。これから登る四阿山もよく見えた。これからあそこを目指すのか…見た目的にははかなり大変そうである。
 が、牧場からここまで標準タイム130分のところ90分ほどで来てしまった。たぶん1時間くらいでいけると思う。

根子岳より 長野市方面
根子岳から四阿山へ
記念撮影
 しばし休憩して再び歩き始めた。根子岳の下りは視界が開けていて快適。
 が、四阿山の登りに入ると再びの樹林帯。うっそうとした森の中、それなりに急な登りをけっこうな距離歩く。大気はガスっては晴れを繰り返している。ぼくはしばし登ることに集中した。

 ふいに樹林帯が途切れ、視界が開ける。そのとき、さっきまでいた根子岳はもうはるか後方にあった。
 ここから四阿山山頂までは約0.7キロ。もうひとがんばりして、ようやく四阿山登頂!今年なんとか3つ目の、日本百名山だ。
 晴れていれば目の前に浅間山がきれいに見えるとのことだったが、今日は浅間山方面はほぼ完全に霧の中。少し晴れたかなという瞬間に薄ぼんやりとその輪郭が見える程度だった。浅間山の方角にある目の前の谷からはぐんぐん霧が湧き出てくる。これでは無理もないかもしれない。

 しばし山頂でたたずんでから、今度は中四阿経由で牧場へと帰途に着いた。
この道は登るには大変だろうが下るにはまことによろしく、風景を満喫しながらの雲上漫歩といった趣の道である。ガスはかかるものの根子岳は終始きれいに見えて、岩場の下りに神経を使う目を楽しませてくれた。
 耳をすませば鳥のさえずりが聞こえてくる。反対側の谷筋を見れば、うっすらと霧に覆われた緑濃い森をぼくは上から眺めている。頬を柔らかに風が撫でていき、本当に心地よい一時。

 ゆっくり歩いて100分ほどで麓の牧場に戻ってきた。麓にたどりつき今まで歩いていた山々の稜線を仰げば、まるで何事もなかったかのような午後の青空だった。
 帰りがけ、須坂の温泉で一休み。気持ちよく山を楽しみ、快く家路に着いた。
根子岳の空


≪お散歩ネット≫
 お散歩ネットは、撮影会に参加した人たち、いつかは参加しようという人たちのメーリングリストです。このMLに参加すると人格が変わるだけでなく、言動が常軌を逸し、世間に顔向けできなくなる危険があるばかりか、人生を棒に振ります。参加は自己責任で! 現在、会員数は421名、
最年少は3歳、最高齢は80ん歳、
(↑27倍ズームにバージョンアップ!)
デジカメ好きに隔てはありません。
会費は無料です。
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[1]2つの専用画像掲示板でみんなに寄ってたかってけなされることができる。
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[4]分からないことはすぐに質問するようになり、自分で努力しなくなる。
[5]デジカメを抱っこして寝るようになり、家族に疎外される。
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[7]朱に交われば
赤くなる。
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ミニ撮影会はネット会員同士が誘い合わせて行く非公式撮影会です。飛び入り参加自由。参加費は無料、自分の交通費や食費など、実費だけの負担です。
8月17日(水) 中部支部・熊野大花火ミニ撮影会
8月25日(木) 静岡支部・陸自火力演習ミニ撮影会 ⇒詳細
8月28-30日(土日月) 東北支部撮影会・大曲花火大会を撮る
10月1日(土) 中部支部・手筒花火ミニ撮影会
撮影会名を明記の上、お申込み、お問い合わせはこちらへ。

ネット撮影会
■ テーマ: 「日本の夏
■ 撮影期日: 8/1〜8/31
■ 提出期限: 8/31
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■ 講評料: 1枚1,000円
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