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お通り 2005/09/09 fri（No.874） 少し大きな画像は「お散歩デジカメ・ブログ版」で。 　しばらくのんびりしたい、なんて昨日書いたけど、所詮は無理な話だった。というのは、このメルマガを長期間読んでくれている人たちには周知のことだが、ボクは、暇を持て余すと、ついつい余計なことを始めてしまうという悪癖があるのだ。その悪癖の最たるものが実はこのメルマガであるわけだが、何度も痛い目に会っているのでさすがに今日は悪い予感がした。なので、とにかく暇ではなくすればいいというわけで、急ぎでもない第２弾のレタッチ作業をやった。40枚近く片付けて、これで総数が190枚、成績優秀である。今日中にあと10枚やっつけて、キリのいいところで200枚を明日ゴン太に渡そうかと思っている。 　そのゴン太だが、明日、宮城は塩釜の田舎から夫婦揃って横浜まで出てくるのだ。根っからの田舎モノなので、人間が一度に10人以上目に入るとパニックを起こしてしまう。あのズータイが横浜くんだりで凶暴化してはコトなので、関東の有志がエスコートして差し上げることになった。お散歩ネットは優しいメンバーばかりなのだ。 　ところが、あろうことか、エスコート役を募集したら来るは来るは、20人以上集まってしまった。これでは火に油である。一般読者に告ぐ・・・明日は横浜近辺には近づかないように。特に、港の周辺、及び中華街付近は危険である。ヤジウマ根性むき出しのあなた、どうしても見てみたいという欲求が抑えられなかった場合でも、決して500メートル以内には近づかないように。えっ、ゴン太も、他のネットのメンバーも見たことがない？いやいや、見たことはなくても気配で分かります。とにかく異様なオーラを撒き散らしてますから・・・。 大きな写真は　⇒　ブログ版。 著・キット・タケナガ 「デジタル・写真の学校」 初版完売につき増刷決定！ 全国有名書店で発売中、定価：1575円 雷鳥社への直接注文も受け付けます。 撮影データ カメラ OLYMPUS Camedia C8080WZ 撮影日 05/09/09 16:31 ISO感度 50 絞り F3.5 シャッター 1/200 露出補正値 -4/3 ＷＢ 晴天 露光方式 絞り優先ＡＥ 測光方式 評価測光 合焦方式 スポットＡＦ 焦点距離 （35mm換算） 31.9mm （125mm） その他 手持ち撮影 レタッチソフト ちびスナ PhotoShop EL バックナンバーはこちらで。 ご意見、ご質問などはブログ版のコメント欄にお書き込みください。数日遅れになることもありますが、同欄にてご返事させていただきます。 天才キットが送るメルマガ もどうぞよろしく！ 購読解除はこちら 【使えるワザ】 　ここ何日か、朝から晩までレタッチ作業をやっていたら癖になったのか、メルマガ用のどうでもいい画像までレタッチしてしまった。それに、最近どういうわけか、レタッチに関する質問メールが多い。そーゆーこともあるので、このメルマガでもたまにはレタッチの「使えるワザ」を書いてみようと思ったりなんかしたりしている。 　ところで、レタッチというと必ず問題になるのが「やりすぎ」である。レタッチとはデジタルデータの書き換えに他ならないから、極端なことを言ってしまえば、やろうと思えばどこまでも・・・なのである。しかし、基本線を踏み外したレタッチはもはや写真の領域ではなくなるということを理解していないと、とめどもなくなってしまう。パチンコで一家離散と同じなのだ。 　今日の写真はその一線を越えたか越えないかの、たぶん境界線上のレタッチ作品である。どんよりした一日だったのだが、原画ではその雰囲気が出ていない。印象とは違う写真になってしまったので、少しでも自分が受けた印象に近づけようとしてレタッチしたわけである。しかし、明らかに「見た目」ではなくなっている。ほとんどモノクロに近い、彩度の低い画像であることはお分かりいただけると思う。これを「写真」の範疇に留めるのか、あるいは、写真を素材にした別の芸術分野に属すると判断するのか、そのへんのところの境界線を自分なりにきっちり決めておかないと、レタッチは諸刃の剣になってしまうのである。 　で、ボク自身は、この１枚はかろうじてやりすぎの一歩手前だと思っている。もう一枚やりすぎ寸前の画像を作ってみた。原画と一緒にブログ版に載せておく。境界線の引き方は人それぞれだが、ボクの場合はこのあたりが限度という例だ。 キット＠呑んだくれのブログ お魔女の連載犬マンガが ブログになりました。