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パッチワーク 2005/09/17 SAT（No.882） 少し大きな画像は「お散歩デジカメ・ブログ版」で。 　sattyanが８時に迎えに来てくれて、９時前には南有馬町の白木野の棚田に入った。白木野小学校の裏手の狭い谷あいに拓かれた棚田だ。規模はさほど大きなものではないが、圃場整備がなされていないため一枚一枚の田んぼの形が良く、畦には真っ赤な彼岸花が最盛期を迎えている。谷が落ち込む先には大江の港と島原湾、その先には靄の中にかすかに三角半島の姿が見える。ここでよしぼんさんも合流。 　この棚田の一つ隣の谷あいがはたちょくトラストの棚田、そのもう一つ隣が百選に選ばれている谷水の棚田だ。農道を歩いて移動しても大した距離ではない。 　谷水棚田は、ここ島原半島には珍しくかなりの急斜面に拓かれた田んぼで、石垣と黄色く色づいた稲穂のコントラストが非常に美しい。ここからも海が見える。 　２時間ばかり撮影してから広域農道を西にたどり、登龍の棚田や越崎、野田の棚田を撮影、いったん海沿いの国道に下りて加津佐町でチャンポンの昼食、sattyanのお宅に寄って奥様にご挨拶し、ついでに２台の車のうち１台を乗り捨てて午後の撮影に向かった。日原の棚田から塔の坂の棚田、最後は百選の清水棚田で夕陽を撮って打ち上げ。 　宿舎の食堂がクローズするまで延々と腰を据えて３人だけの宴会を楽しんだ後、画像を取り込んで早々に床に入った。明日は夜明けの撮影。午前４時には出発しなければならない。 大きな写真は　⇒　ブログ版。 著・キット・タケナガ 「デジタル・写真の学校」 初版完売につき増刷決定！ 全国有名書店で発売中、定価：1575円 雷鳥社への直接注文も受け付けます。 撮影データ カメラ OLYMPUS Camedia C8080 WZ 撮影日 05/09/17 13:59 ISO感度 50 絞り F5.6 シャッター 1/250 露出補正値 -2/3 ＷＢ 晴天 露光方式 絞り優先ＡＥ 測光方式 評価測光 合焦方式 スポットＡＦ 焦点距離 （35mm換算） 31.9mm （340mm） その他 手持ち撮影 レタッチソフト ちびスナ バックナンバーはこちらで。 ご意見、ご質問などはブログ版のコメント欄にお書き込みください。数日遅れになることもありますが、同欄にてご返事させていただきます。 天才キットが送るメルマガ もどうぞよろしく！ 購読解除はこちら 【使えるワザ】 　島原半島はほとんど平地がない地形で、雲仙の山並みから下る谷あいのほとんどすべてが棚田として拓かれている。まさに棚田の宝庫なのである。一部の田んぼは馬鈴薯との二毛作が行われており、また、稲作から馬鈴薯の二期作に転換した棚田もある。そういうところでは、田んぼと植え付け前の馬鈴薯畑が混在していて、面白いパッチワーク模様を呈していて、それはそれでいい絵になる。非常に充実した一日だった。 キット＠呑んだくれのブログ お魔女の連載犬マンガが ブログになりました。