那須塩原の紅葉を撮るという触れ込みのミニ撮影会に参加した。7時半に北越谷でキャットちゃんを拾い、東北道を西那須野塩原インターで降りて道の駅「湯の香しおばら」に10時到着。夕方から参加の密造酒さんを除く14人が集まった。
お天気は残念ながら小雨模様。まずは塩原の回顧の吊り橋近辺を散策してみるが、このあたりの紅葉はまだまだ。2、3週間は早いといったところだ。名物の楓のトンネルもまだ青々としている。11時過ぎ、早々と塩原に見切りをつけ、山越えして福島は舘岩村に向かうことにした。より北へ、より標高が高いところへ紅葉をお迎えに行こうという算段だ。
舘岩の前沢曲がり屋集落にはお昼過ぎに着いた。まずは腹ごしらえと思ったが、唯一食事ができる集落前の蕎麦屋は超満員。ボクが毎年のように通い詰めていた4、5年前までは、この集落はまだ一般にはあまり知られておらず、観光客が押し寄せるなんてことは想像もできなかったものだが、しばらくご無沙汰しているうちになんだか有名になったみたいだ。この蕎麦屋が満員になったのを初めて見た。それでも、この集落は、例えば岐阜の馬篭や白川郷、福島の大内宿みたいに観光地然としていないところがいい。屋台に毛が生えた程度の土産物屋が駐車場の隅っこに一つだけできていたが、置いてあるものは地元の農産物程度で、いわゆるなんとか饅頭とかかんとか最中などというものはない。集落自体も4、5年前と少しも変わらず、しっとりと落ち着いた農村のままのたたずまいだった。
とりあえず散策と撮影で時間を潰し、空いた頃を見計らって三々五々蕎麦に集合、やっと遅い昼食をとった。幸い、撮影中は雨も止み、時おり青空が顔を出すお天気。紅葉の方は、このあたりでもまだ早い感じだ。
では、というわけで、さらに高いところに向かうことにした。桧枝岐である。距離は舘岩から15キロほどだが、尾瀬の入口である。標高はかなり高い。着いた頃にまた雨になったが、紅葉の方はけっこういい色が出ていた。ピークはあと1週間という感じだったが、なにはともあれ、予定外に遠くまでやってきて「紅葉三昧」が羊頭狗肉にならなかっただけ良しとしよう。やれやれである。
夜は那須に戻り、湯本温泉の民宿に宿泊。型通りに宴会をやったあと、プロジェクターを使って画像レタッチの講習会。こないだの大井川撮影会では入口だけの解説だったが、今回はけっこう詳しいところまでやった。 |
大きな写真は ⇒ ブログ版。 |
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撮影データ |
カメラ
CANON EOS1D MarkII
EF 28-135mm IS USM |
撮影日 |
05/10/15 15:28 |
ISO感度 |
100 |
絞り |
F5.6 |
シャッター |
1/4 |
露出補正値 |
-2/3 |
WB |
屋外 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
130mm
(169mm) |
その他 |
三脚
PLフィルター |
レタッチソフト |
ちびスナ
PhotoShop EL |
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