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小田代紅葉 2005/10/20 THU(No.915)

少し大きな画像は「お散歩デジカメ・ブログ版」で。
 昨夜の午前零時、のりおくんとMaxpapaさんに拉致されて日光に行ってきた。即席ミニ撮影会である。赤沼茶屋の県営駐車場で車中仮眠し、午前5時、やっと薄明るくなってきた戦場ヶ原から小田代ヶ原までの1時間を歩く。森の中の道は自動車は通行禁止、電気バスしか乗り物はないのだが、そのバスは8時にならないと始発が出ない。せっせと歩くしかないのだ。
 小田代ヶ原には、おそらく日本中でもっとも有名な木の一つに数えられる「一本の白樺の木」がある。1年365日、カメラマンが群がらない日はないというぐらい有名な撮影ポイントである。5、6年前まではボクも年に数回は通ったものだったが、最近はとんとご無沙汰していた。その木と久しぶりの対面である。
 現地は霧の中。ただ、昨日までの雨模様とは打って変わって、お天気はこれぞ秋晴れという見事なピーカンである。雲ひとつない。太陽が昇るにつれて周囲の山の山頂から、徐々に山裾へと陽が射してくる。その陽射しが小田代の湿原に射しこむ瞬間が狙い目である。一条の光が、まるでスポットライトのようにその一本の白樺を照らすのだ。
 ただ、これが必ずしも目を瞠るような写真になるとは限らないところに、「小田代通い」の芽が生まれるのだ。秋ならば紅葉、特に草紅葉の発色の良し悪し、霧の漂う具合、夜露や霜の光り具合、そういったもろもろの条件が決して一定ではないから、毎回のように「次はもっといい写真が撮れるに違いない」という幻想を生むというわけだ。
 今日の霧はけっこう深かったので、白樺の木が霧の中から姿を現す頃には太陽がかなり高くなってしまった。条件としてはあまり良い方ではなかったわけだ。でも、霧の風景というのは、それはそれでいい絵になる。かじかむ手をポケットで温めながら、かれこれ2時間ばかり撮影に熱中した。
 湯の湖、竜頭の滝、中禅寺湖畔のイタリア大使館別邸公園などを巡り、紅葉を腹いっぱい堪能してきた。那須と同様、日光も今年の紅葉はなかなかいい色を出している。中禅寺湖畔のピークが一週間後、いろは坂が半月後ぐらいと見た。週末は大混雑必至だが、平日なら割とゆったり撮影できる。
大きな写真は ⇒ ブログ版
撮影データ
カメラ

CANON EOS1D MarkII
EF 35-350mm USM
撮影日 05/10/20 07:57
ISO感度 100
絞り F13.0
シャッター 1/10
露出補正値 -2/3
WB 屋外
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離
(35mm換算)
160mm
(208mm)
その他 PLフィルター
三脚
レタッチソフト ちびスナ
PhotoShop EL


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著・キット・タケナガ
「デジタル・写真の学校」
【使えるワザ】
 行きは昇ってくる太陽との追いかけっこ、急ぎ足で1時間足らずの距離だったが、帰りは同じ距離を2時間ばかりかけてゆっくり戻った。時おり電気バスが通るだけの道なので至極快適である。陽射しが冷え切った体をほかほかと暖めてくれる。聞こえるのはせせらぎの水音と鳥のさえずりだけだ。
 小田代ヶ原の端っこのところで撮ったのが今日の1枚。日の出前、湿原が霧に閉ざされていたときには一面霜で真っ白だったのに、太陽に照らされたところだけ霜が溶けて草紅葉の色が出ている。
 レタッチでレベル補正をかけると、場合によってはコントラストが強くなりすぎて、原色に近い鮮やかな色ほど色飽和を起こしやすくなる。トーンが潰れてしまうのだ。特に赤系統の色にその傾向が強い。
 そういうときは、カラー補正でレッド系の彩度を若干落としてやるといい。ついでに明度も下げたほうがいい場合もある。シロートほど色鮮やかな画面にしたがるものだが、それも程度問題だということを常に考えておかないと、あざとい、下品な印象ばかりが前面に出た画像を量産しかねない。レタッチというとなんでもできてしまうというふうに考えがちだし、実際、やろうと思えばけっこういろんなことができてしまうのだけれど、その大半はやらない方がいい部類のことなのである。なんでもできるけれども、実はやるべき範囲は至極狭いということを撮影段階から念頭に置いておきたい。
キット@呑んだくれのブログ
お魔女の連載犬マンガが
ブログになりました。


茅刈りボランティア募集!

松之山の茅葺き風景を守るために、ちょっとだけ力を貸してください。
キットからたってのお願いです!

 新潟県松之山町(現・十日町市)の「奥越後茅屋根応援団 茅屋(かやや)」が今年も茅刈りボランティアを募集しています。去年同様、今年もお散歩ネットから応援団を派遣したいと思っています。参加ご希望の方はご連絡ください。

 去年はボクたちが刈った茅で4軒の茅葺き屋根が補修されました。今年の分もすでに4軒の補修が決まっています。

【1泊2日コース】
11/5-6(土日)
1泊4食つき6,000円+保険料300円+温泉400円。
宿泊はスタッフの古民家。囲炉裏を囲んで宴会だ!
集合は松之山に午前10時、解散は現地午後3時。

【それ以上コース】
11/1-15のうちの3日以上。ただし、上記期間を除く。
食費、宿泊費無料。保険料300円+温泉400円(1回あたり)のみ。毎日宴会!

 茅刈りの場所は十日町市浦田地区、または津南町内。その他詳細は、申込み受付後にご連絡します。


お魔女の連載犬マンガ
その96


北海道番外編1〜昆布の切り方
1.
【ナレーションはボケ犬です。】
昆布干場に有る、昆布切りの道具です。
ロープをあらかじめ横に渡しておきます。
2.
干し上がった昆布の小束を並べます。




3.
等間隔のポイントで、ノコギリでカットします。
4.
最初に敷いたロープで縛って、同じ長さの
昆布束の出来上がりっ!
良く見ていたのに、何故切りクズが出なかったかが不思議です。昆布の並べ方にヒミツが有りそうです。<お魔女>

このマンガ、ボケ犬不在写真ばっかりだ〜・・。
でもナレーション抜擢だからなぁ・・しょうがないなぁ・・。<ボケ犬>

撮影させてくださった漁師さん、ありがとうございました。


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最年少は3歳、最高齢は80ん歳、
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注! 「10月はまだ秋じゃない」という九州地方からのクレームに鑑み、撮影期間、並びに締め切りを半月延ばして11/15としました。
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