昨夜は７人で勝浦泊まり。福岡のishさんが帝国ホテルの厨房からかっぱらってきてくれた芋焼酎が大変美味しく、また、地元勝浦に上がった地魚の寿司がこれまた絶品で、深更まで会話に花が咲いた。メンバーは明日のホスト役を務めるJIROさん（関東支部長）、九州からはUkiukiさん（九州支部長）とishさん、兵庫からのjoseさん、それに、のりおくん、Maxpapaさん、ボク。ゴルフ大会の参加者は最初の４人だけだが、のりおくんとMaxさん、ボクの３人は、それに体よく便乗して、房総観光をやってしまおうというわけだ。
朝７時過ぎにゴルフ場。クラブハウスで朝食をとり、スタートする４人を見送ってから勝浦漁港の朝市見物にでかけた。ここの朝市は水曜日を除く毎日開かれていて、東京や千葉方面からの客も多い。ボクは何度か撮影に訪れたことがあるが、撮影もさることながら、地元産の野菜や魚介類を買いながら、店番のばあさんたちを冷やかして回るのがとても楽しい。はっきり言って、買うだけならば地元住民を相手に商売をしている商店で買ったほうが安いし、モノもいいのだが、今朝一番に家の裏の畑から抜いてきたというような土つきの不揃い大根やら、家の前の道端で自分で干したというような干物なんかを見ると、寒い中、それを地面に座って売っているばあさんの苦労（や楽しみ）まで一緒に売ってもらえるような気がして、つい手が出てしまうのだ。それに、これもまたボクの実感だが、綺麗に包装してある土産物の干物などより、こちらの不恰好な干物のほうがずっと美味しい。
朝市の後は、車で40分ほどの大喜多町、養老渓谷まで移動した。昨日は観光客で大渋滞だったらしいが、今日は月曜日、ほとんど人影もなく、ゆっくりと散策、撮影できた。天気予報では終日曇りなんて言っていたのに、空は青空、陽光がさんさんと降り注ぎ、暖かなお散歩が楽しめた。紅葉はさすがに終わりに近く、いわゆる秋景色には程遠い状態だったが、流れに映る渓谷の景色が美しく、ずいぶんたくさんの写真を撮った。
これはその中の１枚。一見したところ上下が逆に見えるが、水面に映った景色なのでこれでいいのだ。水面と水の底が二重写しになるのでこういう絵になる。というか、肉眼で見るときには、水面を見ると水の底は見ていないし、水底を見るときには水面に映った景色は見えていない。実際には両方見えていても、意識していないところは見えていないのと同じことなのだ。なので、肉眼で見るときに、意識的に両方を重ねて見ないと、出来上がりの絵がどういうものになるか分らないということになる。両方を重ねることで、こういう抽象画のような印象になるわけだから、写してみたら写っていたではなく、最初からこういう絵にしようという観点で見るようにしないとろくな写真にはならない。
午後１時過ぎ、ゴルフ場に戻り、プレーを済ませた４人とお昼を食べてから解散。千葉経由で帰るJIROさん、のりおくん、Maxさんと別れ、ボクはUkiukiさん、joseさん、ishさんを羽田まで送る。途中のうみほたるで東京湾に沈む夕陽と夜景を撮るという幸運にも恵まれ、５時半、無事に空港まで３人を送り届けた。 |
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| 撮影データ |
カメラ
OLYMPUS
Camedia C8080 WZ |
| 撮影日 |
05/12/12 10:12 |
| ISO感度 |
50 |
| 絞り |
F2.8 |
| シャッター |
1/40 |
| 露出補正値 |
-4/3 |
| ＷＢ |
晴天 |
| 露光方式 |
絞り優先ＡＥ |
| 測光方式 |
評価測光 |
| 合焦方式 |
スポットＡＦ |
焦点距離
（35mm換算） |
11.7mm
（46mm） |
| その他 |
手持ち撮影 |
| レタッチソフト |
ちびスナ |
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