卵検査員生活も3日目になると、ようやくいろいろなことが見えてくる。と同時に、驚くべきことの連続で息つく間もないほど刺激的でもある。今日のびっくりは「イビリ」だった。
昨日書いたように、検査室にはヌシみたいなおばたちが6、7人いる。それ以外の人たちは長くても1ヶ月持たないという、まるで地獄も真っ青というぐらいの部署である。総勢30人ほどの大半は、したがって短期のパートさんかボクみたいな派遣になるわけで、いわば、一握りの生え抜きが大勢の新人をこき使っているという構図になっている。新人の中にはボクみたいなおとっつぁんもいればねいちゃんもいるわけだが、その中のねいちゃん1人と、ボクと同じ日に入ったおとっつぁん1人がヌシおばたちから集中攻撃を浴びるのである。
昨日、検査には加熱前の原卵検査と、加熱後の製品検査の2種類あると書いた。そのうちの、原卵検査に関してだけを述べたのだが、1日のうちには当然製品検査の段取りも入ってくるわけで、加熱工程の進み具合に合わせてそれらの検査を進めていかなければならない。原料も製品も生ものの世界だから、いわゆる溜め込みができないのだ。態のいい看板方式である。まだ湯気が出ている製品が搬入されてきたら、直ちに製品検査が始まる。その日のうちにパックして搬出してしまわないといけないものだからだ。しかし、製品が上がってきたということは、加熱工程はすでに待機状態になっているということだから、折り返し原卵を供給しないと加熱工程が遊んでしまうことになる。何時何分に原卵3,000個を選別、その後35分間で製品検査、それが終わったらまた原卵2,600個という風に、分刻みで追われることになる。
そういう作業なので、いわゆるトロい人間がいるとスケジュールがこなせなくなるから、主おばたちがカリカリするのも分らんでもない。けれども、その2人に対する「指導」たるや、イジメ以外のなにものでもないというぐらいすさまじいのだ。聞いているこちらがドキドキするぐらいの悪口雑言が浴びせられる。ボクが卵を落としても「やっちゃったわね」で済むのに、この2人が落とすとヌシおば全員から「注意力が足りない」「何度言ったら分るの!」「いい年して!」「若いくせに!」「すぐ掃除しなさいよ!」などの叱咤が次々と飛んでくるのである。口応えや言い訳を口にしようものなら、その何倍もの罵詈雑言が返ってくる。いやはや、女の職場のもの凄さが骨身に染みる。うちの鬼嫁がかわいく見えるぐらいだ。この部署の新人が長く続かないのは、作業の辛さだけじゃないなというのがボクの実感である。
このところ、夜景の写真ばかりになっている。退社後の帰り道で撮るからである。昨日と今日は、この7月に開通したばかりの大砂橋。車のライトがもう少し多めに写ってくれるといいのだが、まだ知名度が低いので交通量がわずかしかない。
なお、昨日の撮影データは誤りでした。一昨日のデータを書き直さないまま送信してしまいました。バックナンバーで訂正してあります。 |
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撮影データ |
カメラ
OLYMPUS
Camedia C8080 WZ |
撮影日 |
05/12/30 17:36 |
ISO感度 |
50 |
絞り |
F8 |
シャッター |
6秒 |
露出補正値 |
-4/3 |
WB |
電灯 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
7.1mm
(28mm) |
その他 |
三脚 |
レタッチソフト |
ちびスナ |
バックナンバーはこちらで。
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