野田まで用事があって出かけた。その帰り道で松伏を通る。昨日使った500mmレンズが車に積みっ放しになっていたので、松伏の遊水池公園に寄り道し、野鳥を撮影してきた。スズメ、セグロセキレイ、シジュウカラ、ヒヨドリの4種に、水鳥ではコサギとカモ、都合6種類をゲット。
昨日述べたように、図鑑写真を撮るのであればさほど難しくはない。要は忍耐、また忍耐、それだけである。ある程度の大きさで画角に収まり、ピントと露出がきっちり合っていさえすればいい。木陰から隠れて撮る、急激な動きをしないように、忍び足でゆっくりと近づくなどの基本さえ守れば、あとはレンズさえあれば誰にでも撮れるものだ。
しかし、ボクは自他共に認めるへそ曲がりなので、そういう写真じゃ面白くない。鳥に演技してもらいたいのだ。この1枚はただのマガモちゃんだけれど、このポーズをゲットするまでかれこれ40分ばかりファインダーを覗き続けていた。シャッター半押し状態をずっと続けたので電池が持つかどうか心配したが、なんとか間に合った。とにかく、カモってやつは、じっとしているときはまるで死んでるんじゃないかというぐらいピクとも動かない。狙っていたのは実は欠伸だったのだが、とうとうそれは出ずじまいで、その代わりこのポーズになった。これでも十分だ。タイトルはこの「敬礼!」と、もう一つ「えっ、なに?」というのを考えたが、どちらも捨てがたくてずいぶん迷った。
予期せぬ卵検査員徴用で血尿が出たことは以前述べたが、そのときからこのかた、「飲みすぎだ、バーロー!」とか、「天罰だ」というようなメールが次々に来る。また、「さっさと医者に行け!」というメッセージも多い。ボクとしても気になるところなので、撮影終了後、病院に行った。精密検査をしてもらうつもりなので、そこらへんの医院ではなく、総合病院を選んだ。で、行ってみたら、初診は朝のうちしか受け付けていないという。無駄足であった。電話してから行くものよ、それが常識でしょ!と鬼嫁に笑われたが、ボクに常識を説くのが無駄だということぐらい、もう分ってもいいんじゃないか。30年も飼育しているのにそれが分らんとは、あんたの常識をボクは疑うね・・・と心の中でつぶやくキットくんなのだった。明日、明後日はけっこう忙しいし、金曜日はお出かけの用がある。今週中に行けるかな?ちょっと微妙だ。
ところで、例年この季節には冬富士を撮影に行く。去年と一昨年は沼津、土肥方面から駿河湾越しの富士山を撮った。今年の冬富士は雪不足で姿がイマイチ、ずいぶん悩んでいたのだけれど、ま、毎年の恒例だから今年も行くか、という気になった。たまたま静岡のメメさんがさった峠からの夕景を掲示板に載せていたのが眼にとまって、今年は峠巡りでもやってみようかと考えた。御殿場側には、足柄峠、乙女峠、三国峠、駒門、大観山、駒ケ岳など、車で回れる富士展望の名所が多い。最後をさった峠からの夜景で締めるとして、1日あれば余裕で回れる距離だ。問題はいつにするかだが、平日ならお天気を見て出かければいいから考えることもないが、週末に出かけられれば、そして、たまたまその日がいいお天気なら、一緒に行こうという人がいるかも知れない。2月の第一週なら土日とも予定がないので、そのどちらかにしようと思う。もちろん、それ以前の平日にも行くけどね。平日が暇な人は電話番号を教えておいてくれれば、「今から行くぞ」ぐらいは知らせますよ。 |
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撮影データ |
カメラ
CANON EOS20D
FD 500mm F4.5
FD-EOS Converter |
撮影日 |
06/01/17 13:39 |
ISO感度 |
100 |
絞り |
F4.5 |
シャッター |
1/640 |
露出補正値 |
-2/3 |
WB |
晴天 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
500mm
(1200mm) |
その他 |
三脚 |
レタッチソフト |
ちびスナ |
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