一歩も外出せず、ずっとパソコンにへばりついていた。とりあえずの外注仕事は昨日までに片がついたのだけれど、個人的な積み残し作業がたくさんある。明日できることは今日やらないという座右の銘にしたがって、急がなくてもいいものはどんどんデスクの裾に積み上げてあったのだが、その書類の山がさすがに崩壊一歩手前になった。山の上から順に片付けていく。いくらやっても減らない。やれやれ。
まずは年賀状。出したのが350通ばかり、来たのが250通ばかり、これらをちゃんと住所録に記録しておかないといけない。住所が変更になっている人もいるし、いつの間にか行方不明になって返送されてきたのもある。この整理をやっておかないと今年の暮れになって困ることになる。
次は、あちこちから頼まれていた画像のレタッチ。全部で14枚。頼む方はせいぜい1枚か2枚だからと思って気軽に頼むのだろうが、集まってくるこちらは1枚や2枚じゃ済まないというわけ。断れない軟弱な性格がこういうときに災いする。
マンションの理事会と連合会の書類のお片づけ。2ヶ月分まるまる積み上げてあったものを、議題別にファイリングする。ただ綴じればいいだけでなく、それらに関連すると思われるテーマは、次の会議のために新たな書類にしておかなくてはならない。やっかいだけど、引き受けた責任だからパスすることはできないのだ。
メールにご返事。仕事関係のやりとりでペンディングにしてあったものがいくつかあり、依頼を引き受けるのかお断りするのか、態度をはっきりさせる必要があるものがある。1つだけお受けし、3つはお断りした。
棚田写真のレタッチ。作品になりそうなもの205枚は去年ゴン太のところに送ってあるのだけれど、それ以後に撮影したものの中から選んだ40枚ほどをちゃんとした画像に仕上げなくてはならない。これはけっこう時間を食った。出来上がりをCDに焼こうとしたら、どうもうまく行かない。ドライブが壊れたのかも。原因究明は明日以降に延期。
極めつけはネット撮影会の講評書き。晩メシを食った後になってやっとここまで手がついた。今晩はここまでだな。
今日の写真は駄作である。フラッシュの使い方についてもう1年以上書いていないので、新しい読者向けに解説しようというのでこういう写真を撮った。教材写真というわけ。
すでにお気づきだと思うが、ボクはめったにフラッシュを使わない。常時設定は「発光禁止」である。発光させて撮るのは年に1回あるかないかぐらい。理由は簡単。フラッシュを発光させて撮った画像は、ほとんどの場合絵にならないからである。正面からピカッの写真では被写体に陰影が出ない。写真は陰を生かしてはじめて写真になるわけで、陰ができないフラッシュ一灯撮影は愚の骨頂なのだ。
でも、フラッシュを焚くことで陰を生かす例もなくはない。この写真がそれで、縦位置のマクロ撮影(15センチぐらい)だから、正面からではなく斜めから光が当たっているのである。横位置だと真正面からの光になるので、つまらん写真がもっとつまらなくなるが、斜めからだと奥行きが出る。また、フラッシュ撮影時にプログラムAE(P)にしておくと、ピントが合った部分にちょうどいいようにカメラが光の強さを調節してくれるので、光が届かない背景部分は暗く落ちる。バックの処理をカメラがやってくれるようなものなので手間要らずなのだ。フラッシュを焚かないで撮影した画像をブログ版に載せておくので比較してみて欲しい。
なお、露出補正を通常設定の-2/3からゼロに戻す代わりに、フラッシュの発光補正を-2/3にしてつり合いを取っている。光を弱めるのだから合焦部分に関しては露出的に同じであるが、ただ、光を弱めた分、届く距離が短縮される。背景を落とすためのワザである。 |
大きな写真は ⇒ ブログ版。 |
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撮影データ |
カメラ
OLYMPUS
Camedia 8080 WZ |
撮影日 |
06/01/23 19:06 |
ISO感度 |
50 |
絞り |
F3.5 |
シャッター |
1/125 |
露出補正値 |
0 |
WB |
晴天 |
露光方式 |
プログラムAE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
35.6mm
(140mm) |
その他 |
手持ち撮影
マクロモード
内蔵フラッシュ
発光補正-2/3 |
レタッチソフト |
ちびスナ |
バックナンバーはこちらで。
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