先だって、某スポーツ財団の依頼でディスクゴルフの撮影をやったが、今日は、その同じ財団に頼まれてダブルダッチの取材をやった。場所は千葉のポートマリーナ。朝7時に家を出て、戻ってきたのが午後8時、まるまる一日がかりの仕事だったが、すごく面白い撮影だった。
ダブルダッチなんてスポーツ、たぶん名前を聞いたことがある読者は10人もいないだろう。英語で「ダッチ」と言えば本来は「オランダの」という意味だが、イギリス人から見るとオランダという国、またはオランダ人という人種はよほど常識ハズレに見えるらしく、「へんちくりん」という意味もある。そのへんちくりんのダブル攻撃なのだ。とにかく、妙なスポーツである。
簡単に説明すると、2本の縄跳びを使う団体パフォーマンス競技である。縄跳びとダンスを組み合わせたスポーツと言ってもいい。競技人口はこないだのディスクゴルフとだいたい同じ2万人、わが国ではマイナーの極致とでも言うべきスポーツだ。今日はそのダブルダッチの全国大会、マイナーとは言えけっこうな数のグループが集まった。
競技そのものをただ見ているだけなら、たぶん1日いても飽きない。下は小学1年生から上はけっこういい年こいた熟年まで、いろんな団体がいろんなパフォーマンスを披露してくれる。たかが縄跳びと笑うなかれ。そのワザたるや、それはそれは常人には信じられないぐらいのバリエーションがあるのだ。その上、スピード感がものすごいし、グループ内の結束がよほど強くないと「こんなもんやってられん」とヘソを曲げてしまうメンバーがいてもおかしくないというぐらい複雑なパフォーマンスが要求される。
しかし、ポートマリーナの照明にはほとほと参った。体育館だからある程度の光量不足は覚悟していたが、予想していた以上に薄暗い。感度をISO1600まで上げても、被写体の動きをとめるのは不可能だ。全国大会会場なので滅多やたらにフラッシュを焚くわけにもいかないし、遅いシャッター速度をなだめなだめつつなんとか撮影を続けたが、当選確率は2割に満たないだろう。楽しかったけれど厳しい撮影であった。
で、戻ってきてすぐに、夕飯もろくに食べず会議に突入。マンションの月例理事会である。大きな議題がなかったので2時間ぐらいで終わったけれど、それから今日の画像1600枚の整理をやっていたら明け方になってしまった。画像を取り込むだけで2時間以上かかるし、不要な画像を廃棄していくためには1枚1枚丁寧にチェックする必要がある。お仕事なので後回しにするわけにはいかない。眠くても我慢なのである。なんとか160枚まで絞ったところでダウン。明日中にこれを100枚まで絞り、必要なレタッチを加えれば完了である。 |
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大きな写真は ⇒ ブログ版。 |
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撮影データ |
カメラ
CANON 1D MarkII
EF 28-135mm IS USM |
撮影日 |
06/02/18 10:19 |
ISO感度 |
800 |
絞り |
F4.0 |
シャッター |
1/50 |
露出補正値 |
-1/3 |
WB |
屋外 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
38mm
(50mm) |
その他 |
手持ち撮影
連写モード |
レタッチソフト |
ちびスナ |
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