親父の介護保険証が更新されたので、そのコピーを入所している介護施設に届けに行った。これがないと、いざというときに困るわけである。ついでに親父を見舞ったが、元気も元気、ぴんぴんしている。2年前、いよいよ切羽詰って施設に預けたときには4級まで進んでいた介護等級が、いまは1級、ほとんど健常者並みになった。下の面倒さえ自分で見られるようになればいつでも退所できる状態だ。でも、本人は今の施設での暮らしが大層気に入っているとみえて、家には戻りたくないのだそうだ。
実家に寄ってみたら、母親が待ち構えていて電器屋に連れて行かれた。リビングキッチンの照明が壊れたという。壊れたといっても、3本の蛍光灯のうち2本が球切れし、スイッチの紐が切れただけ。電球を交換して紐を付け替えてやれば正常に戻るわけなんだけど、照明器具をそっくり取り替えて気分転換したいのだそうだ。薄暗い中で一人暮らしをしていると、そういう気分になるというのも分かる気がする。
で、電器屋で2万円也の蛍光灯を買って付け替えてやった。そしたら、今度は「明るすぎる」と言う。明るさはリモコンスイッチで2段階に調整できると教えても、そのリモコンスイッチをどこに置いたかすぐ忘れるのでダメなんだそうだ。3本の蛍光灯のうち、1本の接続を切ってやったらやっと安心したみたい。でも、何日か経ったら今度は「暗い」と言い出すに決まっている。そういう我侭に付き合うのも長男の役目と諦めるしかないね。
写真は実家のベランダからの東京である。カメディアには「夕焼」というホワイトバランス設定があるので、それで撮った。発色の具合からして、たぶん色温度設定が8000〜9000ケルビンぐらいになっているみたい。それぐらいの高温設定じゃないとこれだけの赤被りにはならない。眼デジであれば、色温度設定が手動でできる機種があるが、コンデジではふつうそれができないので、ちょっと特殊な効果を狙いたいときには便利だ。伊達に10万円を超える正札がついているわけじゃないってことだな。
去年の12月に「まぐまぐ Books Award」の投票をみなさんにお願いして、めでたくダントツのトップを獲得したことは記憶に新しいが、まぐまぐでの審査が終了して、そのお知らせが届いた。まことに不本意ながら、「大賞」ではなく、次点の「読者賞」だとさ。一応、POD出版という、パンフレットに毛が生えた程度の本にする気があるのなら、自分で編集作業をやれば出してやるよという副賞がつく。しかし、ちゃんとした本にする価値はないというご判断なのだ。写真がメインの本となると印刷費が高い。割に合わんということなのだろう。まったく、バカにした話である。なんのための読者投票だったのか。発信者と読者がいてこその配信スタンドであろうに、その両者の気持ちを踏みにじっているようでは将来はあるまい。 |
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撮影データ |
カメラ
OLYMPUS
Camedia C8080 WZ |
撮影日 |
06/02/23 15:56 |
ISO感度 |
100 |
絞り |
F6.3 |
シャッター |
1/250 |
露出補正値 |
-1/3 |
WB |
夕焼 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
16.1mm
(63mm) |
その他 |
手持ち撮影 |
レタッチソフト |
ちびスナ |
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