鬼嫁の耳元掃除機攻撃が久しぶりに復活して、睡眠5時間で叩き起こされた。この必殺技は、たいがいの場合、昨日は雨、今日はピーカンの上天気というときに繰り出されることが多い。早起きの鬼嫁は、お天道様がニコニコ顔に見えると、とにかく掃除や洗濯をしたくて堪らなくなるみたいなのだ。ボクがそのとばっちりを受けて起こされるのは、掃除の邪魔ということもあるが、着ているパジャマを洗濯機に放り込みたいという衝動に勝てないからなのだ。
ところが、今朝は雨。昨日は降らなかったので、こういう朝は安眠が保証されているはずなのに、気まぐれなのかなんなのか、とにかく起こされてしまった。昨日は戦車実弾射撃の撮影で、午前4時起きの午前2時就寝、22時間も頑張ったんだから、ちょっとぐらい遅くまで寝かせておいてくれてもいいじゃないか。文句の一言も言ってやりたいところだけれど、朝っぱらから折檻されるのもなんなので、大人しく顔を洗いメシを食って、コーヒーを3杯立て続けに飲んだら、やっとのことで目が覚めた。
ネット撮影会2月分の仮公開作業を始めた。送ったはずの投稿作品が届いていないなんていうのがあったりして、作品が揃うのがちょっと遅くなったが、やっと手がつけられる状態になったので、とりあえず掲載画像の作成と、撮影データや作者コメントの整理から着手する。でも、この段階がもっとも手間がかかる。単純作業の繰り返しなので、睡眠不足には辛い。さっき起きたばかりだというのに、すぐに眠くなってしまうのだ。今日中にやっつけてしまうつもりで意気込んでいたのに、結局、半分も行かないうちに放棄してしまった。
午後、出かける鬼嫁を駅まで送ったついでに中村家住宅を見てきた。市内の大間野というところにある旧家の保存住宅である。明治中期頃の庄屋の建物で、ここいらでは非常に珍しい瓦葺の立派なものだ。教育委員会が管理していて、入場料100円也を取られるのがちょっと気に食わないが、今日のような雨の日に、退屈しのぎに見物する分にはお手頃だし、ネット撮影会の今月のお題「モノクロ」写真の撮影にも持って来いである。窓から柔らかい外光が射し込むので明暗差が極端ではなく、薄暗い室内の模様を撮影しても黒潰れするところが少なくなる。モノクロ写真というのは光と影の描写次第という芸術なので、とかく極端なコントラストを求めがちだが、白飛びや黒潰れといった無データ状態の部分が多いとレタッチにも限界があるし、絵としてもあざとい印象が強くなってしまう。この辺の感覚は、日本画の墨絵と似通っているので、それを思い起こしながら撮影に臨むといい。 |
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撮影データ |
カメラ
OLYMPUS
Camedia C8080 WZ |
撮影日 |
06/03/10 15:18 |
ISO感度 |
50 |
絞り |
F3.5 |
シャッター |
1/30 |
露出補正値 |
-2/3 |
WB |
オート |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
7.4mm
(29mm) |
その他 |
手持ち撮影 |
レタッチソフト |
PhotoShop EL |
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