午後、ちょっと息抜きに瓦曽根堰に行った。例のカワセミを撮ろうという腹だ。ところが、今日は土曜日だしめっちゃ暖かい。ガキどもが中洲の中まで入り込んで遊んでいる。草ぼうぼうで足場は悪いし、そろそろマムシなんかも這い出してきそうなところなのに、そんなことにはお構いなく、走り回るは川に石は投げ込むはで、カワセミどころかカラスやヒヨちゃんさえ姿を消してしまった。
よっぽど怒鳴りつけてやろうかと思ったけれど、この川はボク一人のものじゃない。ガキどもにだって遊ぶ権利はあるわけだし、どのみち、こちら側の川岸から怒鳴ったって効き目はありそうもない。今年の年頭の誓いが「怒らない」だったことを思い出して、ぐっと我慢、ガキどもの写真を100枚ぐらい連写して、家に戻って画像を取り込んだら、見もせずにゴミ箱にポイしてやった。ザマミロ。
というわけで、今日は空振り。3時間もいたのに、野鳥の写真は30枚ぐらいしか撮れなかった。
これはそのうちの1枚、コサギである。柳の枝に止まって川面を凝視していたが、ガキどもが近づいてきたので飛び去った。その飛び去る瞬間をパチリ。ずっとファインダーを覗きながら待っていたので、タイミングはぴったりだったけど、かれこれ10分ほども待ったな。涙目になってしまった。
写真はRAWで撮影した画像を現像したものである。現像ソフトはSILKYPIX。FD-EOSコンバーターをマーク2に装着すると、CMOSのサイズがでかいので周辺光量が低下する。20Dだとそういうことはないが、マーク2の画像では周囲を若干トリミングすることを前提で撮ることが多かった。ところが、このSILKYPIXには、現像段階でレンズに起因する画像劣化を補正してくれる機能がついている。周辺光量の低下だけでなく、ディストーションや色収差まで補正してくれるのである。したがって、この写真はノートリ。便利なものだ。
ところで、お散歩ネットのネット上の交流手段であるメーリングリスト(ML)をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に移行することを検討してきたが、そろそろ実行することにした。と言っても、なんせ会員数が500人を超えている。招待状を出すだけでもけっこうな手間だ。毎日少しずつ、段階的に片付けていこうと思っている。中には手続きが面倒だということで招待に応じない人もいるだろうから、言わば有象無象を篩(ふるい)にかけることにもなって、すっきりするんじゃないかという期待もあったりするのだ。こないだも書いたように、約7割の会員はリードオンリーで顔を出してこない。そういう隠れ会員に決断を迫ることにもなる。いい機会だ。 |
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撮影データ |
カメラ
CANON EOS1D MarkII
FD 500mm f4.5L
FD-EOS Converter |
撮影日 |
06/03/11 16:11 |
ISO感度 |
320 |
絞り |
F4.5 |
シャッター |
1/2500 |
露出補正値 |
-1.0 |
WB |
屋外 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
マニュアル |
焦点距離
(35mm換算) |
500mm
(975mm) |
その他 |
三脚 |
レタッチソフト |
SILKYPIX
PhotoShop EL |
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