昨日同様、今日も嵐だ。烈風が吹き荒れて、マンションの構内にはあちこちに吹き飛ばされた洗濯物が落っこっている。ボクのパジャマは昨日行方不明になった。
強風で晴天となると、霞んだ春の空が一転して澄み切った青空に変わる。こういう空のときはモノクロ撮影日和なのだ。ところが、まぐまぐやら出版社やら建設会社やら、こういうときに限ってあちこちメールや電話で連絡を取らないといけない。書斎仕事が途切れ途切れになるので、ほとんど進展がなかった。ネット撮影会の宿題である2月分の講評書きが5作品ばかり、成果はこれだけである。
午後遅くなってやっと昼メシを食いに出て、ちょっと遅いかと思ったけれど関宿まで足を伸ばした。このメルマガにも何度か登場したことがある関宿城は、利根川と江戸川の分流点にある。江戸時代、水運の要であった地点だ。
その関宿城から橋を1本渡った中州に、ちょっとした公園がある。その公園に関東一と言われるコブシの木があって、ボクんちの近辺ではもう咲き始めているから、ひょっとしたらと思ったわけ。でも、まだ全然。蕾はいっぱいついていたけれどまだ堅く、咲くのは下旬ぐらいだろう。せっかく来てみたのに手ぶらで帰るのもなんだから、10枚ばかり撮影してきた。
C8080にはモノクロモードがない。したがって、カラーで撮った画像をモノクロ転換するわけだけど、もともとRAW形式というのはモノクロ情報であるわけだから、現像過程で色情報を加えなければいいだけのことで、不自由はないのだ。一応、RAW+JPEGで記録させているのだけれど、カメラ内部で現像されたJPEG画像と、RAWから自分で現像した画像ではやっぱり格段の違いがある。
R1フィルターという真っ赤っかのフィルターを装着した画像は、JPEGで記録されたものはほんと真っ赤な写真として出てくる。でも、RAWをモノクロ現像すると、この写真のようになるわけである。フィルターの効果で空の描写が非常に深いものになるし、コントラストもレタッチで加えたものとは違う、自然な味わいが出る。ブログ版にカラーで撮ったもの、それをモノクロ転換したもの、R1を噛ませたものの3枚を載せておくので、比較してみたらいい。 |
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大きな写真は ⇒ ブログ版。 |
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撮影データ |
カメラ
OLYMPUS
Camedia C8080 WZ |
撮影日 |
06/03/20 16:19 |
ISO感度 |
50 |
絞り |
F3.2 |
シャッター |
1/80 |
露出補正値 |
-2/3 |
WB |
晴天 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
中央重点分割測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
7.1mm
(28mm) |
その他 |
手持ち撮影
R1フィルター |
レタッチソフト |
SILKYPIX |
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