4月1日から3日まで滋賀の大津と京都で都合3回の撮影会をこなしてきた。
3日の深夜、実際には4日の午前1時過ぎに帰宅してみたら、メールボックスにまぐまぐからの警告書が山ほど入っている。何事かと思って、画像の取り込みもそこそこに開いてみたら、プレミア版の創刊号をさっさと出せ!というのである。
4月から始めるということは、まぐまぐの倫理規定では4月1日からということになっているらしい。1日分が発行されなかったのを確認した上で警告書その1、更に、同じものの再送と、1日2通である。2日、3日にも同じような警告書が2通ずつ来ている。
日を追うごとにその警告書の文面が厳しくなって、最後のものなどはほとんど脅迫状である。1日零時から72時間以内に創刊号が出せないなら契約を打ち切ると来た。
しかし、妙な話である。読者登録してくれた人たちはみな無料版の読者であり、その人たちは創刊が10日であることは承知しているはずだし、4月分は課金されないのだから、月内に30号出そうが20号しか出すまいが、まぐまぐの腹が痛むわけではないはずだ。
しかも、日刊の遅延期限がわずか72時間というのも無茶な話である。3日以上の旅行はするなと言っているに等しいわけで、人様の生活を慮るなんて気持ちはさらさらないと宣言しているようなものではないか。
うーっ、あったま来た!のであるが、今年は怒らないという誓いをこんなことで破るわけには行かない。低頭して72時間の期限を延ばしてもらい、こうして慌てふためいた創刊号を出しているという体たらくなのだ。
でも、心の準備はなにもない状態なので、無料版と併せて2通x4日分をそうそう短期間に出せるほど人間ができてはいない。したがって、この創刊号から第9号・4月9日号までは、無料版もプレミア版と同じものにする。大サービスである。ただし、ネット撮影会の講評だけは約束通り10日からになる。
考えてみたら、無料版はボク自身が発行者であり、まぐまぐは単に配信システムを提供してくれているに過ぎない。しかし、プレミア版になると事情が違う。発行者はまぐまぐであって、ボクは原稿を書いて印税を貰うという立場になる。だから、印税が安くてもあったま来てはいけないのである。
いつの世にも一番強いのは出版社、一番弱いのは著者という社会の仕組みが生きている。ボクがある日突然お利口さんになったり、鬼嫁が突然優しくなったりすることはありえても(←ない!)、出版社が著者を甘やかすことは金輪際ありえないのである。
というわけで、めでためでたの創刊号がこんな有様になった。いかにもキットくんらしくていいかも知れないと我が身を慰めつつのスタートである。 |
|
撮影データ |
カメラ |
Canon EOS1D MarkII |
レンズ |
EF 28-135mm IS USM |
撮影日 |
06/04/01 16:13 |
画像ファイル |
RAW |
ISO感度 |
100 |
絞り |
F16.0 |
シャッター |
1/30 |
露出補正値 |
-4/3 |
WB |
屋外 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
中央重点分割測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
フラッシュ |
OFF |
焦点距離 |
135mm |
(35mm換算) |
(176mm) |
その他 |
手持ち撮影 |
現像ソフト |
SILKYPIX |
レタッチソフト |
PhotoShop EL |
縮小ソフト |
PhotoShop EL |
現像データ |
露出補正 |
+1.2 |
WB |
オート |
調子 |
超硬調 |
カラー |
最強・記憶色1 |
|