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火星人 2009/04/10 FRI (No.2197）


　一日で本を３冊も読了した。浅田次郎の「勇気凛凛ルリの色・満天の星」と、「蒼穹の昴（２）（３）」である。親父の病院通いの付添い、東京の某出版社への行き帰り、午前様になるまで飲み歩いた３軒と、読む時間だけはたっぷりあったのだ。
　今月に入って10日間、その間に10冊読んだことになる。うち６冊が浅田次郎だ。肩や腰は凝らないけれど凝り性であるボクは、「ふむ、これは！」と思う作家に出くわすと、出版されている著作をとりあえず網羅しようとする衝動を抑えきれなくなる。藤沢周平がそうであったし、庄野潤三もそうであった。海外ものではエド・マクベインやディック・フランシス、トム・クランシーらがそうで、これらは翻訳だけでなく原書でも網羅した。
　「勇気凛凛」は、浅田次郎が直木賞を受賞した前後４年間に週刊現代に連載されたエッセイである。文庫本で４冊、うち２冊を読み終わった。超貧乏な作家の卵時代から、金満売れっ子作家に変身していく時代のエッセイだから、それはそれは面白い。
　「蒼穹の昴・全４巻」は中国清代末期、列強に国を冒され、また、清王朝が末期を迎えていた時代の物語だ。浅田次郎の著作は、ボクの勝手分類では、ピリッとした味わいの短編小説（「鉄道員」や「霞町物語」など）、おちゃらけもの（「プリズンホテル」など）、現代物長編小説（「地下鉄に乗って」や「椿山課長の７日間」）、歴史物長編小説（「壬生義士伝」など）の４つに分類されるのだが、歴史物の中にこの作品や「珍妃の井戸」などの中国ものが大きな一角を占めている。ストーリーの面白さもさることながら、取材の広範さ、緻密さにも驚かされる作品群だ。
　すぐにでも「蒼穹の昴（４）」のページをめくりたいところだが、明日は早朝出発の松之山日帰りが控えているため、できるだけ睡眠を確保しておきたい。明後日はマンション連合会のセミナーと懇親会がある。読めるのは来週になりそうだ。それまで我慢。うーっ、早く読みてぇ。
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開催日 言いだしっぺ 内容
4月11日（土） パラドックスさん（関西支部） 京都の街並みと桜撮影会
4月11日（土） ごん太（東北支部） 福島花見山撮影会
4月12日（日） パラドックスさん（関西支部） 春の大阪を歩く撮影会
4月19日（日） パラドックスさん（関西支部） 常照皇寺の九重桜撮影会
6月13-14日（土日） ごん太（東北支部） 裏磐梯の新緑を撮る撮影会
7月24日（金） はんべぇ（関東支部） 相馬野馬追撮影会
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［３］自分が奇人変人であることを意識しなくなる。
［４］分からないことはすぐに質問するようになり、自分で努力しなくなる。
［５］デジカメを抱っこして寝るようになり、家族に疎外される。
［６］朱に交われば赤くなる。
ちなみに、この方々は、すでに人生を棒に振ってしまいました。
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［３］購読料を毎月1,050円も支払う必要があることから、無駄を省く生活が身につき、清廉潔白な余生を送ることができる。
［４］この普及版と併せて、プレミア版のエッセイも毎日読むことになるので、キットに感化される度合いが倍加し、人格崩壊速度が速まる。
ちなみに、この方は、すでに人格が崩壊してしまいました。
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