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天空を彩る 2009/05/27 WED (No.2244)


 東秩父村の山の中、というか、山のてっぺんにある秩父高原牧場である。彩の国ふれあい牧場というファミリー牧場が併設されていて、例によって動物たちとの触れ合いとか、絞りたて牛乳とか自家製ソフトクリームといった定番で人集めをしているが、この季節、「天空を彩るポピー畑」ってのが超目玉になっていて、今日なんか、平日、しかも、お天気も曇り空というのに、大勢の見物客で賑わっていた。
 でも、ここのポピー畑は牧場の柵の中なので、畑の中には入れない。縁から見るだけだ。だが、お陰で画角に入ってくる邪魔者がいない。3.5ヘクタールに1千万株という、とてつもない規模だ。パックが青空だったらと考えると残念。でも、来年のための下見と思えば、わざわざ3時間もかけて来た甲斐があった。
 非常に交通不便なところである。電車とバスで行けないこともないが、バス停から2時間も歩く。しかも、標高差400メートルの上り坂である。登山好きじゃないと無理だ。
 車で行くしかない場所ということになるが、その車でさえ簡単ではない。東松山、あるいは嵐山から小川町を経由し、落合橋で左折して山登りになるわけだが、狭い山道の急カーブ連続で、慣れない運転手だとちょっと怖い。寄居から秩父有料で風布まで行き、そこから山道という手もあるが、やはり走りやすい山道ではない。
 小川町、東秩父村一帯は、江戸時代、和紙の供給産地として栄えたところである。今でも和紙の製造所がたくさんあり、小売りもしている。博物館もある。1日がかりで散策しても楽しめるところだ。これからの季節は、渓谷やホタルが目玉。
 山の中なので、ろくな食いものはない。町中ならファミレスもあるけれど、ここいらの定番である、非漂白小麦を使った手打ちうどん(茶色がかっている)は、珍しいけど美味いとは言えない。あとは、手作りコンニャクぐらいだな。

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