デジカメとビールがあれば
ガキどもなど怖るるに足らぬ大会


それは2003年8月23日の夕刻のことであった。カップルでごった返すお台場公園駅に降り立った、異様な風体のおじおば14名は、若者たちの訝しげな、冷たい視線をものともせず、三脚を肩に浜辺を闊歩し、傍若無人にシャッターを切りまくったのであった。幸い、警官に呼び止められることもなく、若者に石を投げられることもなく、数名の迷子を出しただけで、異例の撮影会は無事幕を閉じた。

その後、新橋某所に密かに結集した彼らは、講評会と称する飲み会にうつつを抜かし、終電ぎりぎりになるまで散財の限りを尽くしたのであった。謎のおじおば集団が撮った写真の一部がこれだ!






よくぞこれだけ物好きが集まったものだ。若者でなくても石を投げたくなるに違いない。