白川郷で人ごみにもまれながら
悪戦苦闘した第2部

白川郷着は午後3時、夜間のライトアップ撮影には十分間に合った・・・と思ったら大間違いのコンコンチキなのだ。展望台はカメラマンたちで早くも満員、三脚を立てる場所を辛うじて確保したと思ったら、カメラマン以外の観光客まで押し寄せてきた。暖かい日だったのだが、さすがに雪の中では寒さが辛い。


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午後4時ごろの展望台。ライトアップまではまだ2時間以上あるのにこの有様。日が暮れてきたら、これに一般観光客まで加わった。カメラの前に居座られるので、なかなかシャッターが切れない。おまけに寒い。
トミくんは50ミリのレンズ1本しか持っていないので、人の頭越しではとても撮れない。かと言って、前の方は立錐の余地もない。窮余の策は崖の途中まで降りることだった。3人で一杯になるわずかばかりの場所に腰を据えた。
じっと陽が落ちるのを待つ。まだまだ明るいので、下に降りて行って撮影しようと思えばできるのだが、せっかく確保した場所を放棄するわけには行かないのだ。寒さが足元からジンジンと這い上がってくる。
白川郷からの帰り道、すでに午後9時ともなると、このあたりで開いているレストランは皆無となる。やっと見つけた立ち食い蕎麦屋で侘しい夕食。でも、この後の温泉は素晴らしかった。ホテルに戻ったのは午前1時過ぎだった。

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