明日から日曜日まで山梨、長野方面にでかける予定なので、本日分の配信後、2日間はお休みをいただくことになる。しかし、「1日1枚」と謳っている以上、空白の日を作るわけには行かないので、日曜日には、なんと3日分を一度に配信しなくてはならない。本日分がこのメルマガの第110回なので、配信作業にもずいぶん慣れてはきたが、さすがに3日分の作業となると自信がない。というわけで、今日は、前もって済ませておける部分の作業に追われていて、少々お忙しなのだ。
ボクの書斎の窓のすぐ下はマンションの駐車場になっているのだが、その駐車場の先にあったバッグ製作所が工場を畳み、跡地が区画されて住宅地として売りに出されている。しかし、このご時世なので、なかなか買い手がつかない。まだ8割方売れ残って、そこは草ぼうぼうの空き地のままだ。暑くなってきてやぶ蚊でも発生された日にはたまらないので、どんな有様か見に行ってみた。場合によっては開発業者に善処を願わねばならないからだ。
幸い、それほどひどい状況ではなかったので一安心。ついでにこれを撮ってきた。セイヨウタンポポの綿毛である。
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【使えるワザ】晴天の空に抜く構図なので、思い切って露出をプラス補正してある。こういう状況では、その幅はなかなか経験だけではピタリといかないものなので、0.3刻みでずらしながら、1カットで数枚ずつ撮るようにする。
カメラのオートフォーカス機能がもっとも苦手とされる網目状の部分にピントを合わせなくてはならない。当然、フォーカシングはマニュアル。レンズから綿毛までの距離を目算し、その距離に前もって目盛を合わせておいてから、液晶画面で確認、微調整する。微調整は目盛を動かすのではなく、カメラをわずかに前後させるのがコツだ。
晴れた戸外では、かなり明るい液晶でも、こういう細かな確認は難しい。手作りの液晶フードが、こういうときに役に立つ。買ってもせいぜい1000円ぐらいのものなのだが、手作りでも簡単にできるので、暇なときに何個か作り置きしてあるのだ。型紙が作ってあるので、それに従って厚紙を切り、折り曲げて張り合わせれば出来上がり。雨に備えてビニールテープを巻いておけば、なおさら完璧だ。
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