このメルマガはHTML形式で配信されており、テキスト形式では画像が表示されません。メールソフトの受信設定をご確認ください。

Counter



一段落 2004/10/08 FRI(No.538)
 昨夜からまた雨になった。おまけに、また台風だそうだ。今年の天候異常はなんだかマル特級だな。
 昨日、松之山のあちこちで地元の人々と立ち話をしたが、台風と水害、それに暑さが長引いたことの影響で、米の作柄は冷害に見舞われた昨年ほどではないが、期待していたほどには良くなっていないそうだ。松之山全体では作柄指数が95ぐらいになりそうだという。特に、風害に弱いコシヒカリの収量が見込めず、しかも、1級米の比率が減るのは確実なんだそうだ。7月ごろまでは天候も順調だったので、お百姓さんたちの顔も輝いていたのだが、稲刈りの季節になってみると、あまり晴れ晴れした顔が見られない。稲が穂をつけてからの風害だったので、余計に堪えているように感じた。
 雨だし、仕事が溜まっているので、今日は外出はなし。写真も撮らなかった。松之山で撮影した画像の整理だけで半日以上費やした。しめて3GB分である。けっこう時間がかかる。
 注文してあったポータブルストレッジが届いた。NHJ LIMITEDという会社の「Personal Video Recorder MPM-202」という製品で、容量は60GB、でっかいモニターがついているのがいい。値段は7万円弱。ちょっとした投資だが、60GBの容量があれば、2週間程度の取材なら1台で足りるし、ノートパソコンを持ち歩く必要がないだけでも大助かりだ。信頼度などについてはこれから使ってみないことにはなんとも言えないが、今日テストしてみた限りでは問題なさそう。紹介してくださったJIROさん、ありがとうございました。
撮影データ
カメラ

CANON
EOS-1D MarkII
EF 28-135mm IS
撮影日 04/10/07
ISO感度 400
絞り F11
シャッター 1/500
露出補正値 -1.0
WB オート
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 33mm
その他 手持ち撮影
レタッチソフト 縮小専科


バックナンバーはこちらで。


表示されないときはこちら
毎日、多数のメールが寄せられるので、直接のご返事は原則としてご勘弁いただいています。数日遅れになることもありますが、下のコラムに掲載してご返事とさせていただきます。ただし、実名は掲載いたしません。ご了承ください。
天才キットが送るメルマガ
もどうぞよろしく!

購読解除はこちら
【使えるワザ】
 お流れになった10月1日の取材で撮影する予定だったばあちゃんである。木暮さんから「ハサ掛け名人」であると聞いていたのでその様子を撮りたかったのだが、昨日の段階ではもうそれは終わっていて、稲刈りの様子しか撮れなかった。御歳80歳、まだまだお元気だ。午前中、ぬかるんだ田んぼ2枚を一人で手刈りし、お昼ちょうどに一段落、さすがに疲れたので午後からは休むそうだ。「これからお昼ご飯、そのあと昼寝」というような意味のことを松之山弁で言って、いそいそと自宅に帰っていった。
 刈った稲は、夕方、じいさんがコンバインを転がしてくるので、それで脱穀し、乾燥機に入れるんだそうだ。天日に干せば等級も上がるし高く売れるのだが、お天道様が言うことを聞いてくれないんじゃ仕方がない。
 しかし、このあたりの棚田では風害で倒れた稲がほとんど見られなかった。同じ松之山でも、地形や水はけの具合によってお天気の影響がずいぶん違うようだ。昨年の冷害ではこのあたりの被害が一番大きかったそうだから、分からないものである。5月の田植えから半年間、苦労に苦労を重ねた結果がお天気次第で吉にもなり凶にもなる。百姓仕事というのは、溜息まじりではあってもそれを受け入れる胆力がないとやっていけない仕事なんだなと思う。
!緊急告知!
茅刈りボランティア募集!
松之山在住の友人、木暮さんが中心になって、
萱葺き民家の保存、復元活動に取り組んでいます。
応援してくださる方を募ります。
以下は、母体となる「奥越後茅屋根応援団・茅屋(KAYAYA)」の
パンフからの抜粋です。ボクも参加します!
ご一緒しませんか?
私たちは松之山町に在住している者です。
松之山町は日本屈指の豪雪地帯です。
ここには雪国ならではの生活文化がさまざまに息づき、
茅葺き民家もその生き証人のひとつです。
でも、目の前で茅屋根民家が壊されるのをせつない思いで、何度も見てきました。
そんなせつなさから、茅屋根を保存・復元していこまいかと、
「奥越後 茅屋根応援団 茅屋(KAYAYA)」を立ちあげました。
この地に生きてきた人々の小さな茅葺き屋根は、
頼母子講や結いなどで、村人たちが助け合いで維持してきました。
それに習い、茅屋根民家に住む人達とそれに関心を寄せる人達が協力し合うことで、
茅葺き民家の誇るべき景観や屋根葺き技術、そこでの暮らしを
未来につなげていきたいと思っています。
いま私たちは、手探りの状態で活動を開始したばかりです。
今後、茅屋根の構造、材料調達方法の今昔、所有状況、所有者の意識などを調査し、
茅葺き民家の保持・復元に何が有効か、模索していくつもりです。
金も知恵も乏しい私達は、まず汗を流すことを選びました。
茅刈りボランティアを募集します。
今後、茅場の復元や屋根葺き作業などの活動を継続していく計画でいます。
■期日
10/23-24、10/30-31、11/6-7のいずれかに参加してください。
■宿泊
松之山町の古民家にての民宿。食事や交流会での料理は、地元産有機無農薬の米や野菜が食材です。
■参加費、宿泊費
1泊4食つき2,800円(ボランティア保険含む)
交流会の酒代は実費。酒、名産品、手料理などの持ち込み歓迎。
2泊以上の連泊を希望の方は1泊3食2,000円。
温泉入浴料は別途400円。
■スケジュール
1日目
10:00 浦田克雪センター集合
10:30 説明会・茅刈り開始
12:00 昼食
13:00 茅刈り再開
17:00 仕事終了
18:00 松之山温泉入浴
19:00 夕食交流会
22:00 就寝
2日目
06:30 朝食
08:00 茅刈り開始
12:00 昼食
13:00 茅刈り再開
15:00 仕事終了、解散
ボクは10/30-31と11/6-7に参加します。車に同乗可。
申込みはこちらへ。
現在、3名の方が名乗りを上げてくださっています。

読者からのメールや質問やヤジ
相沢くんから
 どうやら、川越祭りのメイン会場はこの間の「川越撮影会」でもお世話になった「元町」辺りらしいです。なので、昼食や夕食もその辺で行ないたいと思っています。もちろん、翌17日も祭りはありますので、有志を募ってミニ撮影会とするのも良いかも知れませんね。まだ間がありますので、アウトラインだけ。
JIROさんから返信
 相沢さん、お誘い有難う御座います。しかし、翌17日から三日間木曽の方へ遠出しますので、体力温存のため、残念ながら今回はパスします。

setuさんから返信
 川越祭りミニ撮影会に参加しま〜す。
 16日は一日大丈夫ですが、17日は3時以降なら参加出来ます。

 川越祭りは行ったことはありませんが、夜が良いとも聞きますが。どうなんでしょうね。でも夜の撮影は撮った事がありませんので撮れるかどうかも問題ですが・・・。


はんべぇさんから返信
 相沢さんはじめまして。
 初参加してみたいんですけど、10月16日の日中は所用で無念です(夜は行ってみようかな)。もしも、17日(日)もあるようでしたら、ぜひに参加させてください。


村野茂助さんから返信
 16日ですが参加したいなあ。
 とは言ってもこの日の朝にマレーシアから戻るので体力が付いていけるか?夕食(宴会?)のみ参加となるかも知れませんが宜しく。


コージくんから返信
 ご無沙汰しております。川越祭り参加したいと思っています。結構大がかりで混みそうですけど・・・。
砂名ちゃんから
 こんにちは、砂名です。
 すでにご存知の方も多いかと思いますが、このたび、京都市美術館別館で行われます『新美2004公募展』におきまして、写真を出展することになりました。

 ■ 10/15(金)〜10/17(日)
 時間は9:00〜17:00(最終日は16:00まで)
 場所はこちら。市立美術館の「アクセス」をご覧ください。「別館」です(本館とお間違えのないように)。
返信
 残念ながらさすがに京都までは行けません。関西在住のみなさんは是非時間を作っておいでください。淳さんの作品も展示されるそうですよ。
強固さんから
 キット師匠、
 「二つ目用画像掲示板」初投稿の、「大和川での彼岸花」と「少年野球」の写真に引き続き、「花の中の花」では、日の丸構図のことで、お返事いただき、ありがとうございます。大正解と言ってもらえて、「ヤッター!」と言う気分です。HP上でお礼を差し上げると、また写真が上にあがってしまいますので、直接メールで失礼します。

 今までは、オートで単にいっぱい撮っていましたが、これからは、構図も絞りも考えながら、デジカメ写真を撮る楽しみが出来ました。また、投稿するつもりですので、よろしくお願いいたします\(~o~)/
返信
 書き込みがあるとスレッドが上に上がるというシステムは、利用しないと損ですよ。できるだけ目立たせて、できるだけ多くの人から感想や批評を貰うことが上達に繋がります。間違いだらけでも積極的に手を上げる子の学力があがるのと同じ理屈です。引っ込み思案はお散歩ネットではタブーです。
けんちゃんから
 こんにちは けんちゃんです (^_^)v  
 11/6・7の茅刈りに参加します、晴れるとハカが行って良いですけどね。よろしくお願いいたします。
返信
 昨日、茅場を見てきました。テントを張って一泊してみたくなるような、すばらしいところでした。もっとも、いつ熊が出てもおかしくないような僻地でしたけど・・(笑)。
 当日の宿泊は、例の割勘荘、浦田の酒屋の近くの茅葺き農家、木暮さんの茅葺きのいずれかになります。割り振りで木暮さんちに当たった人はちょっと悲惨だけど、他はいいですよ。
 茅刈りボランティアの件、松之山では今、えらく評判になっているようです。楽しみですね。
キット@呑んだくれのブログ
毎日アップしています。
  
7月のネット撮影会作品集が完成しました。
「ふぉとぎゃら」の「ネット撮影会作品集」からお入りください。
房総撮影会の作品集が完成。
こちらですよ。
第2回北陸撮影会の作品集が完成。
こちらです。
松之山ミニ撮影会の作品集が出来上がりました。
こちらからどうぞ。
三重撮影会の作品集が
講評を除いてそろそろ出来上がる予定。
工事中ですがこちらへ。
奈良大阪撮影会の作品集はこちら
まだ未完成です。


≪お散歩ネット≫
 お散歩ネットは、撮影会に参加した人たち、いつかは参加しようという人たちのメーリングリストです。このMLに参加すると人格が変わるだけでなく、言動が常軌を逸し、世間に顔向けできなくなる危険があるばかりか、人生を棒に振ります。参加は自己責任で! 現在、会員数は270名、
最年少は7歳、最高齢は80ん歳、
(↑12倍ズーム!?)
デジカメ好きに隔てはありません。
会費は無料です。
お散歩ネットに参加する
Powered by groups.yahoo.co.jp
【特典】 お散歩ネットに参加すると・・・
[1]2つの専用画像掲示板でみんなに寄ってたかってけなされることができる。
[2]1日に10通以上のメールが届くようになり、寂しい人生に彩りが加わる。
[3]自分が奇人変人であることを意識しなくなる。
[4]分からないことはすぐに質問するようになり、自分で努力しなくなる。
[5]デジカメを抱っこして寝るようになり、家族に疎外される。
[6]アイコンを登録できるようになり、近所を歩けなくなる。
[7]朱に交われば
赤くなる。

撮影会のご案内
(講評会場予約のため、参加するには申込みが必要です。)
お散歩ネットの撮影会は、デジカメ初心者のための撮影会です。できるだけお金をかけないで、写真と仲間同士の交流を楽しむことが目的です。参加費は3,000円(講評料)+実費割り勘です。
10月23、24日(土、日) 第1回九州撮影会
 島原半島を巡る。
申込み
11月中旬(1週間) ラオス・タートルアン大祭と
世界遺産の町ルアンプラバン
(参加費25万円前後の予定)
申込み
12月23日(祝) 都内・撮影会と忘年会
申込み

ミニ撮影会のご案内
ネット会員同士が誘い合わせて行く非公式撮影会です。飛び入り参加自由。参加費は無料、自分の交通費や食費など、実費だけの負担です。
10月10日(日) ひたち海浜公園ミニ撮影会
申込み
10月10日(日) 岸和田だんじりミニ撮影会
申込み
10月16日(土) 川越祭りミニ撮影会
申込み
10月24日(日) 会津若松SLミニ撮影会
申込み
11月14日(日) 京都西山ミニ撮影会
申込み

ネット撮影会
■ テーマ: 「祭り」
 秋といえば秋祭り。各地のお祭りを取材してください。ただし、こじつけはダメ。「運動会はお祭り騒ぎではあっても、お祭りではありません」と先日書いたけど、考えてみれば「体育祭」という呼び方をしている学校もあるな。文化祭がOKなら、体育祭をNGにする理由はないか。各種イベントについては、お祭り的な要素が強いものであれば可とします。
■ 撮影期日: 10/1〜10/24
■ 提出期限: 10/25
■ 応募は一人3枚まで。デジカメによる単写真(モノクロも可)に限ります。
■ 講評料: 1枚1,000円
応募に際しては必ず応募規定をご覧下さい。

「写真が表示されない」「投稿できない」など、操作上のトラブルに関するQ&Aを設けました。
困ったことがあったらまずこちらへ。