健康福祉村に行った帰り道でネズミ捕りに引っかかった。車をちっこいのに買い換えて以来、あまりすっ飛ばさなくなっていたので、でっかい旗を持ったおまわり屋さんが道端に飛び出してきたときには、まさかボクの車が標的だなんて思いもしなかったが、計測器の表示は確かに20キロオーバーになっていた。40キロ制限のところを時速60キロで走ったというわけ。60キロなんて、車にふだん乗っている人なら分かるだろうけど、ごく普通のスピードだ。それでも、計測されてしまえば言い訳無用、大人しく観念するしかない。とは言うものの、やっぱ腹が立ったので、60キロと印刷された計測器のスリップをターゲットにして、「この60キロというのは、60.0キロと印字してないということは59.9キロである可能性もある」とゴネてやった。20キロオーバーは罰金15,000円だが、19.9キロなら12,000円、3,000円も違うのだ。点数だって2点のところが1点で済む。もし四捨五入でもしていたら勘弁してやんねーぞというつもりだった。
そしたら、お答えは簡単。計測スピードから無条件に5%引き、さらに1キロ少ない数字が出ることになっているのだそうだ。ということは、実際には64.2キロだったということ。これじゃゴネ得はないね。
しかし、腹に据えかねるのは、車載してあるレーダー探知機が「ピ」とも鳴らなかったこと。なんのための探知機じゃ!と愚痴っていたら、おまわり屋がほくそ笑んで曰く、「光電管だからネ」だと。自動ドアの感知器みたいなヤツを10メートル間隔で2本置いて、その間を通過する時間で計測するタイプだ。電波じゃないからレーダー感知器には引っかからないというわけ。越谷警察も味な真似をやってくれるもんだ。グゥの音も出ない。
免許を取得して40年、その間ずっと車を所有していたわけだが、これまでに反則金を支払ったのはスピード違反が2回、追い越し禁止が1回、駐禁が1回、それに、去年の農道での左折禁止が1回、都合5回しかない。40年で5回、すなわち8年に1回の勘定だ。去年の左折禁止を除けばすべてがまだ若かりし頃のことなので、去年まではゴールド免許が光り輝いていた。それが、ここ半年で2回立て続けである。すっかり犯罪者が板についたみたいだ。
しかし、40キロ制限のところでのネズミ捕り、引っかからない方がどうかしている。実際、そこを通る車はほぼ100%やられていた。切符を切られている間にも、面白いように次から次に犯罪者が出現する。警察も心得たもので、なんと、パトカー7台が脇道に隠してあった。総勢20人ばかりのおまわり屋が出張っていて、流れ作業のように切符を切っていく。笑っちゃうしかないね。あんまり面白い光景だったので写真を撮ろうとしたら、「ダメですよ!」と止められた。強引に撮る手もあったけれど、最近のおまわり屋はすぐにピストルを撃つから危ない。我慢してやった。
で、今日の写真はまだそういう罠に陥ちようとは夢にも思っていなかったときの撮影。久しぶりにテレコンバーターを装着して撮った。カメラを購入したときに、ついでに純正のテレコンとワイコンを買ってあったのだけれど、最初のうち2、3回使っただけで放ったらかしにしてあった。公園での撮影なのでひょっとしてまた鳥写真になるかも知れないと思い、念のために持っていったのだ。
タダでさえピント精度が悪いコンデジにテレコンをつけるわけだから、1点ピシャリのピント合わせなどほとんど期待できない。この写真も、手前の葉っぱに合焦してしまい、肝心のヒヨちゃんは少しボケ加減。もっとも、開放より1段絞ってあるし、被写界深度は奥に深いの原則通り、辛うじてセーフの範囲である。コンデジの換算665mmでここまで撮れれば、まあ合格であろう。 |
大きな写真は ⇒ ブログ版。 |
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撮影データ |
カメラ
CANON
PowerShot S1IS |
撮影日 |
06/01/25 14:30 |
ISO感度 |
50 |
絞り |
F4.0 |
シャッター |
1/1250 |
露出補正値 |
-1 |
WB |
屋外 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
58.0mm
(665mm) |
その他 |
テレコンx1.75
手持ち撮影 |
レタッチソフト |
ちびスナ |
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