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秋たわわ 2008/11/01 SAT (No.2037） 　今日中に酒田に辿り着けばいい。法事は明日である。そう思っていたら、大間違いだった。まだ薄暗い５時半に叩き起こされ、朝飯も食わせてもらえないまま出発だ。なんでも、今日のうちに挨拶しておきたいところが、５、６軒あるのだそうだ。鬼嫁の里であるから、鬼嫁の言に従うしかない。もっとも、反論などできない身分であることは、あまねく知れ渡っていることだから、言うまでもないが・・・。 　６時に出て、午後２時に到着。途中で１時間ほど休憩したし、時速80キロのエコ運転だったのだが、連休初日でめっちゃ混んでいた割には、比較的短時間のドライブだった。 　長兄のところ、施設に入っている義父のところ、弟のところと回り、あとの２軒は、噂も聞いたことがないし、むろん、顔を合わせるのも初めてという家を回った。小学校、中学校あたりの同級生の家らしい。その上、晩飯まで誰だか分からん人と同席だ。事前に覚悟はしていたけれど、言葉が通じないコミュニティにいきなり放り込まれたわけで、かと言って、全然無関心な顔もできないから、そりゃあもう、くたくたに疲れてしまった。 　かつてボクは、まだ元気だったころの義父に、キミは生返事ばかりする、失礼なヤツだ、と面罵されたことがあるが、言葉が通じないんだもの、生返事以外に反応の仕様がないではないか。悔しかったらお前、鹿児島に拉致してやろうか、と言いたいぐらいのものだ。 　放免されて、午後９時、やっとホテルにチェックイン。連休で混んでいると見え、いつもの広いツインルームではなく、シングル２部屋に分割させられた。鬼嫁は不満そうであったが、ボクは内心大喜びだ。タバコを吸うたびに、いちいち部屋を追い出されることもないし、つまらないテレビに付き合う必要もない。このメルマガだって配信できちゃうのだ。 　山形道の紅葉を楽しみにしていたのだが、案に相違して、笹谷峠はまだ10日ばかり早い感じだったし、月山は１週間ぐらい遅かったという状況だった。月山からちょっと下った湯殿山がちょうどピーク。去年の今頃は笹谷峠がピークだったことから見て、福島、宮城、山形あたりの紅葉は、去年より１週間から10日ぐらい遅れ気味のようだ。 　来週は福島の夏井川渓谷で紅葉撮影会の予定だが、例年並みならということで選んだロケなので、ひょっとしたら早すぎる可能性がある。来週１週間しか余裕がないけれど、下見をしておかなくてはいかんような気がしてきた。 大きな画像はこちら。 購読解除はこちら 全バックナンバーはこちら 「お散歩デジカメ　Premium Edition」 日刊の有料メルマガです。購読料は１ヶ月1,050円。　　　 【主な内容】 １日１枚の参考写真とエッセイ RAW現像やレタッチの技法 撮影技術解説 ネット撮影会の作品と講評、など。 購読申込みはこちら。 購読料はクレジットカードからの 自動引き落としです。 今日のプレミア版 天然の森 スポットライト 【内容】 展示作品：ダミー版「天然の森」 後出し版「スポットライト」 エッセイ：休載 今日のポイント：休載 撮影会講評：休載