天才キットの
 1日1枚 
お散
デジカメ
Fujifilm Finepix4500・・
藤棚の下で
2003/05/05 MON

 市内にある久伊豆神社の境内に樹齢三百年の藤の木があって、毎年この季節には大勢の見物客で賑わう。露店なども出て、まるでお祭のようだ。今年のGWは天候に恵まれたので、賑やかさもひときわだった。この神社、クイズ愛好家がテレビ出演などの前に祈願しに来るので有名だが、かなり由緒のある神社で、境内には平田篤胤の仮寓なども残されている。ボクの散歩コースその2なのだ。


【使えるワザ】昨日の夕陽とは逆に、画像をオーバー目にするのがポイント。普通に撮ったのでは肝心の藤の薄紫色が黒くくすんでしまって、背景であるはずの池が主役になってしまうからだ。足元の陰になった地面に向けてシャッターを半押しし、それから構図を決めて切っている。カメラの露出計を騙すわけだ。露出補正をするならプラス1段以上になるはず。藤の花を主役にするためには、分量をできるだけ入れてやる必要があるので、片手でカメラを持ち、その手を上に伸ばして垂れ下がった藤の花房のなかに差し込み、ノーファインダーで撮る。ただし、花房と女の子たち(添景)が重なってはうまくない。わずかずつ角度を変えながら5、6枚写した。
ご意見、ご質問はこちらから

このメルマガの購読解除は
こちらから
バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。

 写真家キットがデジカメ普及機で撮影した写真を毎日お届けするメルマガです。全自動でも撮れる写真、全自動だから撮れる写真の見本がここにあります。ちょっとした「使えるワザ」もコメントします。参考にしてください。