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土曜日の午前3時まで飲んだ後、わずか2時間しか眠らずに、5時には車に乗って出かけていた。今度の撮影会で行く予定の、大井川鉄道のSLの下見に行ったのだ。せっかく撮影会に参加してくれる読者に、少しでも良い撮影場所を見つけておいてあげようという、心優しい、というか、おせっかいなキットくんなのだった。というわけで、この配信は日曜日の分なのだ。これを配信し終わったら、すぐに月曜日の分を作って配信しなくてはいけない。帰宅したばかりなのに、一息ついている間はないのだ。
撮影会当日はSLが2往復運転される予定なので、少なくとも4回のシャッターチャンスがある勘定だが、実際にロケをやってみると、良さそうなところが何ヶ所も見つかった。写真は終点の千頭駅での1コマ。帰りの発車までまだ1時間以上あるので、運転士も多少のんびりできる時間だ。
ところで、1日配信をサボったら、読者の皆さんから「とうとうネをあげたか」というものや、「体調でも崩したのか」というメールがわんさか入っていた。ボクの行動をチェックしているのは、鬼嫁だけではなかったわけだ。参ったナ。でも、ご心配いただきありがとうございました。
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【使えるワザ】ロケの資料写真を撮りまくるつもりだったので、画像サイズを640X480pxの、一番小さい設定にしてあった。いつも、このメルマガ用に撮るときは、2400X1800pxという最大サイズに設定しているのだが、それだと、128MBのスマートメディアで7、80枚しか撮れないのだ。お陰で、この写真はかなり画質が悪くなっている。パソコン上で、画像ソフトを使って縮小したものに比べると格段の差だ。昨日までの写真の画質と比べてみていただくと皆さんにも一目瞭然で分かると思う。みなさん、お持ちのデジカメでは、よほどの事情がない限り、許容最大限のサイズで撮るようにしましょうネ。
露出は約1段落としてある。真っ黒なSL機関車が画面の大部分を占めているので、この程度のマイナス補正が必要になる。このあたりの補正幅は、カメラの描写特性もあるので、経験で憶えるしかない。カメラのクセをつかむということだ。慣れないうちは、露出をずらして何枚も撮るのが一番。
ほっと一息つく機関士の表情が大切なので、「これは」と思う瞬間を何枚も押さえておくようにしよう。ボクは、この同じ構図で7枚撮った。その中で、機関士の表情が一番良かったのがこれだ。
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