Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100
応援団 2003/07/16 WED
撮影データ
カメラ Camedia C4100
撮影日 2003/07/16
ISO感度 100
絞り値 F8
シャッター 1/200
露出補正値 0
WB オート
その他 絞り優先AE
ワイドコンバーターレンズ(x0.7)装着
コントラスト+2
毎日、多数のメールが寄せられるので、直接のご返事は原則としてご勘弁いただいています。数日遅れになることもありますが、下のコラムに掲載してご返事とさせていただきます。ただし、実名は掲載いたしません。ご了承ください。
姉妹メールマガジン
氷の国の一人旅
天才キット世界を撮る
もどうぞよろしく!
バックナンバーは
「天才キットの
フォトギャラリー」
に展示してあります。
ご意見、ご質問はこちらから
このメルマガの購読解除は
こちら
 な、な、なんということだ!昨日撮ったネジバナをちゃんとフィルムカメラで撮ろうと思って市民球場に出かけたら、すっかり踏み潰されてしまっていた。この球場では、このところ毎日高校野球の予選大会をやっているのだが、入場料500円をケチったオヤジたちが、外野フェンスの外からタダ見しようとして、ネジバナが咲いていた土手に大挙してよじ登っているのだ。泣く泣くビールを買い、500円払って野球観戦に切り替えた(くどいようだが、泣く泣く)。
 ところで、昨日の2試合と今日の3試合、全部で10チームのプレーを見たが、面白いことに気がついた。それは、野球が上手い高校のブラバンはヘタクソで、ブラバンの演奏が上手な高校の野球部はヘボだということ。見事に反比例するのだ。
 しかし、昨日の試合と違って、今日の試合はなかなか良かった。3試合のうち2試合が大差のコールドゲームだったが、さすがに勝った方のプレーは見事なものだった。言うまでもなく、ブラスバンドはヘタクソ。
【使えるワザ】この写真は一体なにを撮ったものでしょう?応援風景?ラッパ?それとも、ノーファインダーで写真を撮っているボクの自画像?
 自分では応援風景のつもりなのだが、残念ながらラッパで遮られて、肝心の応援団はほとんど写っていない。じゃあ、ラッパを入れないで撮るか、と聞かれれば、それでもやっぱりラッパを入れるね。応援団そのものは写っていなくても、高いネット、球場のほんの一部分、それにこのでっかいラッパがあれば、バカじゃなくても野球の応援だと分かるだろうから、それでいいのだ。けっこうインパクトのある絵になるでしょう?
 手前のものを大きく入れるためには、ズームは広角側いっぱいにしておく。広角になるほど遠近感が強調されるレンズの性質を利用するわけだ。しかし、デジカメはCCD受光部のサイズの関係で、広角といってもせいぜい35ミリ(フィルムカメラ換算)程度しかない。これを補うためにワイドコンバーターレンズを装着した。0.7倍の倍率なので、30ミリ弱ぐらいにはなる。気は心だな。

読者からのメールや質問やヤジ

りょうちゃんから
 3ヶ月前にはじめてデジカメ(クールピクス3100)を買い、まだまだ超初心者なのですが、面白くなってなんでも写しまくっています。先生には、いつも感心しています。
 ところで、蓄電式の乾電池すぐなくなって、「残量がありません」とでるのですが、そんなものなのですか?2本ずつ交互に使ってますが、なくなるのがあまりに早いのです。やり方があるのですか?どうやったら長い時間写せるのでしょうか? 教えてください。


返信
 デジカメはとにかく電気を大量に食います。「すぐ電池がなくなる」のは当然なのです。デジカメの機能向上に電池の開発が追いついていないというのが現状だと思ってください。
 ただ、充電式の電池の使い方にも気を配ってくださいね。完全に使い切らないうちに充電を始めるクセをつけると、容量がどんどん減っていってしまいます。必ず100%使い切ってから、100%充電するということを守りましょう。
 どうしても電池切れが心配だというときは、画像サイズを小さくすれば消費電力が少なくなるので長持ちしますが、その替わり画質は悪くなります。ボクは、メディアと電池はとにかく十分すぎるぐらい持ってでかけるようにしています。

みきさんから
 今晩は!
 いつもありがとうごさいます。今日のもの、そして、たまに写真の入り方が悪く、下にずれれてコメント部分が写真で隠れてしまって読めないことがあるのですが、これはうちのコンピュターのせいでしょうか?忙しいのにごめんなさい。


返信
  質問の趣旨は、
 [1]写真の位置がずれる。または、写真の大きさがボクの指定したもの(640*480px)より大きくなってしまう。
 [2]しかも、その写真が下のコメントの部分を覆い隠してしまう。
 ということのようです。

 原因はおそらくブラウザがボクが書くタグに対応していないだめだろうと思いますが、その辺のところは素人同然なので、顧問その2のマツさんに回答していただきます。

メルマガ顧問その2のマツさんから
  お優しいキット先生。お忙しいことでしょうに、読者からの問い合わせに真摯にお答え下さる姿勢に常々敬服いたしております。

 お尋ねの件ですが、当初のメールで書き添えましたとおり、私はズブの素人ゆえ、お力になれるかどうか甚だ心許ない身ではありますが、わかる限りでお返事させていただきます。

 ホームページなどHTMLタグで書かれたものの表示は、各ブラウザに依存します。
 先生のページで使われておりますCSS(スタイルシート)は、基本的に「Internet Explorer 4.x/5.x/6」「Netscape 6」では対応しておりますが、それ以外のブラウザでは未対応とされています(上記以外のヴァージョンでも一部対応しているものもあるようですが)。また、CSSだけでなくHTML自体にも「IE」「NN」環境下で表示に違いがあるようです。

 ということで、ご質問の方がどのような環境でご覧になっているかにより、同じHTMLでも表示されたものが違ってしまうことがあります。

 [1]お使いのブラウザ・メーラー及びそのヴァージョン。
 [2]このような現象がこのメルマガにだけ現れる固有のものか、普通のホームページを閲覧するときや「お散歩デジカメ」以外のHTMLメールを見るときもあるのか。
 をお知らせいただけると原因・対処法を考える助けになるかと思われます。

 「NN4.XX」ですと、CSSを用いたレイアウトは、ほとんど『ぐちゃぐちゃ』というか『画像と文字が縦にならぶと重なって変になる』コトがあるようです。その他、表示文字が小さくなるなどもあるそうです。
 文面から推測するところ、この方は「NN4.XX(ネットスケープナビゲーター・ヴァージョン4.xx)」をお使いになっていらっしゃるのではないかと思われます。もしそうであれば、最近のホームページではCSSの使用が一般化されておりますので、日常的にご不便をお感じかと思います。あくまで想像で述べておりますので、もし仮定が間違っておりましたら失礼かとも思うのですが、「NN」のヴァージョンアップをなさると解消されるのではないでしょうか。

 私でお役に立てなかった場合でも質問者の環境をお聞きしていれば、ネット上に数ある『質問コーナー』に問い合わせるなどして解決が図れるかもしれません。お手数ですが、上記質問に対する回答をお送り願えますでしょうか。推測が当たってくれているとよいのですが、違っておりましたらお返事を拝見した上で再度検討させていただきたく思っております。

返信の追加
  その後、顧問その2のマツさんから、HTMLタグの書き方を変更すれば、「NN4.XX(ネットスケープナビゲーター・ヴァージョン4.xx)」をお使いの方でもちゃんと見えるようになる可能性がある、という方法を教わりました。本日分から、そのアドバイスにしたがってタグを書き換えてあります。みきさん、今日の分はどうですか?ちゃんと見えてますか?
投稿写真コーナー
あやちゃんからの投稿作品
 キット先生こんばんは。
 毎日欠かさずの素敵な写真と、丸秘テクニック満載のメルマガを楽しみに拝見しております。先日は露出に関しての質問に懇切丁寧にお答えくださりありがとうございました。

 さて、今日のマガジンで写真講評をしていただけるとのお知らせを読み、待ってましたとばかりに応募させていただくことにしました。

 この写真はオーストラリアのシドニーで今月はじめに開催されたDarling Harbour Jazz festival にて撮影したものです。会場では、いくつかの野外ステージでかなりレベルの高いプロの演奏が聞くことができ、たくさんの観光客や市民がビールやコーヒー片手にのんびりした連休を過ごしていました。

 ステージのバックは港です。赤ちゃんがよちよちステージに近づいてきても、お客さんもボーカリストもあんまり気にしなくて、かえってそれを楽しんでしまうところにシドニーのリラックスした雰囲気が表れているのではないかと思います。表情が気に入ったのでこの一枚に決めました。構図をはじめとして技術的な面はいかがでしょうか?辛口のご講評よろしくお願いします。
 この写真は京セラのFinecam S3Lを使って撮影しました。


講評
 かけがえのないシャッターチャンスをモノにしましたね。構図、露出とも文句なしです。
 ステージに歩み寄った赤ちゃんが立派に主役の座に納まっています。それは、一見無駄だと思われるギタリストを画面に入れて、3人で三角形の構図を決めたからです。その頂点に赤ちゃんの青い服が存在感を主張しています。全体がモノトーンに近い色合いなので、余計に目立つのです。

 赤ちゃんとボーカリストの関係につい眼がひきつけられてしまいがちですが、なんとなく冷めた表情のギタリストが脇にいることで、ハプニングの面白さが際立ちました。陽射しが写りこんでいるのも、偶然とは言え、場の雰囲気を描写するのに役立っています。もっとステージに近寄り、広角レンズで赤ちゃんの背後から見上げて撮れば、赤ちゃんの頭とボーカリストの顔がもっと近くなりますので、たとえば報道写真家などは状況が許せば赤ちゃんの後ろに寝そべるでしょうが、この状況であやちゃんにそこまで求めるのは酷でしょうね。
写真を講評しますよ!
 みなさんが撮ったデジカメ写真を送って下さい。この欄で講評します。「こうしたらもっと良くなる」「こんな見方もアリだよ」など、今後の参考になる(かもしれない)意見を述べさせていただきます。本名で送ってきても、こちらで勝手にあだ名をつけさせていただきますので、撮影者名は仮名で構いません。「掲載はして欲しくないけど講評だけお願い」というのはご遠慮ください。

○ 写真はなるべくリタッチしないままで。サイズだけ640x480pxに縮小してメールに添付してください。

○ 1通のメールに添付するのは1枚だけにして、複数の写真を添付しないで下さい。重くなりすぎて届かないことがあります。

○ 使用したカメラを教えてください。

送り先はこちらです。