Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100
待宵草 2003/08/03 MON
撮影データ
カメラ Camedia C-4100
撮影日 2003/08/04
ISO感度 100
絞り値 F2.8
シャッター 1/15
露出補正値 0
WB 昼光色蛍光灯
その他 マニュアルAE
マニュアルフォーカス
コントラスト+3
彩度+3
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 明日が上弦の月、次の満月は12日である。満月の日に待宵草(マツヨイグサ)の写真を撮りたいと考えているので、今夜はその予行演習をした。群生して咲いているところを見つけてあったので、午後8時過ぎに撮影開始、終了したのは零時を回っていた。
 待宵草、通称月見草と呼ばれるこの黄色い小さな花は、お名前こそ高貴な感じだが、逃げも隠れもしない雑草である。夜を待って咲くという名の通り、かなり暗くならないと開花しないし、朝にはしぼんでしまう1日草。ただ、次から次に蕾をつけるので、ほとんど夏中花が絶えない。一花終わるごとに背が伸びて、しまいには人の背丈ほどにもなる。
 やるせなさの代名詞になっている宵待草(ヨイマチグサ)は字順をひっくり返しただけで、同じもの。月見草は残念ながら別種で、白花である。月をバックの写真なら、この本物の月見草の方が雰囲気が出るのだが、残念ながら野辺に咲いているのを見つけるのはかなり難しい。
 しかし、藪の中で4時間も汗を流していたら、10ヶ所ほども蚊に刺された。蛇対策に長靴だけは用意していたのだが、蚊にまで気が回らなかったな。本番では蚊対策も考えなくてはいかん。
【使えるワザ】咲いている場所は4号バイパスの道路脇のヤブ。ほとんど茨城県に近いところ(五霞町)。田舎なので、街灯はなし、真っ暗。明るいうちに下見をしておかないと、どんな事故に遭うか分かったものじゃない。ただ、側道になっている農道に自分の車を止めて、ヘッドライトを上向きにしていれば花には光が当たる。光源はこのヘッドライトと懐中電灯だけということだ。
 ピント合わせはマニュアル。レンズから花までの距離を目算でセットしておいて、細かいところは花に懐中電灯の光を当てて確認する。
 露出は適当。バックは、カメラの限度一杯の16秒露光でも真っ黒になるから問題ないが、花はちゃんと「黄色」になってもらわなくては困る。露出不足だとオレンジ、露出過多だと白になってしまうからだ。そこで、カメラを目一杯花に近づけてシャッターを半押しし、花だけの露出を測る。この場合、ピントは合っていなくても構わない。絞りとシャッター速度の組み合わせが分かればいいだけだ。そうして測ったシャッター速度の前後をずらして、かれこれ150枚ばかり撮った。ヘッドライトだけ、懐中電灯照射、ストロボ発光(スレーブ主体)などを組み合わせながらだ。150枚で4時間はかかりすぎ?風が止む瞬間を待つ時間がほとんどでした。
 

読者からのメールや質問やヤジ

かよちゃんから
 いつもすてきな写真を楽しみに見ています。父が写真きちがいだったので、昔、自宅に暗室があって、印画紙にボーッと絵が出てくるのをどきどきしながら見ていたのを思い出しています。しかし、技術は恐ろしく変化するものですね。
 ところで、おいそがしいところを申し訳ないですが、メルマガが友人にも届くようにしていただけないでしょうか? アドレスを付記します。


返信
 写真家の友人たちの中には、やはり子どものときに見たモノクロ現像の感動が原体験になっているヤツがたくさんいます。あれって、本当に不思議な体験ですよね。今の子どもたちは、デジカメで撮った画像がすぐその場で見られるという体験しかしないでしょうから、可哀想ですよね。
 お友達のアドレスは代理登録しました。ご紹介いただきありがとうございました。

日の丸シヤッターマンさんから
 私も塩竈よりお台場の撮影会に参加したいのですが、この日は、秋田の大曲の花火大会に子どもと一緒に行くため、残念なことに参加でしません。大曲の花火には毎年のように行っておりますが、何回見ても素晴らしいの一言。写真を撮りたいと思うのですが、ファインダーを覗いて夢中で撮るよりは、ゆっくり花火を観賞していた方が・・・・ターァマヤァー。では、失礼致します。

返信
 大曲の花火はすごいらしいですね。ボクも一度は見てみたいと思っていますが、なかなか機会がありません。もちろん、そういう花火はちゃんと見るべきです。実は、写真撮影が目的なら、マイナーな寂しい花火大会のほうがいいんですよ。

hanaちゃんから
 はなちゃんことhanaです。
 7月23日付のMM上で、べた褒めの講評ありがとうございます。携帯電話もなかなかやるジャン!と思って頂ければちょっとは頑張った甲斐もあるものです!

 ただ最近の問題点は・・・
 マクロだとピントが合うが、通常撮影だとやっぱりピントが甘くなります。すると、マクロのものばかりになって、構図がほとんど同じになっちゃうんですよね。雌しべか雄しべにピンを合わせて、バックを暗くしてパシャッって感じに。これをなんとか脱却しなくては、というのがただいまの課題です。

 花をマクロで撮ると、なんだかエロティックだと思いませんか?雌しべと雄しべは花の生殖器だから・・・と牧野富太郎さんがおっしゃっていたとか。まさにそんな感じですよね。フェロモンばっちり!って感じがしてしまうんですけど、色っぽさを出せれば面白いですよね。
 あと、雑草を中心に、と考えていると、結構気持ち悪い小さい虫が花の中央っているんですよね。マクロの世界はきれいだけど、気持ちよいことばかりでもないですね。

 カメラに貼り付けた凸レンズは2種類です。
 直径9mmの凸レンズは、ガチャポン(200円入れてがちゃがちゃ回すとカプセル入りのおもちゃが出てくるもの。tsutayaの前とかにたくさんある)の、学研の科学と学習シリーズの顕微鏡についていたものです。また8月にこのシリーズは出るようなので、予備にゲットしなくては!と思っています。
 直径13mmのものは使い捨てカメラをカメラ屋さんからもらってきて、分解してレンズ部分を取り外したものです。こちらはあまりよくないみたいで周囲にゆがみが出ます。使い方によっては面白いかも、というところですが今はまだメが回ったみたいな画像になってしまいます。

 魚の目用のバンソコというのは、ドーナツ型で周囲が白いスポンジみたいになっているものです。真ん中が空いているので、そこにうまくレンズを貼って、それを携帯電話のレンズに中央がずれないように貼ります。魚の目用のバンソコはあんまりネバネバしていないので、使わない時はレンズごとセルロイドにでも貼り付けておくと、傷もつかず再利用可能です。同じバンソコでもう1ヶ月以上も使っています。そのほかに径の異なる虫眼鏡(焦点距離が微妙に変わる)を持ち歩いています。

 デジカメもkyoceraのものを買って持っているので、こっちで撮った方がずっと楽チンで早いのですが、それはそれということで・・・。今度はデジカメで撮った写真も送りますね。

 そうそう、私、教育系のMMの編集長もしているんです!
 今度栃木に遊びに行きます。キットさんはどちらにいらっしゃるのですか?

 ながながと書きました。いつか撮影会でご一緒できることを楽しみにしております。多摩地区でやってほしいなぁ!!


返信
 待ちに待ったhanaちゃんからの返信が届きました。直系9oの凸レンズと魚の目用バンソウコウの謎が早く知りたくて、うなされつづけていたんですよ。しかし、いろいろと独創的な工夫を凝らしていたんですね。ほんと、脱帽です。デジカメなんか放ったらかしにして、カメラ付き携帯の達人を目指してください。

 教育系のメルマガってナニ?教えてくださいな。
 ボクの棲家は栃木ではなく、あの埼玉です。多摩地区はボクの先生の縄張りなので、お許しがないと足を踏み入れることができません。


撮影会に参加希望のマチコちゃんから
 生ビールが飲めそうなので、楽しみにしています。

返信
 撮影はできるだけさっさと済ませて、本命生ビールの時間を楽しみたいと思ってます。この考え、間違ってませんよね?
唐突に決まった撮影会のお知らせ

日時:8月23日(土)午後4時から
被写体:お台場公園の夕陽と夜景とアベックと生ビール
参加費:3000円(講評会込み、交通費と飲み代は各自負担)

※今回はデジカメ中心でやります。撮影会終了後の生ビールの席で、
パソコンに画像を取り込んで、飲みながら講評会をやろうかと考えています。
現在までの参加希望者は、
ミズくん、JUN1さん、吉祥寺のおばさん、ボブくん、
タカコさん、ツヨシくん、スターダストさん、チエちゃん
マチコちゃんの9名です。


その他詳細は手を上げた人には教えます。
アベックを見ると石を投げたくなる人や、
暗くなると人格が豹変してしまう人はご遠慮ください。

手を上げる人はこちらから。
投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー
ようちゃんの投稿写真
 2ヶ月程前から「お散歩デジカメ」を愛読しております。使えるウラワザは、関心を持って読み、なるほどと感心しています。また、撮影データは非常に参考になります。
 今回の写真は、日比谷公園の噴水。1枚目は背景のビルも縦、噴水も縦になってしまいました。25日は、曇天、今にも雨、色もなしです。2枚目は都会(まち)の一こまのつもりです。前方のビルは通産省、それと車の流れを入れました。ご高覧お願いします。データ=PowerShotA70 ISO200 F7.1


講評
 まず1枚目の写真ですが、公園の広々とした雰囲気がよく出ていますし、ビル群と噴水、憩う人々との対比という着眼点も面白いと思います。ただ、噴水が画面の中央にあり、ビルの白い壁がちょうどその上にあるので、その部分だけが目立ちすぎて、主題がボケてしまいました。噴水のバックにはできるだけ暗い色のビルを持ってきたかったところです。
 また、空は白一色で特徴的なものは何もありませんから、こんなに広く入れる必要はなかったのではないでしょうか。ボクならもっとカメラを下に振って、空を少なく、地面を広く入れますね。それでも、公園の広々とした感じは損なわれないと思います。噴水も部品の一つと考えて、できるだけ目立たないように配置します。

 2枚目の写真は噴水が強すぎます。都会の一角を切り取ったというより、これでは噴水そのものを主題にしたというような絵になっていますよ。噴水をテーマにするならもっと寄らなければいけません。あるいは、ボクなら、噴水の水飛沫だけを透かして、向こう側の都会の景色を撮ります。立派な噴水だけに、この写真では存在感が強すぎるんですね。

 ようちゃんの写真が気になっていたので、たまたまこないだ森林公園にヤマユリを撮りに行ったときに、ついでに噴水を撮ってきました。この写真では噴水以外の余計なものをできるだけ排除して、テーマを一点だけに絞っています。靴を脱いで噴水の中に入り、飛沫がかかるかかからないかというところまで近寄って、水面ギリギリから写しました。機材を担いで歩き回った後だったので、とても気持ちよかったですよ。
写真を講評しますよ!
 みなさんが撮ったデジカメ写真を送って下さい。この欄で講評します。「こうしたらもっと良くなる」「こんな見方もアリだよ」など、今後の参考になる(かもしれない)意見を述べさせていただきます。本名で送ってきても、こちらで勝手にあだ名をつけさせていただきますので、撮影者名は仮名で構いません。「掲載はして欲しくないけど講評だけお願い」というのはご遠慮ください。

○ 写真はなるべくリタッチしないままで。サイズだけ640x480pxに縮小してメールに添付してください。

○ 1通のメールに添付するのは1枚だけにして、複数の写真を添付しないで下さい。重くなりすぎて届かないことがあります。

○ 使用したカメラを教えてください。

 現在の在庫は14枚です。原則として1日に1枚掲載しますので、しばらく順番待ちになります。ご容赦ください。
 それから、ひょっとしたらボクのホームページの「写楽道場」に載せるかも知れません。送り先はこちらです。