Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100
瓢箪と秋の空 2003/09/23 TUE
撮影データ
カメラ Camedia C-4100
撮影日 2003/09/23
ISO感度 100
絞り値 F8.0
シャッター 1/500
露出補正値 -0.3
WB オート
その他 絞り優先AE
コントラスト+3
彩度+3
毎日、多数のメールが寄せられるので、直接のご返事は原則としてご勘弁いただいています。数日遅れになることもありますが、下のコラムに掲載してご返事とさせていただきます。ただし、実名は掲載いたしません。ご了承ください。
姉妹メールマガジン


もどうぞよろしく!
バックナンバーは
「天才キットの
フォトギャラリー」
に展示してあります。

表示されないときはこちら
このメルマガの購読解除はこちら
 朝早く出かける鬼嫁を車でお送り申し上げたついでに、田んぼの様子を見に行った。市内の田んぼではすでに稲刈りをはじめたところもあるので、その様子が気になっていたのだ。
 田んぼの一角に自家用野菜を作っているらしい小さな畑があり、そのまた一角に瓢箪の棚があった。7、80センチはあろうかというでっかい瓢箪が3つぶらさがっていたので早速1枚。
 朝のうちにノルマを達成したので今日は気が楽だ。ずっと後回しになっていた同期会のホームページの更新作業にようやく手がついた。こういう公的な仕事を引き受けると、ボランティアとはいってもやはり気になるもので、けっこうプレッシャーがきつい。大半の同期生たちは単純に喜んでくれるからまだいいが、中には難癖をつけてくるヤツもいるので、更新作業の楽しみが最近はなくなってしまった。
 考えてみれば、このメルマガも始めは単なる個人的な楽しみであったのが、読者層が広がってくるとそうも言っておれなくなる。どうもボクには、金にならない公的役目を山ほど引き受ける悪癖があるらしいと最近気がついた。
【使えるワザ】朝方の斜光なので、放っておいても画面に陰翳がつき、メリハリが効いた画像になる。それは分かっていたのだが、秋空特有の羊雲と青空の対比をできるだけ美しく描写したい。コントラストと彩度を上げた上に、なおかつプラス補正したくなるのをぐっと堪えている。暗めにしたほうが空の青さは深みが増す。陽が当る部分さえきちんと写っていれば、影の部分は潰れても構わないのだ。
 田んぼの中といっても、ここはれっきとした市内なので、立ったままだと市街地が写りこむ。しゃがみこんで、市街地ができるだけ隠れるようにした。
 ズームにして瓢箪と青空だけの画像にしてもいいのだが、それだと瓢箪の大きさが分からなくなる。また、他人の畑でなければもっと近寄り、広角コンバーターをつけて瓢箪を大きく手前に持ってくるのだが、そうもいかない。畑の外から撮っている。
 しかし、今どき瓢箪を栽培しているのは珍しい。昔は夏場の日除けに庭先に植える家がけっこうあったが、最近はとんと見かけない。第一、瓢箪徳利自体を見なくなって久しい。けれど、ボクはどうしても瓢箪と言えば酒という先入観があるので、撮影しながら飲みたくなってしまった。

読者からのメールや質問やヤジ

エンジンマンから
 本日(9月20日)取り上げていただいた「エンジンマン」です。けちょんけちょんのご講評がいただけるものと思っておりましたが、意外にさらっとしていて、ちょっと拍子抜けの感じです。なにしろキット先生のご指導よろしきを得て、我が「福嫁」の日頃の批評が厳しいものですので、身構えていました。

 ご指摘の中での「話しかける」ことを今後気を付けていきたいと思いますが、この時には、なにしろ外国の、それも片言の英語が通じそうもないポーランドの片田舎ということもあって、さらに修道女とは言え、ご婦人ということもあり、年甲斐もなく尻込みをしてしまいました。人生修業も身につけたなければ、と思っています。

 これを機会に、今後も講評を頂きたく、よろしくお願いいたします。


返信
 海外で人に話し掛けることに、英語が通じるかどうかなどということは無関係です。とにかく分からなくてもいいから喋る、これが大事です。口調と表情と身振り手振りで大概のことなら通じるものです。なかなか通じないと日本人はすぐいらいらしたり諦めたりしますが、意思疎通に時間がかかればかかるほど、相手との信頼関係は深まるものです。ウソではありません。
 最近、なかなかけちょんけちょんに料理できる写真が届かないんですよ。口の悪さでは定評があるボクですが、最近は欲求不満気味。


ちぃちゃんから
 お友達に伺って、ぜひ仲間に入れていただきたくて購読申し込み致します!よろしくお願いします。m(__)m

返信
 こちらこそどうぞよろしく。ご紹介くださったお友達の方にもお礼申しあげます。

Stardustさんから
 Kit先生、今日は1日楽しませて頂きまして有難うございました。簡単ですが取り合えず御礼申し上げます。

hermesさんから
 Kit先生、本日の彼岸花撮影会お世話になり、たいへんありがとうございました。撮影会後の講評も4時間近くに及び、長時間ご苦労様でした。早速に講評会で撮ったスナップを添付ファイルでお送りいたします。

 ところで、今日の撮影会ですが、あんな土砂降りの雨の中での撮影は初めての経験でしたので苦労しました。雨対策をもう少し、しっかりしておけばよかったと反省しております。特にカメラの防水対策。私は透明ビニール袋をカメラに被せたまま撮影を行ったのですが、ビニールが邪魔してファインダーが非常に見にくく苦労しました。次の機会にはもう少し、しっかりとした対策を準備したいと思います。本日は大変ありがとうございました。


JUN1さんから
 昨日はありがとうございました 雨の日なんかに写真撮るのは面倒と思っていましたが、撮った写真を見るといつもと違ったしっとり感があって素敵でした。

レイコちゃんから
 キット先生、昨日は大変お世話になりました。初参加させていただきましたれいこです。
 5月から写真教室に通い、昨日の巾着田が2度目の撮影会になります。そしてあの大雨と風。。自分の撮影準備(身支度)の甘さを後悔しました。
 今日ポジを現像しましたが、20枚しか撮らなかった中から(ここからして甘い)何とかお送り出来るものを探してみます。採用するか否かはキット先生のご判断でお願い致します。見なかったことにする(ボツ)も優しさです。休み明けにCDに焼く注文をしますので、今週末頃の送信となりますが、よろしくお願いいたします。
 次回は、気合を入れてたくさん撮ります。


KAHOちゃんから
 キット先生、KAHOです。
 昨日はお世話になりました。寒かったですが、充実していました。でも、自分の作品、どれも全然満足できなくて、それだけが心残りです。


天災キャットから
 キット先生へ。草加の天災キャットです。

 ああ〜っ!ついに「撮影会」という、キット・ワールドの最も有害なゾーン踏み込んでしまった!おせわになりました。次回もよろしく。


アンヨシさんから
 キット先生  皆さんお世話になりました。アンヨシです。21日のヒガンバナの撮影会は大変楽しかったです。
 次回からの撮影会は都合のつく限り参加したいです。といいながら、栗駒は行ってみたいところですが予定があり残念です。その次から。

 本当にいい先生といい生徒さんの集まりですね。高麗の駅でお目にかかったキット先生の第一印象は「この先生なら人が寄ってくるわ」と思いました。ミズさんん、吉おばちゃん、KAHOさん、くにさん、天災キャットさん、hermesさん、皆さん初対面なのに「天才キットの世界」をそれぞれの共有しているせいか前からのお知り合いのような気がしました。今後ともよろしくお願いします。


返信
 あの土砂降りの中での撮影会を「楽しかった」とぬかすこいつらは、一体どんな神経をしているのだろう?かっちゃんなんか、雨のせいでカメラが壊れちゃったし、そうでなくてもみんなかなりずぶ濡れ状態だったんだけどね。でも、彼岸花は真っ盛りだったし、雨のせいで連休中だというのに人出がそれほどでもなかったし、それに、hermesさんが手配してくれた講評会場も普通の民家のような喫茶店で、なかなか良かった。他にお客もいなかったので、わいわいがやがややっても、叱られることもなかったからね。
 やっぱ、楽しかったんだね、今思えば。
投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー
けんちゃんの投稿写真
 キット先生、こんにちは。
 登山道を少し外れた所に見つけた小さな沢を撮ってみました。ハイキングのときは、もっぱら手軽なミニ三脚を持ち歩いているためにこの沢では使えず、カメラを押し当てる木立もなかったので、「数打ちゃ当たる」式の手持ち撮影です。未だチンプンカンプンな絞りとシャッタースピードの関係を思い出しながら、水の動きを強調できるかと思い、シャッター優先の1/6〜1/8秒で20枚ほど撮ったのですがことごとく手振れになり、念のためカメラ任せのAEで撮った1枚がこれです。なんとも未熟でお恥ずかしいところですが、けちょんけちょんの講評をよろしくお願いいたします。

 撮影日9月7日 カメラC740UZ 絞りF2.8 シャッター1/15秒 露出補正‐0.3 焦点距離49ミリ ISO100 WBオート      

 追伸: 休刊中の投稿にて失礼します。お帰りの後は仕事もたまって多忙なことと存じますが、
 >ご意見やご感想、ヤジなどはどんどん送ってください。
 との先生のお言葉にあまえて投稿しますのでよろしくお願いいたします。


講評
 こういう流水の写真で一番の鍵となるのはシャッタースピードですが、1/15がピッタリでしたね。小さな沢なので、しっとり感や静謐感が大切な要素として描写されていなくてはなりません。そのためには流水が暴れた感じに写っては台無しなので、やはりこの画像のように流水らしく写してやる必要があるわけです。もう少し遅いシャッターでもいいと思います。大体1/15から1/6ぐらいがメドです。シャッター優先AEにしたのは大正解です。

 ミニ三脚を持ち歩いておられるそうですが、それよりも一脚のほうが利用価値がありますよ。ハイキングや山登りのときは杖替わりになりますし、かなり遅いシャッター速度でも使えます。不安なときは、リュックなどを地面に置いて、それに斜めに立てかけて使います。水平は雲台で調整します。デジカメは小さく軽いので、自由雲台も小さいもので構いません。合わせて8500円がボクの愛用品です。ミニ三脚を使う場合は、タイマーをオンにして撮ればレリーズを使ったのと同じでカメラはブレません。ただしこのワザは、動き回る被写体には使えません。

 露出はややオーバーですね。コントラストも甘いです。露出のメドは、水の白いところが飛ぶ寸前というところです。トンではダメですよ。ですから、日向では写真になりません。こういう日陰の沢だからこそ絵になるのです。日向だと、水の白がすっ飛んでしまうのを止めることができないんですね。滝は日陰、もしくは曇り空というのが鉄則です。
 また、白い流水が灰色になってはいけません。露出を詰めすぎです。白は白、ただし飛ばないように、ということですね。

 レタッチで露出を絞り、コントラストを上げてみました。黒く潰れる部分がある程度あった方が画面にメリハリが出ます。デジカメの描写は、大体どのメーカーのものも多少オーバー目になる傾向にあるので、暗めに撮るときはそれなりに意識することが大切です。

表示されない場合はこちら
撮影会のお知らせ
10月18、19日(土・日)の撮影会は初の東北シリーズです。
今年は天候不順なので紅葉のタイミングが難しく、
撮影地を栗駒山から
塩釜周辺に変更しました。
一般人が普段は立ち入りできない魚市場、
松島湾に沈む夕陽、海の風景などを撮影、
芋煮会まで企画しましたぞ。

車の手配や宿の予約の関係があるので
今月一杯で申込みを締め切ります。
会費込みで1人2万円ぐらいをメドに考えています。
詳細はこちら
お問合わせ、お申込みはから、

表示されない場合はこちらからどうぞ。
アンチウィルスソフト「ノートン」をご使用の方へ

ノートンのセキュリティ機能がブロックするため、「問合わせ」「投稿」などの送信機能が遮断されます。また、ホームページの掲示板への書き込み送信もできません。これを解決するためには、「ノートンのアイコンをクリック」⇒「オプション」⇒「インターネットの欄の電子メール」⇒「スキャンする対象」と進み、「発信電子メールをスキャン(推奨)」という項目のチェックを外します。「OK」をクリックし、ノートンのウィンドウを閉じます。以上の操作で送信機能が働くようになります。