朝早く出かける鬼嫁を車でお送り申し上げたついでに、田んぼの様子を見に行った。市内の田んぼではすでに稲刈りをはじめたところもあるので、その様子が気になっていたのだ。
田んぼの一角に自家用野菜を作っているらしい小さな畑があり、そのまた一角に瓢箪の棚があった。7、80センチはあろうかというでっかい瓢箪が3つぶらさがっていたので早速1枚。
朝のうちにノルマを達成したので今日は気が楽だ。ずっと後回しになっていた同期会のホームページの更新作業にようやく手がついた。こういう公的な仕事を引き受けると、ボランティアとはいってもやはり気になるもので、けっこうプレッシャーがきつい。大半の同期生たちは単純に喜んでくれるからまだいいが、中には難癖をつけてくるヤツもいるので、更新作業の楽しみが最近はなくなってしまった。
考えてみれば、このメルマガも始めは単なる個人的な楽しみであったのが、読者層が広がってくるとそうも言っておれなくなる。どうもボクには、金にならない公的役目を山ほど引き受ける悪癖があるらしいと最近気がついた。 |
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【使えるワザ】朝方の斜光なので、放っておいても画面に陰翳がつき、メリハリが効いた画像になる。それは分かっていたのだが、秋空特有の羊雲と青空の対比をできるだけ美しく描写したい。コントラストと彩度を上げた上に、なおかつプラス補正したくなるのをぐっと堪えている。暗めにしたほうが空の青さは深みが増す。陽が当る部分さえきちんと写っていれば、影の部分は潰れても構わないのだ。
田んぼの中といっても、ここはれっきとした市内なので、立ったままだと市街地が写りこむ。しゃがみこんで、市街地ができるだけ隠れるようにした。
ズームにして瓢箪と青空だけの画像にしてもいいのだが、それだと瓢箪の大きさが分からなくなる。また、他人の畑でなければもっと近寄り、広角コンバーターをつけて瓢箪を大きく手前に持ってくるのだが、そうもいかない。畑の外から撮っている。
しかし、今どき瓢箪を栽培しているのは珍しい。昔は夏場の日除けに庭先に植える家がけっこうあったが、最近はとんと見かけない。第一、瓢箪徳利自体を見なくなって久しい。けれど、ボクはどうしても瓢箪と言えば酒という先入観があるので、撮影しながら飲みたくなってしまった。 |