Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100
青空 2003/10/03 FRI
 天気予報によると、この晴天はあと1週間ほど続くらしい。今日は朝からちょっと出かける用事があったので早起きした。用事が終わって、午前10時には家に戻ってきたので、時間はたっぷりある。さてさて、どこかに撮影にでも、と考えていたら、なんと、「氷の国の一人旅」の配信を忘れていたのに気がついた。というより、棚田撮影などで若干不規則な1週間だったからか、日付けの勘定を1日間違えていたのだ。鬼嫁に指摘された。夫婦の会話が役立つのは、我が家の場合非常に希なのだが、5年に1回ぐらいはないではない。今日がその5年目だったというわけ。
 お天気はお昼前からやや下り坂になって、午後には青空半分というぐらいになり、夕方にはすっかり曇ってしまった。出かけなくて良かったな。


使えるワザ撮影は午前9時ごろ。愛車エスティマの窓に映った秋の青空である。スモークドガラスに映った景色なので、PLフィルターを通したような効果が出る。青空が濃くなるわけだ。ただし、太陽の直接光が写りこむようにしたので、カメラは自動的に暗めに写してくれる。したがって、補正幅は-0.3と、ボクにしてはかなり控えめ。
 白いはずの雲がやや灰色がかっているのは、露出がアンダーだからだ。つまり、ボクの補正が-0.3、カメラの自動補正が多分-1.0ぐらいは効いているということ。でも、雲の白さより空の青さをより重視したかったので、雲が多少灰色になっても作者としては満足だ。見た目通りに写すだけが能じゃない。
 白い点々はノイズではなくガラスの汚れ。ざっと拭いたのだが、なんせ、1年以上も洗車していない車なので、ちょっとやそっとでは綺麗にならない。
 なお、ボク自身は一切車を洗わない。車をピカピカにしておく趣味がないし、時間ももったいないし、洗ってもどうせすぐまた汚れるのは分かっているからだ。まだ12万キロしか走っていないのに、年季が入っているのは仕方がないことなのだ。見かねた鬼嫁が年に2回ぐらいボクに無断で洗っているようだが、洗車した後の車は、なんだか気恥ずかしくて乗りにくい感じがするね。「こんな汚い車に乗せてもらう身にもなってよ!」というのが鬼嫁の言い分。別に乗ってもらわなくてもいいんだけどな。
撮影データ
カメラ Camedia C-4100
撮影日 2003/10/03
ISO感度 100
絞り値 F5.6
シャッター 1/400
露出補正値 -0.3
WB オート
その他 絞り優先AE
コントラスト+2
彩度+2
バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。
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読者からのメールや質問やヤジ

てるてるさんから
 kit先生、こんばんは。teruteruです。
 写真届きました。仕事から帰ったら届いていたので、「え?、もう届いたの?」と疲れも取れ早速見てみました。HPで見ているより大きくて立派なのですごくかっこよく、色もきれいで、家族一同びっくりでした。早速玄関に飾らせてもらいます。ありがとうございました。
 先生のおかげで私のHPもアクセスが飛躍的に増え、毎日ドキドキしています。本当にありがとうございました。

 追伸:私も先生の「鬼嫁」さまの大ファンです。一度お顔を見せていただきたいなあ、お二人のやり取りも聞いてみたいなあといつも思っております。


返信
 うちの鬼嫁を人前に晒すのは暴挙以外のなにものでもないと言うべきです。「びっくりした!」「鳥肌がたった!」程度のことで済めば笑い話で済みますが、「心臓麻痺を起こした」「目が潰れた」なんてことにならないとも限りませんし、かなり心臓の強い人でも、「パソコンが壊れた!」と勘違いする恐れがあります。30年近く付き合っているボクでさえ、夜中にはなるべく見ないように心掛けているのです。

きぬさんから
 雲一つない秋晴れ、キンモクセイの香りが風に乗ってきます。
 さて本日、写真が届きました。薄紫の濃淡がまるで水墨画のようで美しいです。本当にありがとうございました。リビングに飾ります。
 鉄腕おばさんHARUKOのページからそちらに伺うようになりました。海外はもちろん国内の旅行もままならぬ身ですが、HPで各地が見られるのは楽しいことです。これからもよろしくお願いいたします。お礼まで。


返信
 ああ、きぬさんははるちゃんのところからおいでだったんですか。はるちゃん関係者で切り番を踏んだのはお二人目ですよ。今後ともよろしくお願いしますね。

日の丸さんから
 日の丸です。
 昨日写真届きました。自宅玄関に早速飾りました。携帯で撮った写真二点添付しました。何かお礼のお返し送ります。

 なお、宿と芋煮会会場が決まりました。自宅に帰ったら詳細連絡します。仕事場より


返信
 日の丸さん、ありがとうございました。海苔が届きました。
 今朝の朝食で、ボクが1枚、鬼嫁が2枚いただきましたが、とても美味しかったですよ。つまらない写真がこういう美味しい海苔に化けるということもありうることを知った鬼嫁は、多少はボクを見直したようです。ふふふっ、実力を思い知ったか!


鹿屋のせんさんから
 写真の講評ありがとうございました。投稿後もこんな写真を本当に講評してもらえるのかドキドキしていました。実は、少しはほめてもらえるのではという期待もあったのですが、けちょんけちょんにけなしていただき、写真の奥の深さを垣間見た気分です。

 ところで、お散歩デジカメに出会って最初の頃、先生の鬼嫁を息子さんの嫁さんと勘違いして、息子の嫁にいびられるかわいそうな先生と思っていました。鬼妻だったんですよね。うちと同じです。負けずに頑張りましょう。
 鹿屋に来年5月頃来られる予定とか。九州での撮影会は考えられていないんでしょうか。もし、よろしければ幹事でも何でもやりますが。


返信
 げげっ、関西に続いて今度は九州、いろんなところからお呼びがかかって、こりゃ大変だ!
 息子はまだ独身ですが、いずれは結婚するかも知れないし、今からボクは恐怖に震えています。鬼嫁が2人になったら、もうボクの居場所はなくること必定でしょうから。
投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー
きよみさんの投稿写真
 はじめまして。兵庫県三木市の住人です。
 毎日拝見して、参考にしているつもりですが、なかなか納得のいくものができません。添付の写真は、奈良県十津川村にある「笹の滝」を撮影したものです。少し暗いかなと思うのですが・・。
 カメラはキャノンIXY、露出補正-2ぐらいです。よろしくお願いします。


講評
 現場を見たわけじゃないのでなんとも言えませんが、写真を見る限りでは、滝の流れている部分には日が射しているようです。露出補正をかなり思い切ってかけていますが、それでも滝の水は白く飛んでいます。かなりお天気が良かったんじゃないでしょうか。非常に難しいシチュエーションですね。

 ボクらは、滝を撮るときはできるだけ晴れた日は選びません。晴れている場合は、滝の部分が日陰になるまで待って撮影します。滝がある環境というと、周りは緑と黒い岩肌ですので、それらと水の白い色との反射率が違いすぎると絵にならなくなってしまうからです。薄曇りぐらいの天候が一番撮りやすいのです。

 この写真の場合、滝はむしろ脇役で、手前の岩の上に座っているカップルがポイントですが、露出を切り詰めすぎたために、肝心のこの2人が潰れてしまいました。でも、この状態で露出を開けると、今度は滝の部分や梢が飛んでしまうことになります。お天道様を恨むしかないですね。

 構図に関してはなんら問題はありません。なかなか上手に部品を配置しています。カップルが座っている黒い岩の存在感や、陽射しを透かして輝いている梢、その向こうに見える滝と、鑑賞者の眼が迷うことなく画面に留まるようになっています。滝の涼しさや静けさといった雰囲気もよく捉えられていると思います。かなり経験豊富な感じを受けました。絵心がある方ですね。

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