6時起床、7時朝食、7時45分出発、那須岳ロープウェイの駐車場までは湯本温泉からならほんの15分ほどだ。
那須岳紅葉シーズンの週末は、例年殺人的なラッシュになる。一番上の茶屋駐車場などは、前夜から夜明かし組で満タンになるし、午前中、那須街道からロープウェイまで、ひどいときには数十キロも渋滞する。ほんとはできるだけ早目にスタートすべきところだが、下の大丸温泉公共駐車場から歩くつもりだったので、こういうゆっくりスタートにしたのだ。
着いてみたら、大丸はがら空き。これはもしかすると・・・と思ってボクだけロープウェイまで登ってみたら、幸いなことにわずかだが空きがある。携帯で残りの3台も呼び寄せ、無事駐車場所を確保することができた。
お天気は曇り空だが、天気予報では午後から晴れる。まずはロープウェイで9合目まで運んでもらい、そこから徒歩で茶臼岳一周ルートを巡ることにした。霧が流れて景色を覆い隠すことが多かったものの、上空を見上げると青空が出始めている。霧も濃くなったり薄くなったりするので、ここはと思うところでは辛抱強く待てばけっこういい写真が撮れる。ときに日光が射すこともある。
9時前に歩き始め、下山ルートを茶屋駐車場まで辿った。3時間ちょっとのお散歩である。峰の茶屋跡周辺では霧も晴れることが多くなり、那須岳の一番の絶景である朝日岳、鬼面山山腹の紅葉を十二分に堪能することができた。ボクはほとんど毎年那須の紅葉を見に来るが、ここ数年はハズレばかりで、6年前に見たあの絢爛豪華ないろどりは当分望めないと諦めていたのだけれど、今年は稀に見る大当たりだった。ほんと、数年ぶりの秋の錦である。
いったん那須まで降りて昼食をとり、午後は昨日素通りした塩原に戻って滝の撮影。竜化の滝など3ヵ所を撮影したあと、温泉旅館の内湯を借りて汗を流した。まさに「紅葉三昧」の一日だった。 |
大きな写真は ⇒ ブログ版。 |
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撮影データ |
カメラ
CANON EOS1D MarkII
EF 28-135mm IS USM |
撮影日 |
05/10/16 10:36 |
ISO感度 |
200 |
絞り |
F5.6 |
シャッター |
1/80 |
露出補正値 |
-2/3 |
WB |
屋外 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
109mm
(142mm) |
その他 |
手持ち撮影
PLフィルター |
レタッチソフト |
ちびスナ
PhotoShop EL |
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茶臼岳(1,915m)、朝日岳(1,896m)、鬼面山(1,616m)、南月山(1,776m)、黒尾谷岳(1,589m)を称して「那須五峰」というが、那須岳とはそのうちの茶臼、朝日と、五峰には入っていないが山塊の中核部をなす三本槍岳の三峰を指す総称である。したがって、那須岳という名の山はない。
茶臼岳には9合目まで運んでくれるロープウェイがある。登山者でなくても軽装で山頂を極めることができるとあって、紅葉のピーク時には大混雑を呈する。しかし、この山の北面から間近に見る朝日岳、鬼面山の山腹の紅葉は絶品である。
写真は朝日岳の山腹。ダケカンバ、ドウダンツツジなどが妍を競っている。ここ数年間はこういうふうに鮮やかに紅葉することがなかったのだが、今年は当たり年のようだ。那須岳周辺は北風の通り道なので散るのも早く、例年、紅葉が楽しめる時期は1週間ぐらいしかない。
昨日の写真は「ちょっとやり過ぎ」のレタッチ例だったが、今日のはほとんどレタッチの手を加えていない。ViXでコントラストをほんの少し上げてあるだけ。撮影したときに一瞬だが日が射したので、原画のままでもまともな発色が得られていた。 |
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