昨夜はけっこう高い熱が出たみたいで、夜中に何度も苦しくて眼が覚めた。けれども、午前5時、目覚ましの音で眼が覚めてみたらかなり楽になっている。解熱剤を倍量飲んだのが効いたみたいだ。6時にはのりおくん、Maxpapaさん、それにDaiちゃんが来ることになっている。代車で借りているボクのキューブしか使える車がないので、我が家に集合してもらって出かけようというのである。のりおくんとMaxさんは時間通りに現れた。例によってDaiちゃんは遅刻。今回の撮影は磐梯西線を走るデコイチがターゲットだから、極端な話、5分でも早く現地に入りたい。DaiちゃんにはpaulさんやJIROさんたちと待ち合わせる蓮田SAに直接来てもらうことにして3人だけで出発。実は、この段階でも出かけるか止めるか気持ちが揺れていた。運転は他の人が替わってくれるから大丈夫としても、この体調で雪の中の取材に堪えられるかどうか自信が持てなかったからだ。でも、ダメならダメでボクだけ汽車で戻ってくればいいと考えて決断した。
結局、蓮田を出たのは定刻の20分遅れ。現地着は10時20分だったから、出だしの遅れが現地でも響いた。仮に10時に到着していたとしても果たして場所取りができたかどうか分からないけれど、少なくともボクらが着いた段階ではすでに線路の左側に三脚を立てる場所はなかった。電柱がSLの手前側に写ってしまう方向からしか撮れないでは話にならんのだけど、まあ、コトの成り行きだもの、しょうがないね。
しかし、体調は思っていた以上に悪い。車中ではずっと後部座席で寝ていたし、撮影に入ってからも集中力がまったく続かない。普段ならSLが通り過ぎるまでに10枚ぐらいは押さえられるのだが、今回は、枚数だけは10枚前後撮ったけれど、画角の微調整や露出補正がおざなりになって、使えるのは1枚もなかった。雪中のSL撮影は、雪の白とSLの真っ黒が同一画面に同居するわけなので、露出補正がすべてを決めるといっていいぐらい重要な要素になる。画面に中に占めるSLの大きさによってこまめに補正を微調整しながら撮らないと、雪が飛んでしまったりSLが潰れてしまったりするのだ。この1枚は露出補正に関してはまあまあだった1枚だが、これが精一杯では風邪を押してやってきた意味がない。手前に電柱だもの、撮る前から話にならんのだ。
午前中の下り列車を撮影した後、五色沼に上って雪中行軍、夕方、蔵王温泉の民宿に入った。せっかくの温泉なのに、ボクはメシを食ったら風呂にも入らず、宴会も自粛してすぐにお休み。やはり、かなりの高熱にうなされる状態が朝まで続いた。 |
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撮影データ |
カメラ
CANON EOS1D MarkII
EF 28-135mm IS USM |
撮影日 |
06/02/11 10:27 |
ISO感度 |
100 |
絞り |
F8 |
シャッター |
1/250 |
露出補正値 |
0 |
WB |
晴天 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
135mm
(176mm) |
その他 |
手持ち撮影 |
レタッチソフト |
ちびスナ |
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