Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100
撮影会 2003/08/23 SAT
 お台場撮影会はこの夏一番の好天に恵まれた。参加者14名という大所帯であったが、幸い、迷子になったのも数人に留まったし、デジカメが壊れたのも1台だけ、若者たちのメッカに紛れ込んだおじおばたちが石を投げられるということもなかった。
 講評会は、1000枚を超える写真を1枚ずつ大型テレビで見ながらという大変な手間だったが、ボク以外は飲み食いもできたし、初対面同士の参加者たちもけっこう打ち解けて、楽しい会になった。
 終電にやっと間に合ってご帰宅、とは言っても、手前の駅が終点なので、重い荷物(PCを担いでいた)を背負ってマンションまでたどり着いたのが午前1時半。たどり着いたところで、納涼大会の反省会をやっていた役員さんたちにつかまり、一緒に反省させられるハメになった。う〜んと反省して、午前4時。画像を整理して、寝たのが午前5時半。今、やっと起きて、昨日の分の配信作業にとりかかったところだ。
 今日は今日で、草加の密造酒研究家さんのマンションの納涼大会にお招きを受けているので、やっぱり配信が1日遅れになりそうな気がしている。酒⇒写真⇒配信⇒鬼嫁、というのが最近のボクの優先順位だな。

使えるワザ買って1週間もたたないデジカメを持っての参加は、今回の最年少チエコ。デジカメ初体験なので、撮ることより操作することに夢中。そこを横から失礼して1枚。
 夕陽に光る海に対してシルエットになるように、露出補正は常時設定の-0.3のままにしている。明るい対象が画面にあるときには、普通はプラス補正をするのが常道だが、こういう風にシルエットになっても構わないものが主役のときは、プラス補正は逆効果になる。この場合、-1まで補正すると完全なシルエットになるが、それでも絵にはなる。モデルがブスだったりした場合は、完全に潰したシルエットにした方が親切ってもんだ。彼女の場合は横顔美人なので、少しだけ表情が分かる程度にした。こういう場合の露出補正は、よほど慣れた人でも勘頼りだから、補正幅をずらして数枚撮っておくことが大切だ。
撮影データ
カメラ Camedia C-4100
撮影日 2003/08/23
ISO感度 100
絞り値 F5.0
シャッター 1/650
露出補正値 -0.3
WB オート
その他 絞り優先AE
ストロボ発光禁止
コントラスト+2
バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。
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読者からのメールや質問やヤジ

みーちゃんから
 いつも楽しみに見てます!
 ところで今日はちょっとビックリしました。息子さんがお坊さんなんですか!?キット先生のご実家って、お寺じゃないですよねぇ?だとしたら、珍しい事ですねぇ!

 いや実は、私が前働いていたのが、織田信長とゆかりのあるちょっと有名なお寺だったんです。なんで、お坊さんは数見てるんですよね。だからあまり私の中では、お坊さんは決してかけ離れた存在でもなければ、「俗世間を離れた存在」でもないんです(笑)。だって、別にあの人達、フツーにお肉も食べるし(もちろん精進料理を食べる機会は普通の人より多いですが)、クルマ雑誌を読みふけっていたり、K−1を見に行ったり、会話の内容にはコンパや女の子の話、下ネタまで登場するし。同年代のフツーの男性達と何ら変わりないですよ?(笑)

 でもお坊さんやってる人って、まずほとんどがお寺の長男なので、家がお寺じゃないお坊さんって珍しいんです。しかも、名前も音読みと訓読み、いずれもできるように付けられるんです。普段の生活では訓読みの名前で、僧侶としては音読みの名前になるわけですね。つまり生まれた瞬間から家を継ぐレールが敷かれてるわけで。言い換えれば、次男以降の名前に音読みできるものが付けられているかどうかで、親が誰に跡継ぎを期待しているか分かるわけで(笑)

 でも、僧侶って意外と需要はあるので、実は喰うには困らない職業なんです(笑)。一人で複数のお寺の住職や副住職を兼務していることも珍しくないので。。しかも、普通の職場では歳を取るほど煙たがられるけど、お坊さんは逆。歳を取るほど有り難がられる。しかも定年もないし。実は結構美味しい仕事だったりするんですよね(笑)(まぁその分、結構厳格な年功序列社会だし、山での修行ははっきり言って人間扱いされないらしいですけどね)。

 ・・・ってなわけで、なんか思わず反応しちゃいました(笑)。私の奇特な体験に基づく話でした(爆)。


返信
 ボクの元息子も普段は普通の若者ですよ。お肉も食べるしタバコも吸うし。スポーツカーなんか乗りまわして、スピード違反なんかもやっちゃうし・・・。でも、お酒だけは絶対飲まないね。女の方は・・・どうかな?

 みーちゃんのホームページ、見ましたよ。北海道の写真がたくさんあって、けっこう長居しちゃいました。礼文島のYHの話なんか、めっちゃ面白かったです。現地人ならではの写真と情報ですね。今度北海道に行くことがあったら、穴場を教えてください。


はるちゃんから
 キット先生 皺皺のはるちゃんです。

 私は先生・・などの敬称は使いませんでしたが、みなさん、先生と呼びますね。「先生と呼ばれるほどバカでない」の言葉もあるのに・・。

 どなたか質問してくれないかな・・と読んでいましたが、どうもまだのようなので、教えてください。
 デジカメの撮影枚数ですが、FINEとNORMALとBASICで、違いますね。私はNORMALで撮っていますが、海外旅行などで、何百枚も撮る場合は、BASICでも画質は、たいして変わらないのでしょうか。どうせ私など、HPに載せるぐらいですから、これでもいいのかなと。

 今回海外に行った時は64MGのを3枚、用意しました。バカチョンカメラでも撮っているので、結局は2枚使っただけです。お考えを聞かせてください。

 今日の「お散歩」にはじめて「元息子」が登場しましたね。登場を待っていましたよ。「なぜ名前を知っているの?」と、又聞くのですか。私はストーカーでも探偵好きでもない、ごく普通のキー愛好症候群おばさんですよ。

 先ほど言い忘れたので、又お邪魔します。
 今朝「続・泥棒が入った」をアップしたのですが、みなさん、面白い・・と言ってくれました。みなさんと言ったって、掲示板に6人、DMで3人ですが。「泥棒が入った」への返信なので、他の人の文ですが、なぜか笑える話ばかりなのです。氷の国の配信が終わったら、もちろん酒を飲みながらでいいから、読んでみてください。

 東北高校が勝ってご機嫌のHARUちゃんです。今日は東京へ行く用事があったのに、明日に延ばしたら、又・・。埼玉や鹿児島や福岡はしょっちゅう勝っているから、関心もないと思いますが、私は、死ぬ前に白河の関を越える優勝旗を見たいのです。歳のせいか、七夕しかり、高校野球しかり、ふるさとばかり肩入れしています。


返信
 とうとう決勝まで残りましたね。ダルビッシュ投手の調子が今ひとつなのにここまで残れるんだから、大したもんです。最後は力尽きちゃったけど、大善戦!撮影会があるので決勝戦は7回ぐらいまでしか見られなかったけど・・。

 泥棒のはなし、お気の毒とは思いながらも、笑いを堪えることができませんでした。はるちゃんがけっこう冷静なのが、それはそれでまた怖い!読者の反応もいいですね。掲示板の隅っこまで見ちゃいました。

 えーと、画像サイズの件でしたっけ。
 はるちゃんの場合は、ホームページに載せるという目的がはっきりしていて、他に使うお積りはないようだから、ノーマルサイズで十分だと思います。ただ、ノーマルというのは、ファインの画像からカメラが勝手にピクセル(画素)を間引いたものだと考えてください。あんなちっこいカメラが、小さな脳味噌でやった作業なので、どうしても完璧にはできません。つまり、画質がかなり劣化しているということです。保存する画像が小さくなっただけで、始めから小さく撮っているわけではないということですね。
 論より証拠!ファインで撮った画像を、パソコン上でレタッチソフトを使ってノーマルサイズに縮小したものと、最初からノーマルで撮ったものを比較してみてください。画質の差は一目瞭然ですよ。

 原則的には、最初からカメラができる最高のことをやらせるというのが正しいやり方です。メディアはフィルムと同じですから、なるべくたくさん持ちましょう。フィルムカメラを使った場合と比べれば、それでも安いもんですよ。
 あるいは、モバイルタイプ(または、軽いノート)のパソコンを手に入れることです。旅行中毎日、その日の画像を取り込むようにすれば、メディアの数は少なくて済みますし、何より、画像をその日のうちに見られるので、旅行そのものも楽しくなります。メールチェックもできるので、帰国してから何百というメールを開く必要もなくなるってわけです。


JUN1さんから
 土曜の撮影会(飲み会)は天気がよいといいですね。この夏撮った写真は曇天ばかりなので、夏らしい写真が撮りたい!楽しみです。

返信
 最高のお天気でよかったですね。ボクの日頃の行ないが試されることになるので、ちょっと緊張していたんですが・・。初参加のみなさんも和気藹々で、ほっとしました。
投稿写真をけちょんけちょんにけなすコーナー
さっちゃんの投稿写真
 Kit先生 おはようございます。Sattyanです。
 先日の「アオちゃん」のご講評に対し、遅れましたが、先生のご指摘が身に染みて、よくわかりました。青虫のバックが余りにも白けていて、ごちゃごちゃした様は、眼が一点に集中できません。そして、茄子ももう少しよく見えるように、角度を替えれば良かった!…と反省いたしております。

 今回は、台風10号来襲に備えて、植木鉢を持ち上げましたら、本日主役の「コオロギくん」が『何するんだ!!』と不機嫌な顔を?…しているところをスナップしました。よろしくご講評をお願いいたします。カメラは、ニコン・クールピクス880型です。

 【第2便】
 実は、先ほどお送りいたしました、”コオロギくん”は、トリミング、レタッチ加工をしていた画像でした。送信後に気が付きましたので、元の画像をそのまま640×480サイズに縮小したものをお送りします。ご面倒をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。


講評
 今回は、「こうした方がいい」というのを、さっちゃん自らやってくれたので、手間が省けます。トリミングした構図で正解です。コオロギは触角がなが〜い昆虫なので、触角にピントを合わせると、頭(目の部分)がボケてしまいます。したがって、こういう場合は目にピントというのが正しいのです。

 植木鉢の下で惰眠を貪っていたというぐらいですから、コオロギくんも多少寝ぼけていたんでしょうね。よくここまで寄れました。警戒心の強い昆虫は接写が難しいんです。テレコンバーターで望遠側の倍率を上げれば、それほど近寄らなくても大きく写せます。昨日のお散歩のりさんの実験も参考になりますよ。

 石っころや木の枝などのゴミが目立ちますが、コオロギの生態写真だと割り切れば、これはこれで構わないと思います。コオロギを綺麗に撮るということなら別ですが・・・。
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