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Kit the genius'
☆ 1日1枚 

Fujifilm Finepix4500 Camedia C-4100

風を感じて 2004/05/07 FRI (No.384)
 久伊豆神社に藤を見に行った。連休中は藤祭りで賑わっていたようだが、今年は他の花と同様開花が早く、藤祭りだというのに花はもう終末期だったようだ。今日はすでに大半の房が散ったあとだった。
 参道の垣根のツツジもそろそろ終わりだ。日陰の部分なのでなんとかまだ花が残っているが、オオムラサキ系と違ってサツキ系は開花期間が短い。どうやら、春はもう最盛期を過ぎてしまったらしい。今年はデスクワークが忙しくて、ろくに春を撮影できなかった。非常に心残りだ。
 明後日の柴又ミニ撮影会だが、どういうわけか出足が鈍い。川甚には15名で予約したのにまだ8人だ。川甚のねえちゃんから確認電話が入ったので、明日確定人数を知らせるということで猶予してもらった。やっぱり、昼飯4000円はきついのかな?それだけの価値がある料亭だと思うけど、みなさんなにかとお忙しそうでもあるし・・。
【使えるワザ】今月のネット講評会のお題は「風」である。目に見えないものを写真に撮るという課題なので、たぶん多くの読者は目を白黒させていることだろうと思う。難しいのである。目に見えないものをどうやって見せるか、腕の見せどころでもあるし、頭の使いどころでもある。先月の課題が易しかったお陰で、講評書きに四苦八苦している。今月は楽できそうだ。
 で、ヒントというわけではないが、動きを表現することで風を見せるという例である。自転車が被写体ブレになるようにシャッター速度を遅くしている。絞り開放でも足りない部分はPLフィルターかNDフィルターを使う。2段分シャッター速度が落ちることになる。
 ただ、被写体ブレだけで風が表現できるかというと必ずしもそうではない。やはり、いかにも風を感じさせるようなお膳立てが必要なのだ。この写真では久伊豆神社のツツジを背景に選ぶことで季節感を出した。日陰だし、自転車に乗っているおばちゃんの服装もちょっといただけないが、心地よい風の雰囲気はでていると思う。まあ、これは一例に過ぎないが、要は「見せよう」と思わずに「感じさせる」ことを考えればいい。面白い挑戦になると思う。
撮影データ
カメラ Camedia C4100Z
撮影日 2004/5/7
ISO感度 100
絞り値 F2.8
シャッター 1/100
露出補正値 -0.7
WB オート
その他 絞り優先AE
スポットAF
コントラスト 0
彩度 +3
PLフィルター
バックナンバーは
「天才キットのフォトギャラリー」
に展示してあります。

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読者からのメールや質問やヤジ
▼密造さんから▼
 密造酒研究家です。商売柄気になったので一言。
 ポータプル・ストレージにはHDD(ハードディスクドライブ)が使われていますので、衝撃を与えないように注意してください。最近のHDDメーカーの社内規格では対衝撃規格が強くなりましたが、基本的には超精密機械です。車に乗せたり持ち歩く程度なら大丈夫ですが、万一落としてしまって生きていたらメッケものと考えてください。宅配するときはエアキャップなどの緩衝材に包みましょう。
 ただし、半導体メモリ(SMやSD)の記録容量単価に比べてHDDはきわめて安価です。注意さえすればポータブル・ストレージは十分価値があります。
▼返信▼
 おお、専門家だ!ご忠告、ありがとうございます。ボクは重くてもノートパソコンの方がいろいろ他の用途にも使えて便利なのでもっぱらそれを持ち歩きますが、ポータブルストレージは確かにあれば便利だし、メディアをたくさん買い揃えるよりは経済効率もいいと思います。カメラ(メディア)が変わっても使えるという汎用性も大きな利点ですね。
▼Daiちゃんから▼
 出遅れましたが、ミニ撮影会参加のお礼のご挨拶です。お魔女さん。皆さんありがとうございました。

 お店をほっぽり出して相手をしていただき、ありがとうございました。お茶、不思議な味でしたね・・・。ご近所(関東僻地)どうし、これからもよろしくお願いいたします。ワンコ撮影に助手が必要なときはお申し付けくださいませ。お馬鹿犬同伴で飛んで参ります。
 でも、みんとちゃん、ウチの大吉に比べてなんてお利巧なんでしょう(泣)。
▼返信▼
 おバカ犬大吉に関するご意見に異議はありません。ボケ犬がお悧巧であることに関しても同意します。お二人が僻地居住者である点にも賛同したします。
▼てるてるちゃんから▼
 teruteruです。
 鬼嫁様がお留守の日のメルマガを読むと、キット先生にとっての鬼嫁様の存在の大きさとその大きさに比例する愛情を感じてほほえましく、ある意味でこれはのろけ?なんて思ったりしてしまうほどです。いらっしゃらない間も先生の頭の中から鬼嫁様が忘れられることがないようですから・・・。お父様も復活されてほんとうによかったです。
▼返信▼
 我が家の家庭環境に関するご配慮、ありがとうございます(笑)。鬼嫁に対するボクの感情はちょっと言葉では説明不可能です。頭から彼女の存在が離れない理由は、愛情+恐怖感+依存心のミックスどろどろ状態ではないかと思っております。
▼keiko@岩手さんから▼
 第2回東北シリーズ 民俗の里遠野の風景・・・参加したいと考えているのですが。

 「お散歩デジカメ」を拝読させて頂いて約1ヶ月・・・毎日届くメルマガを楽しみにしております。いつか、撮影会にも参加したいなぁ〜と思ってたら、なんと、こちらにお越し頂けるなんて・・もう、これは何をおいても参加しなくてはっ!!

 ・・・と鼻息だけは荒いのですが(笑)、撮影会についての質問です。何せ、初心者ゆえ(カメラも、HP拝読も、)どーいう「しきたり」があるのか?教えて頂けると幸いです。

 その1) 撮影会に持ち込む機材は、デジカメonlyですか?(デジカメに路線変更・・と見たのですが(^^ゞ)

 以前、掲示板にもカキコしたのですが、私の持ってるデジカメは、マニュアル撮影が出来ないので・・・普段は(と言っても1年ほど前に購入)、フィルカメを使用しています。こんな機会は、滅多にないので・・・再び・・・大枚はたいて(涙)、新しいデジカメを購入しようかとも。

 その2) カメラとは無縁の人間が、kit師匠のご尊顔を拝す為だけに宴会要員としての参加も可能なのでしょうか?(笑)

 日程的には、まだまだずっと先のことですが以上の点について、お教えいただけると嬉しいです。
▼返信▼
  遠野といえば盛岡の庭先みたいなところなので、気軽に参加してください。現地人がいるとなにかと助かりますし・・・(笑)。

 > 撮影会に持ち込む機材は、デジカメonlyですか?

 参加者のほとんどはデジカメonly派ですが、中には両刀使いもいますよ。ボクもそうです。ピンホールカメラ派もいたりします(笑)。ただ、講評会ではその場で画像を見ることができるデジカメ画像だけしか対象になりません。

 > 私の持ってるデジカメは、マニュアル撮影が出来ないので・・・再び・・・大枚はたいて(涙)、新しいデジカメを購入しようかとも。

 マニュアル撮影などできる必要はありませんよ。大枚はたいて買うのなら、もっとデジカメに慣れてから、ネットのメンバーたちの意見なども聞きつつ機種を決められたほうがいいと思います。掲示板にカキコすると、うっ、うっ、うるせー、というぐらいいろんな意見を聞くことができますよ〜。

 > カメラとは無縁の人間が、kit師匠のご尊顔を拝す為だけに宴会要員としての参加も可能なのでしょうか?(笑)

 はいはい、もちろん大歓迎です。毎回そういう人が紛れ込みます。紛れ込んだら最後、悪の道から抜け出せなくなるんですけどね(笑)。
3月に行なわれた青梅吉野梅郷撮影会の作品集をアップしました。「ふぉとぎゃら」トップページから「撮影会作品集」お入りください。
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自転車デジカメ 連載第27回
日本百名山自転車紀行
−明るい旅情編−
丸山 晃
第3章 継続

■ 鹿児島へ
2004.05.04 (火)
出発地:串木野 経由:美山 到着地:鹿児島
 鹿児島に戻って来た。
 今日は国道3号線に沿っての旅。雨に濡れた。

 串木野から市来町、そして東市来町。この東市来町に、薩摩焼き発祥の地美山がある。またの名を苗代川という。
 かつての豊臣秀吉朝鮮出兵の際、薩摩の島津軍に捕らえられ日本に帰化させられた朝鮮の陶工たちがいる。彼らはやがて苗代川に根をおろし、故郷を恋うように陶作を始めた。白土をついに発見し、江戸時代を通じて技を磨いて、薩摩焼きを一大芸術にまで高めあげてきた。
 中でも沈壽官家は有名である。江戸末期から明治にかけて活躍した12代沈壽官氏は、政治の混乱の中で滅びかけた薩摩焼きの伝統をひたすらに守りぬいて、自らはパリで行われた万国博覧会にも出品、薩摩焼きを日本の焼き物の代名詞のように世界に知らしめている。

壽官窯入り口にて
 14代沈壽官氏は司馬遼太郎さんと親交が深かった。『故郷忘じがたく候』は14代沈壽官氏を描いた作品だし、『街道をゆく』にも何度か登場している。
 ぼくがまだ高校生だった頃、PTAで鹿児島を訪れた母とこの壽官陶苑を訪ねたことがあった。その時、登り窯を眺めていたら偶然14代沈壽官氏が上から下りて来て行きあったのだが、その時の衝撃は今も覚えている。
 「何かとても大きなものを身にまとった人」という印象だった。オーラといってもいいかもしれない。「あ、すごい…」と思った。「何か話をしたい」と思ったけれど、上手に言葉を出せないまま何とはなしの挨拶だけして終わってしまい、沈壽官氏の存在感だけがくっきりと焼きついて離れなかった。それ以来、「沈壽官」という響きに憧れを抱き続けている。
 司馬さんもぼく以上に沈壽官氏にほれていたのかも知れず、沈壽官氏を描いては「本当の薩摩人気質を今に伝えている人」等々と書いている。

 その壽官陶苑を再び訪ねた。ちなみに現在は15代目があとを継いでいる。
 家々の生垣はこの地方特有のイヌマキで、これは知覧の武家屋敷などと変わらないのだが、美山にはどこか異国情緒が漂う。壽官家の門をくぐると、不思議な石像が迎えてくれた。

壽官陶苑の登り窯
壽官陶苑は雨の中
 登り窯を見る。しっとりと静かだった。懐かしさの中でぼくは雨に濡れる。
 ふたたびここに来ることができて感慨深いのだけれど、自分が今本当に求めているのは何なのかがよくわからなくなってもいた。少し、疲れていた。

 展示・販売されている陶器を見ながら、「せっかく薩摩焼きの本家本元に来たのだし、急須や湯飲みがまだないからいっそ買っていこうかなあ」とか、「これから焼酎飲むのにこの黒じょか欲しいなあ」とか思ったけれど、しばし迷ってやめてしまった。もう少し心が充実している時に買いたかったのだ。なんだか今のぼくは、先を急ぐことばかり考えている気がする。

 「もう帰ろう」と思った。未練はない。いい旅をしたなあと思う。
 ぼくが暮らし始めた場所、鹿児島の周りにはまだまだこんなにたくさんの旅情があった。それがわかっただけでも大収穫だ。指宿・知覧・枕崎・吹上浜・串木野・美山。どこも自転車で3時間もこげば来られる場所でありながら、暮らしている町鹿児島とは異質の雰囲気に満ちていた。その町に特有の歴史があり食べ物があり風景がある。きっと、旅情とはそういうものでもあるのだろう。日常の風景を離れ、見知らぬ風景の中に身を置いてみるということ。

 土曜の午後と日曜があればいいのだ。パソコンとデジカメを持って自転車に乗って、今回出会った町々を一つずつまたゆっくりとまわってみよう。その土地で一泊すれば、それはもう立派な旅になる。
 そう思ったら、急に鹿児島が恋しくなった。
 「もう、帰ろう」

 美山から鹿児島までは30キロほどだ。2時間あれば着く。
 ぼくは今晩訪ねることになっているM先生のお宅に電話をかけた。
 「予定通り、今日夕方うかがえそうです」
 「わかりました。うちは大丈夫ですんで、雨ですけど気をつけて最後帰ってきてくださーい」
 雨で多少心細くもあったのだろう。一人自分をみつめて…とかより、ただ誰かと会って話がしたかった。

 これから向かう場所ができたことが嬉しくて、小雨の中ぼくはゆっくりと自転車をこいだ。最後は甲突川に沿って伊敷から鹿児島市内へと降りていく。
 市電通りに出た。
 「あ、ここ知ってる…」
 その時、ぼくは確かに自分が「一周してきた」ことを実感する。鹿児島、ぼくにとっての「帰る場所」に、また一歩近づいていた。
走行時間:3時間15分52秒
平均速度:16.0km/h
走行距離:52.30km
積算距離:1389.9km
ミニ撮影会のお知らせ
お散歩ネット会員以外でもご遠慮なく。
会費なし、原則飛び入り自由です。
直接現地に来て、「怪しいデジカメ集団」がいたら
声をかけてくれてもいいですよ。
【5月9日(日)・柴又、矢切の渡し、水元公園】
寅さんの柴又帝釈天ゾーンで下町ムードを満喫後、200年の歴史を誇るあの高級料亭「川甚」の個室お座敷でコース料理(4000円)をたっぷり時間をかけて楽しみます。午後は矢切の渡しで千葉県にタッチ、戻って都内最大の公園水元公園へ。ちょっと贅沢な春の一日ですよ。
人数制限15名、飛び入りはできません(料亭予約のため)。
集合:午前10時、京成柴又駅改札出口、遅れた人は帝釈天付近で怪しいデジカメ軍団を探して合流してください。昼食はちょっと遅い1時半からです。遅刻厳禁。川甚の場所はそこらへんの通行人に聞いてください。たいがいの人は知っています。申込みはこちら現在9名

【5月31日(月)・思いっ切りおしゃれな東京を巡る】
関西からうみひこさんと砂名ちゃん、東北から日の丸ゴン太を迎えてのおのぼりさん歓迎大会です。現在9名
集合:未定。

5月、6月の撮影会
(講評会場予約のため、参加するには申込みが必要です。)
5月の撮影会
第1回北陸支部大会


5月29/30日(土、日)
新潟県松之山
棚田の田植え風景や
新緑のブナ林を撮影します。
申込み

現在、申込み24名です。
6月の撮影会


6月27日(日)
東京都内
テーマを決めての
組写真撮影会です。
申込み

現在、申込み5名です。
撮影会ネットの撮影会は、デジカメ初心者のための撮影会です。ネット会員以外の方も数多く参加されています。できるだけお金をかけないで、写真と仲間同士の交流を楽しむことが目的です。
今後の予定
7月24、25日(土、日) どっかでキャンプ[申込み]
8月15日(日) 川越小江戸の街並み[申込み]
9月4日(土) 房総の海と棚田の風景[申込み]
10月2、3日(土、日) 第2回東北シリーズ
民俗の里遠野の風景[申込み]
11月中旬(1週間程度) ラオス・タートルアン大祭と世界遺産の町ルアンプラバン(参加費25万円前後の予定)[申込み]
12月23日(祝) 都内・撮影会と忘年会[申込み]

ネット撮影会
【5月の課題】
 前月の課題は易しすぎました。今月はちょっと難しく、キーワードは『風』です。自分なりの「風」をテーマに写真を撮ってください。
 投稿作品にはタイトルをつけていただきます。そのタイトルに「風」という言葉が入っている必要はありませんが、写真を見れば容易にテーマが分かるというのが今月の規定です。作品はデジカメで撮影したカラー単写真に限ります。応募に際しては、投稿規程に示されたデータを必ず添付してください。

【撮影期間】
 5月7日から5月20日の間に撮影してください。この期間外に撮影されたものは受け付けません。写真は必ずjpg形式で応募してください。

【投稿枚数】
 1人3枚以内。いったん送られた画像の差し替えはできません。

【応募締め切り】
 締め切りは5月22日です。

【応募料】
 1枚500円。振込み期日は5月末日まで。期日までに振込みが確認できなかった場合は無効とします。

【講評】
 受け付けられた作品すべてに講評いたします。作品集は6月10日頃に発表いたします。
必ず応募規定をご覧下さい。
「写真が表示されない」「投稿できない」など、操作上のトラブルに関するQ&Aを設けました。
困ったことがあったらまずこちらへ。