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敗者 2004/08/16 MON (No.485)
 いかん、ついついソフトボールの対アメリカ戦を観てしまった。北島くんの金メダルも夕刊で知ったぐらいオリンピックからは身を遠ざけていたのに、4年前の決勝戦さよなら負けの記憶が蘇って、ついテレビをつけてしまった。そうなったらもう後戻りはできない。延長8回までしっかり観戦した。その結果が負けだから、やるせないったらありゃしないのだ。
 というわけで、今日もまだ講評書きが進んでいない。プレッシャーもいいとこである。お盆明けでいろんなところから電話はかかってくるし、「さあ、始めよう」と思ったとたんに新聞勧誘員が来るし、墓場を買わないかなんて勧誘電話もかかってくる。なんだか、世間が寄ってたかって講評書き妨害工作をやっているみたいだ。
 今日、鴨川市役所に電話して、大山千枚田の様子を教えてもらった。JIROさんからの報告通り、旱魃被害が相当ひどいそうだ。田んぼによっては刈り入れないでそのまま鋤き込んでしまうところもあるという。9月4日の房総撮影会ではここは遠慮した方がよさそうだ。じいちゃんからも指摘があったように、不作のときの農家の人たちの気持ちをわざわざ逆なですることもあるまい。房総といえば海、夏といえば海・・・海があるのに無理することはない。
撮影データ
カメラ

OLYMPUS
Camedia C4100
撮影日 04/8/16
ISO感度 400
絞り F5.6
シャッター 1/200
露出補正値 --0.7
WB 晴天
露光方式 絞り優先AE
測光方式 分割測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離 9.1mm
その他 手持ち撮影
レタッチソフト 縮小専科
ViX


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【使えるワザ】
 午前中、ちょっとした打ち合わせで外出したが、午後は講評書きのことが頭にあるのでお散歩する気分にもなれなかった。今日のお散歩は玄関ドアから1歩出ただけである。ちょっと一回りと思って、後ろ髪を引かれる思いで靴を履き、玄関から出たところでこの2匹を見つけた。写真を撮ったらめでたくノルマ達成気分になったので、そのまま家の中に逆戻りしたというわけ。
 この時期になると、短い命を終える蝉くんたちが、マンションのベランダや開放廊下で何匹もジージー鳴いている。それだけなら珍しくもなんともないし、すでに去年のメルマガでその写真を載せたので、同じ写真を載せてもしょうがない。今日はたまたま、蝉くんを狙ったカマキリくんもご一緒だったので、嬉しくなってしまった。
 なんだか、この2匹が命をかけた戦いをやって、勝負がついたところのように見える。カメディアのスーパーマクロという機能を使った。レンズ前2センチまで接写できる。ただし、そこまでの接写になるとピント位置を外れた部分はボケボケになってしまうので、ある程度絞ってやる必要がある。ボクのカメディアは開放がF2.8だが、それを2段絞った。ただし、シャッター速度が遅くなると、ジージーしている蝉くんが被写体ブレになるので、感度を上げてシャッター速度を稼いでいる。
読者からのメールや質問やヤジ
hira3さんから
 大先生殿、
 小生は毎日の日記にて、写真を使わせて戴いております。お許し下されば幸甚です。今後とも宜しくお願い申し上げます。
返信
 は〜い、大先生で〜す。
 どーぞご自由にお使いください。ちゃんと撮影者名も記載していただいているようなので、なんら問題はありません。面白い日記に使っていただいて光栄です。
淳さんから
 淳です。
 房総撮影会に参加します(って今頃参加表明かよ、って感じですが、笑)。車も出しますので、必要ならいってください。
返信
 は〜い、幹事さんお一人ごあんな〜い。
 申し訳ないんですが、上記のような次第なので、JIROさんと密談して、大山千枚田抜きのスケジュールを考えていただけませんか。それから、足、集合場所などの告知もお願いします。今のところ、参加希望者は10名です。
r-kimさんから
 暑中お見舞い申し上げます。残暑厳しき折、ご健勝を祈ります。
 「疑惑のF32」の疑惑解消の検証写真「光の饗宴」見ています。実は、私も疑っておりました、ハイ。これが花火の実体ですか、参りました。
 「玉屋(たまや)さんすみませんでした、ごめんなさい」

 今まで見てきた、また、自身でも撮ってきた花火の写真、あれは一体?
 過去に見てきた先入感で見て綺麗に撮れたと勘違いしていたと思うしかありません。ネバーギブアップ!でさらに挑戦していきます。
返信
 「四季のいろどり・夏篇」に掲載している花火の写真は、あれでもまだ露出がややオーバーなものがあるんです。渡良瀬遊水池の花火はすぐ目の前で上がる花火なので、その分光が強くて、レンズの最小絞りであるF32でも絞りきれていないんです。NDフィルターを使うべきだったかなとちょっと反省しています。遠い花火を望遠で撮るのであれば、もっと開けられるんですけどね。
hanaちゃんから
 川越行きたかったなぁ。写真を見たらますます行きたくなりました。

 ところで、日暮里の駄菓子問屋街が8月いっぱいで取り壊され、40階建てのビルに変わるそうです。現在営業しているのが7、8店舗。そのうち5店舗が新しいビルに入るということです。 時間を作って、子供たちを連れて8月中に一度行ってこようかと思っています。どんどん懐かしいものがなくなっていくのは時代の流れとして仕方ないとは思いますが、やはり傍観者としては非常に寂しいものを感じます。(年取ったのかなぁ・・・)

 阿佐ヶ谷の商店街も跡継ぎがいなくて、3代目あたりでチェーン店へ賃貸するお店が多くなってきました。そこそこの大きさであれば月額100万で貸せるそうで、あくせく働いても売り上げが伸びないことを考えると、若い世代はさっと見切りをつけて賃貸へと進むようです。だんだんとアメリカのモールのように、日本全国どこへ行っても同じお店、同じ品揃えになっていくのでしょうね。
返信
 そうです、歳とったんですねぇ(笑)。
 駄菓子屋もビルの中で営業じゃ風情もなんもあったもんじゃないですね。新聞によると最近の駄菓子ブームで、店の売り上げ自体はけっこういいらしいですよ。駄菓子屋も子どもを呼ぶお店ではなく、問屋みたいな位置づけになるんでしょうね。

 阿佐ヶ谷だからまだ賃貸しても借り手がいるのであって、越谷あたりでは息子が「ヤダ」と言ったら店仕舞いのまんまですからね。シャッターが下りたままのお店が並ぶ商店街じゃ、客足はさらに遠のくし、がんばっているお店も風前の灯なんでしょう。せいぜい、写真に撮っておくぐらいしかないんでしょう。
キット@呑んだくれのブログ
  
組写真撮影会の作品集をアップしました。
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7月のキャンプ撮影会の作品集が半分できました。
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京都・美山ミニ撮影会の作品集ができました。
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自転車デジカメ 連載第44回
日本百名山自転車紀行
−明るい旅情編−
丸山 晃
第4章 夏

■ 塩釜へ
2004年8月13日(金)
出発地:仙台  到着地:塩釜
 朝起きると、窓の外は雲ひとつない青空だった。今日も暑くなりそうだ。
 今日は仙台を観光しようと思っていた。10時ごろ宿を出て、まずは青葉城(正式には仙台城)址へ向かう。市内から広瀬川を渡って青葉城址へ向かう道は意外に勾配が急で、まだ起ききっていない身体には少しきつかった。距離的にはすぐだったが、着いたときには汗びっしょり。とにかく暑い。

 「青葉城恋歌」のメロディ迎えられ、めでたく入城を果たした。
 ♪時は巡り〜また夏が来て あの日と同じ流れの岸〜♪
 思わず口ずさんでしまう。

 口ずさみながら、青葉城資料展示館を訪ねた。ここではコンピュータグラフィックスによって在りし日の青葉城の姿が再現されている。いろいろ趣向が凝らされていて、展示もわかりやすくおもしろかった。
 参勤交代の際の江戸−仙台間の移動の日程なども示されていたけれども、どうやら10日かけて江戸−仙台間を移動していたらしい。宇都宮、郡山、二本松…この旅で馴染みになった地名が並ぶ。
 「俺もちょうど10日かけて仙台まで来たよ」と思った。

青葉城から見る仙台市内
伊達政宗公の有名な銅像
 展示館を出ると青空がまぶしい。そこで聞こえてきたメロディは「荒城の月」だった。
 滝廉太郎の「荒城の月」といえば大分県・豊後竹田の岡城址と思っていたけど、なんで仙台?仙台城で作ったという説もあるのだろうかと説明を読んでみると、「荒城の月」を作詞した土井晩翠が仙台の出身とのこと。なるほど、そういえば仙台には「晩翠通り」という大通りすらある。

 時の流れとともに風景は変わってゆき、青葉城址から見下ろす仙台の街は100年前と比べてもおよそ異質の景観だろう。いいとか悪いとかではなく、都会にたくさんの人がいて都会にたくさんのビルが建つ時代にぼくらは生きているということなんだと思う。江戸時代の仙台における人々の暮らしをぼくは知らないけれど、今の仙台も暮らしやすそうな街だなあと思った。かつて仙台の平和と繁栄を願ったこの地の英雄は、今も仙台を見下ろしている。

 本当はこのあと博物館でも訪ねて今日は文化の香り高い1日を過ごそうかと思っていたのだが、こんなに晴れてちゃあそれはできない。「どうしようかな〜」と地図を眺めて、仙台から多賀城市を抜けた先に七ヶ浜町という町があるのを見つけた。この町はぽこんとそこだけ海に突き出たような形の町で、なんと松島の景観が望めるではないか。
 「そうだ。海を見に行こう!!」
 1回そう思いついたら、今日するべきことはそれしかないような気がしてきた。山ばっかり見てきたので、とても海が見たかったことに気づいた。

 暑さでちょっとばて気味だったが、国道45号線を走って仙台を抜ける。別に上り坂でもないのに時速15キロ未満というとろとろスピードで、午後が夕方に差しかかる頃ついに海に着いた。

七ヶ浜町の菖蒲田浜海水浴場
 七ヶ浜町というのは町の中に7つの浜があるからそういう名前らしい。湊浜・松ヶ浜ときて菖蒲田浜は海水浴場である。この暑さの中、4時を過ぎても人々でにぎわっていた。

 そしていよいよ多聞山である。松島には松島四観と呼ばれる展望ポイントがあるらしく、多聞山が「偉観」・扇谷山が「幽観」・新富山が「麗観」・大高森が「壮観」とそれぞれ名づけられている。その1つ多聞山はこの七ヶ浜町にあるのだ。
 火力発電所の巨大な3本煙突の横に多聞山はひっそりと森に覆われてあり、わくわくしながら登ってみればそこには確かに松島があった。松島湾内で1番美しいといわれているのが地蔵島で、灯台が立っている。その奥には馬放島。海はいいなあ。なんとも言えない。ああ松島や松島や。

塩釜市内をゴン太宅に向かうボク(撮影:ゴン太さん)
 今日の最終目的地は塩釜市。
 この旅日記をメルマガで連載してくださっている写真家キットさんの縁で、塩釜で写真店を営んでいる日の丸ゴン太さんが「いらっしゃい」と呼んで下さったのだ。
 ここまでひたすら1人旅だったから、誰かのお家に泊まりに行けることは本当に嬉しかった。本塩釜の駅前から電話をし、そこから自転車で2分ほどのところにあるごん太さんのお店を目指す。ごん太さんは店の前に三脚を構えて待っていて、自転車で近づいてくるぼくを撮ってくださった。ちょっと恥ずかしくて、はにかみながらゴール。この旅の最終目的地に着いた。

 ゴン太さんはぼくの旅の最後の1日や自転車をどう送るかなどなど、いろいろと気遣ってくださる。奥さんも気さくで優しい感じの方で、旅日記もしっかり読んでいて下さって嬉しかった。
 夜はおいしい手料理をお腹いっぱい食べてすっかりくつろいでしまった。ぼくはあんまり飲めないけれど、地酒もおいしい。あーありがたいなあ…。
 明日は松島を観光します。おやすみなさい。
多聞山から眺める松島の『威観』
走行時間:3時間32分02秒
平均速度:時速13.4キロ
走行距離:47.43キロ
積算距離:2187.7キロ


≪お散歩ネット≫
 お散歩ネットは、撮影会に参加した人たち、いつかは参加しようという人たちのメーリングリストです。撮影会関連の連絡事項伝達や写真に関する情報交換などが活発に行なわれています。2つの専用画像掲示板が利用できます。 現在、会員数は246名、
最年少は7歳、最高齢は80ん歳、
デジカメ好きに隔てはありません。
会費は無料です。
お散歩ネットに参加する
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撮影会のご案内
(講評会場予約のため、参加するには申込みが必要です。)
お散歩ネットの撮影会は、デジカメ初心者のための撮影会です。できるだけお金をかけないで、写真と仲間同士の交流を楽しむことが目的です。参加費は3,000円(講評料)+実費割り勘です。
9月4日(土) 房総の海と棚田の風景
申込み
9月12日(日) 第2回北陸支部大会
新潟県巻町、岩室村ほか
申込み
9月18日(土) 第2回関西支部大会
三重県丸山千枚田ほか
申込み
10月2、3日(土、日) 第2回東北シリーズ
民俗の里遠野の風景
申込み
10月16、17日(土、日) 第2回キャンプ大会
福島県桧枝岐村
申込み
11月中旬(1週間) ラオス・タートルアン大祭と
世界遺産の町ルアンプラバン
(参加費25万円前後の予定)
申込み
12月23日(祝) 都内・撮影会と忘年会
申込み

ミニ撮影会のご案内
ネット会員同士が誘い合わせて行く非公式撮影会です。飛び入り参加自由。参加費は無料、自分の交通費や食費など、実費だけの負担です。
8月29日(日) 仙台・松島ミニ撮影会
申込み
9月22、23日(水、祝) 松之山ミニ撮影会
申込み

ネット撮影会
■ テーマは『ご近所の有名無名スポット』です。
■ 6枚以内の組写真で、ご近所の有名無名なスポット1ヵ所の「観光パンフレット」用写真を撮ってください。いつも行くショッピングモール、町内の児童公園、いつものお散歩公園など、どこでも構いません。「ちょっと行ってみたくなる」ような魅力をアピールしてください。ただし、すでにパンフレットなどが刊行されているスポットはカンニングが可能なので評価を下げます。カラーでもモノクロでも構いません。当然ながら、1枚1枚の写真の評価と同時に、組写真としての出来も評価します。
■ 撮影期間は8/1〜8/20、応募締め切りは8/22。組写真のすべてを一括して、順番を明記の上送付してください。
■ 
【重要】 個々の写真にウェイトをつけていただきます。特に見せたい写真、参考程度に加えておきたい写真などの区別のことです。画像の大きさを次の3種類に縮小した上で応募してください。ウェイトを高くしたい画像は大きく、そうでないものは小さく縮小するということです。
[1] 長辺640px
[2] 長辺480px
[3] 長辺320px
■ 
【重要】 個々の写真にはかならず「キャプション」をつけていただきます。写真を説明する短いコメントのことです。このキャプションもパンフレットの重要な要素になります。タイトルはスポットの名前(たとえば、「越谷市民文化会館」というふうに)にします。サブタイトルも可です(たとえば、「市民の憩いの場」など)。
■ 
【重要】 今回は撮影データの添付は必要ありません。レタッチも自由です。トリミング、水平調整も可とします。ただし、レタッチの内容は必ず明記してください。原画を送付する必要はありません。
■ 応募点数は一人2点(2組)を限度とします。講評料は1点(1組)につき3000円です。
応募に際しては必ず応募規定をご覧下さい。

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