最近には珍しく、一日中なんにも予定が入っていない一日であった。頑張ればネット撮影会3月分の講評書きがなんとかできると踏んでいた。お題の「記念写真」がなぜか知らんが難しかったと見えて応募点数が少ない。やろうと思えばできない分量ではないのだ。
ところが、肝心なことを忘れていた。鬼嫁の存在である。朝めしを喰い終わるか終わらないうちに、「検診に行くから乗せてって!」ときた。おいおい、乳がん検診は先週やったばっかじゃないか。違うらしい。なんだか分からんが、別の検診なのだそうだ。
とにかく健康オタクなのである。検診などというと震えが来るぐらい嬉しいタチなのだ。テレビドラマなんかでも、登場人物が不治の病なんかに侵されるなんてシチュエーションだと、声をかけても聞こえないぐらい熱中して見ている。やたらと病気に関する(間違った)知識を蓄えている。そういうお方が検診に行くというのだから、逆らうなど及びもつかない。
で、戻ってきたら、今度は「大平山に行きたい!」ときた。おいおい、病院ならすぐそばだけど、大平山は栃木だぜ、本気かよ・・・、と思わず口に出しそうになってしまった。仕方がない、行ったよ。
紫陽花の名所なんだけど、花の数より観光バスの数のほうが多いぐらいだった。今年の紫陽花はどこもダメだね。花付きが例年になく悪い。大平山には鬼嫁の友だちのおばさんという人が丹精している、そりゃあものすごい、目を瞠るような紫陽花庭園があるのだが、そこも全滅状態だった。 |
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撮影データ |
カメラ
CANON
PowerShot S1-IS |
撮影日 |
05/06/23 15:50 |
ISO感度 |
100 |
絞り |
F4.5 |
シャッター |
1/400 |
露出補正値 |
-2/3 |
WB |
オート |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
58mm
(380mm) |
その他 |
手持ち撮影 |
レタッチソフト |
チビすな |
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大平山はそうそうに切り上げ、栃木市内を散策してきた。明治時代に県庁が宇都宮に移転したお陰で、この街は発展という道筋から外れてしまったようなところがあり、少なくとも関東地方では、ここよりゆったりした街はないんじゃないかとボクは思っている。あちこちに古い町並みが残っているので、市ではそれを観光資源に・・・と、いろいろ工夫を凝らしてはいるのだが、ありがたいことにほとんど成功していない。とにかく、いい街なのだ。
市役所の駐車場に車を入れて、窓口に観光地図を貰いに行ったら、対応してくれたねーちゃんが、「できるだけたくさん見てきてくださいね。駐車場はタダですから」とおっしゃった。
この街は、川越の真似じゃないだろうけど「蔵の街」と呼ばれている。だけど、ボクはむしろ「川の街」と呼びたい。江戸時代は、例弊使街道の宿場町として栄えたところなので、当時の物資運送路である掘割が縦横に通じていて、その掘割がまた綺麗なのだ。1メートルはあろうかという鯉が悠々と泳いでいたりする。
街中を歩いていて気づくのは、なんとも車の数が少ないということ。車道もこのように、子どもたちの遊び場になる。歓声が聞こえたので、振り向きざまに1枚撮った。当然、縦位置である。
フィルム1本分のネガを見せてもらうと、なにが写してあるのかは分からなくても、プロが撮ったものかシロートのものかはすぐ分かる。プロはとにかく縦位置が圧倒的に多いからだ。ボクの場合で言うと、だいたい8割、あるいはそれ以上が縦位置である。普通に撮るときは縦位置で、横位置は横にしなきゃいけない理由があるときしか撮らないということ。理由?構図取りが簡単だから。やってみれば分かる。 |
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☆読者からのメールや質問やヤジ☆ |
▼お魔女から▼
先生、ネット撮影会の講評ありがとうございました。皆さんの作品&講評、楽しく拝見させていただきました。
・・・先生にとっては終わってしまって、どうでも良いことでしょうが・・・私、間違っちゃっていました。(笑)先生も不信に思われた、「もう1段絞りたかった」は、「露出をもう1段マイナス補正したかった」の間違いです。何回も読み返したのに、気が付かなかっただなんて、アルツ、進行しているのかしらぁ。
この後、3月以降は、先生がうさ晴らし出来るくらい「けちょんけちょん対象写真」送りました。今から、ビタミン剤飲んで体調整えておきま〜す。1行で言い尽くせそうな写真ですが、思いっきりメッタ切ってくださいねっ!期待しています。〜マゾ女より〜
▼hermesさんから▼
じいちゃん、講師賞おめでとうございます。素敵なショットでしたね。
キット先生、講評ありがとうございました。講評、待ちわびておりました。
▼砂名ちゃんから▼
師匠、ご多用の上、足の痛みを押してのご講評、本当にどうもありがとうございました。おおよそ7ケ月ぶりに出したのですが、前回と同じところを指摘されました。それは、前回のときに「そうかなぁ…」と半信半疑だったからで、今回のご指摘で、しっかりと納得することができました。ことほどさように、一つのことを理解するのに、時間のかかる弟子もおりますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ご講評までの待ち時間について、いろいろとみなさんのご意見があるところでしょうが、私は、数ヶ月前の自分を省みることができるという点で、むしろ長い方が好きです。悪いところをすぐに改善できないという点もあるでしょうが、数ヶ月の間に、自分がどれだけ変わったのか、あるいは変わってないのかを知ることができます。
じいちゃん、講師賞、おめでとうございます。写真の切磋琢磨だけにとどまらず、毎日、メンバーのために心を尽くし、力を貸してくださる姿勢には、いつも頭が下がります。
▼setuさんから▼
講評をありがとうございました。
つたない作品を提出し続けて1年は経とうとしています。今回はパスかなと思いながらもエイと送った時は講評が遅れることを願い、ちょっとはマシかなと思うときは講評が待ち望まれます。今回は見るのが怖くってなかなか開けませんでした。
でもでも大変と教えられる事が多いです。ありがとうございました。
▼モトくんから▼
皆さまの作品をひとつずつ拝見させていただきした。師匠の丁寧な講評に頭が下がるばかりです。ありがとうござました。
じいちゃん、素晴らしいです!講師賞、おめでとうございます。益々毒舌に磨きをかけてください。^^;
▼はんべぇくんから▼
講評ありがとうございました。
「タイトル」の意図が現れていない、というご指摘は以前も受けたんだけど、またやっちまいました。反省はしてるんだけどなぁ。
じいちゃんさん、おめでとうございます。黄金の海にシルエット、とても美しいです。ワタクシもいつかこんな写真がとりたいです。でも、その前に「タイトル」と写真のイメージずれずれ癖をなんとかしないと。 |
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▼返信▼
他人の作品に講評を入れるということは、なにより自分の勉強になることなので、お礼を言わなくてはならないのはボクのほうですね。毎回のけちょんけちょんにもめげず、応募していただきまして、ほんと、ありがとうございます。お陰さまで、いいストレス解消になっています(笑)。 |
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キット@呑んだくれのブログ
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お魔女の連載犬マンガが
ブログになりました。
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