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棚田を濡らす雨 2005/07/09 SAT(No.812)

少し大きな画像は「お散歩デジカメ・ブログ版」で。
 案の定、朝から雨。ほぼ終日降り続いた。
 昨夜はさすがに目が冴えて眠れず、1時過ぎまで本を読んでいた。お陰で朝寝坊、起床8時である。もっとも、今回の四国は雨か曇りの日々なので、朝日を狙った撮影がない。遅く起きても困るというわけじゃないのだ。
 市内のファミレスでゆっくりと朝食。9時半過ぎに活動を開始した。まずは上勝町の樫原の棚田。市内から片道45キロである。県道16号を西に進む。町役場を過ぎたところに下平という集落があり、そこから農道の上りになる。約3キロ、切り返さないと曲がれないカーブが連続する狭い道だ。普通なら前に進むのが怖くなるところだが、幸いなことにところどころに「樫原の棚田村」という看板が立てられているので、少なくとも行き止まりでないことだけは確信が持てる。すれ違う車がないこともありがたい。対向車が来たらどちらかがバックすることになるわけだが、ほんのわずかハンドル操作を誤れば谷底まっしぐらである。
 美しい棚田だった。ところどころに紫陽花が植えられていて、その花が最盛期を迎えている。運がいいというかなんと言うか、こういう景色に雨、まるでこの日のために写真の神様が用意してくれたみたいなお膳立てだ。雨の日の撮影は気が滅入るものだが、それでも雨の日には雨の日にしか撮れない写真がある。
 ちょうどお昼。予定は何もないので徳島まで戻りうどんの昼食。愛媛、高知、徳島と、毎日のようにうどんを食べているけれど、さすがは本場の四国、一度もハズレがない。
 ほとんど土砂降り状態だが、時間はたっぷりあるので、ここまで来たついでに淡路島で棚田を探してみることにした。鳴門大橋を渡り兵庫県に入る。南あわじ市の旧・西淡町のあたりを徘徊し、棚田らしい棚田は見つからなかったけれど、田んぼの景色など20枚ほどの写真を撮った。
 高速で高松へ。午後5時ホテル着。雨がようやく上がった。明日は小豆島だ。大阪からなにわ唐芋くんとうみひこさんが駆けつけてくれることになっている。
著・キット・タケナガ
「デジタル・写真の学校」
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撮影データ
カメラ

CANON
EOS1D MarkII
EF 28-135mm IS USM
撮影日 05/07/09 12:01
ISO感度 100
絞り F5.6
シャッター 1/30
露出補正値 -1.0
WB 屋外
露光方式 絞り優先AE
測光方式 評価測光
合焦方式 スポットAF
焦点距離
(35mm換算)
28mm
(36mm)
その他 手持ち撮影
レタッチソフト ちびスナ


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【使えるワザ】
 35mmフィルム換算で36mmだから、標準よりやや広角寄りといった画角だ。それでも、こういう広角らしい描写ができる。純粋に広角の描写になると、手前の紫陽花はもっと大きく写す必要があるのでかなり寄って撮ることになる。手前が大きく写る分、画面に迫力が出るわけだが、逆に遠景はうんと小さくなるので、この場合は意図に沿わない。なぜなら、主役はあくまで棚田のつもりだからである。紫陽花は「雨」を描写するための小道具に過ぎない。
 ポイントは合焦位置。暗いし、手持ちなので絞りには限界がある。できるだけ被写界深度を稼ぐためには、合焦位置の手前は浅く奥は深いという被写界深度の性質を利用するわけだ。つまり、この場合は、紫陽花のちょっと奥ぐらい、距離にして3、4メートルぐらいにピントを合わせてある。さすがに一番手前の葉っぱの部分までは無理だが、それ以外はほぼパンフォーカスになる。
読者からのメールや質問やヤジ
paul81さんから
 レースの画像がないので、愛知万博を観に行く予定だったのですが、変更して、お天気しだいで7月17日か18日に鈴鹿ほど遠くないツインリンク茂木の「もて耐」を見に行ってみようと思っています。チケット2千円・駐車料千円(二日間セット)、15日、16日だと半額のようです。
砂名ちゃんから返信
 もてたい→あは、もて耐ですね(笑)。Paulさん、栃木県ですね。参加したいと思います。東京杉並区からの参加です。どうすれば良いでしょうか?(まだ、土地鑑がからっきしです。どうぞよろしくお願いいたします)。
 15〜16日なら、チケット半額なのですね。人も少ないのではないでしょうか?前売り券を買えば、KTMも観られるのですね(^_^)v
 時間、待ち合わせ等、また詳細をここでお願いできますでしょうか。ちなみに、マチコちゃんも行かれますよね?お会いできるの、楽しみにしています。
そーあゆさんから
 いつも参考にさせていただいています。 ところで、朝顔がうまく撮れないのですが、(背景とかがごちゃついて)先生ならどういう構図で撮影しますか??
返信
 朝顔に限らず、花の撮影は背景が一番大切です。できるだけすっきりした背景のところを探すこと、背景とメインの花の距離ができるだけ大きい位置を探すこと、絞りは開けること、空を入れないこと・・・だいたいこういった点を注意すればそれなりの写真になります。あとは、数を撃つことですね。光の加減や天候でもずいぶん違った写真になりますから、数多く写すことが大切です。詳しくは、26日発売の「デジタル・写真の学校」をご覧ください。
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7月17日(日) 関東支部・もて耐ミニ撮影会
7月18日(月・祝) 関西支部・セイラビリティー大阪ミニ撮影会
7月27日(水) 関西支部・高野山ミニ撮影会 ⇒詳細
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7月31日(日) 関西支部・鈴鹿八耐ミニ撮影会 ⇒詳細
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