病院はまたしても空振りであった。昨日確かめておいたので今朝はちゃんと早起きし、8時半の初診受付開始時間ぴったりに出かけていったのに、なんということか、今日は泌尿器科の初診受付日ではないんだと。まさか、受付する日としない日があるなんて考えもしなかったので、時間だけしか確認していなかったのだ。さすがに今日は、自分自身が間抜けに見えてしょうがなかった。常識的な社会人としての暮らしから乖離した生活を送っていると、こういう基本的な部分で置いていかれる。病院なんて「いつでもいらっしゃい体制」で運営されているものとばかり思っていたが、鬼嫁によると、救急の患者でさえ断られるのが病院なのだそうだ。
というわけで、病院行きは来週になる。天気予報によると、明日の関東沿岸部はピーカンだそうなので、朝のお天気を確かめて、良ければ御殿場方面に冬富士の下見に行くつもり。明後日は友人のところでパーティ、土曜日は会議、日曜日は取材のお仕事と、ずっと予定が詰まっているからだ。ま、別に自覚症状があって苦しいとか痛いというわけじゃないので、数日伸びたからといって死にはしないだろう。
靴下を買いに行った。こないだの東北支部新年会でも話題になっていたが、最近ボクは5本指靴下にハマっていて、だんだん普通の丸先靴下が履けなくなってきている。最初履いてみたときには、なんてダサイものかと思ったのだが、いざ履き始めてみたらその快適さったらない。足首から先は普通は「足」だが、この靴下を履いていると、5本の指まで「足」の範疇に入れてしまうのが気の毒になるぐらい指に自覚が出てくる。足首から先は「足」と「5本の指」なのである。夏場、どんなに暑くても蒸れることがないし、テーブルから落ちたものは足指で挟んで取れる。便利この上なしなのだ。
その5本指靴下に次々に穴が開いて、次第に数が払拭してきたので補充の必要が出てきた。行き先はよくある労働者ショップである。土建方面のニーチャンたち御用達の店だ。聞くところによると、この手の靴下が出始めたのはこの方面の店が最初なのだという。いわゆる地下足袋からの派生品なのだそうだ。
そういう発祥の歴史があるので、この靴下を買うときはいつもこの手のお店に行くことにしている。5足で780円、安いのである。5足で580円、980円というのもあったが、見た感じではどこが違うのかよく分らなかった。こういうときは中庸を選ぶのが無難だろうというわけ。安物なので半年もすると穴が開くけれど、たかが靴下に大金を叩くほど耄碌はしていないのだ。
宇都宮で用足しした帰り、高速では面白くないので下道を走ってきた。ちょうど利根川を渡ったところで西の空にかかっていた雲が晴れてきたのが目に入ったので、ちょっと寄り道して関宿城を撮った。利根川と江戸川の分流点に建つこの城は、1457年というから徳川家康がまだ江戸幕府を開く前に築城されたものである。江戸時代には水関所が置かれ、北関東から江戸に向かう水運の要であった。城自体は明治期に壊されたのだが、当時の三層櫓式のまま再建され、現在は千葉県立の博物館になっている。この時期、利根川の対岸から見るとちょうど城の後ろに日が沈む。富士山が見えれば良かったのだが、晴れたとは言え雲がまだ厚く、姿は見えなかった。 |
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撮影データ |
カメラ
OLYMPUS
Camedia C8080 WZ |
撮影日 |
06/01/18 16:35 |
ISO感度 |
50 |
絞り |
F5.0 |
シャッター |
1/160 |
露出補正値 |
-1/3 |
WB |
曇天 |
露光方式 |
絞り優先AE |
測光方式 |
評価測光 |
合焦方式 |
スポットAF |
焦点距離
(35mm換算) |
35.6mm
(140mm) |
その他 |
手持ち撮影 |
レタッチソフト |
ちびスナ |
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